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Posted by ブクログ
‹内容紹介より›
科学とは「疑うこと」からスタートします。
そこから仮説が立てられ検証されることで、さまざまな発見に結び付き、歴史を動かし、私たちの生活を大きく変え、そして未来をも左右していきます。
核兵器から原発、水素エネルギーから再生医療、首都直下地震から地球温暖化まで、世の中のことをしっかり把握できたとき、あなたはアルキメデスのように「やったぜ!」と思い、満足感を得るかもしれません。
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いままで、あまり深く考えてこなかった「科学的思考」とは何か、ということがわかりやすく書かれている。
文系の人間でも、「こういうことは理解しておいたほうがいいですよ」という基準が明確で読みやすい。
例えば「降水確率30%」というのは、同じ形の気圧配置になったら100回のうち30回は雨が降るという過去のデータがあります、ということだったり、「DNA」というのは「デオキシリボ核酸」という物質の名前で、「遺伝子」というのは「DNA上に記録されている情報」のことである、という知識だったり。
「劣化ウラン弾」のしくみや戦車の装備から「戦争の本気度」がわかる、という話や東日本大震災のときに情報が錯綜したことなど、ジャーナリストならではの分析も。
特に文系人間がやりがちな「相関関係」と「因果関係」の取り違えに注意したい、という話は身につまされる思いがしました。
「朝ごはんを食べる生徒は学力が高い」かもしれないけれど、「朝ごはんを”食べると学力が上がる”」という因果関係は証明されていない、という話。
なるほど、と思います。
他にも、中華料理に使われる「八角」というスパイスから「タミフル」が開発された、という話や、地球温暖化で海面上昇の原因となるのは南極大陸の氷が溶けだすことよりも海水自体の温度が上がることで水の体積が膨張することだ、ということなど、トリビア的な情報も満載です。
Posted by ブクログ
格差関連でベストセラーを出した池上先生による科学解説本。わかりやすいし、面白い。特に序章は感動した。科学とは何か、どう理解すべきかを語っていて、それは歴史的・哲学的な視点からも語られている。その後は物理、化学、生物学、医学、地学、環境問題について、かなり専門的な話をジャーナリスティックな各テーマ選択でかなりかいつまんで語られている。それでも原子力についてこんなに突っ込んだ話は自分でも初めて。原子力はあまり好きでは無いので自分には気分悪くなる位だった。他も期待通り、単に科学の視点でなく社会やニュースとの関連させて語られている。この人は文系とのことである。しかし専門外と思われる分野についてとにかく良く調べるものだと感心する。
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