【感想・ネタバレ】池上彰の世界の見方 イギリスとEU~揺れる連合王国~のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年03月25日

ボイコットって、アイルランドの男爵の名前なんかい!アイルランド問題に興味持ちました。IRA対アルスター義勇軍。

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Posted by ブクログ 2020年06月07日

イングランドとスコットランド、ウェールズ、北アイルランドとの関係性は新鮮だった。また、EUでありながらポンドを使用し続けたこと、イギリスの影響力が世界に及んでいること等、各状況に至った背景には納得させられた。今後日本がイギリスとどのように付き合って行くべきか、方向性を考えさせられた。

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Posted by ブクログ 2020年04月19日

池上彰が東京の高校で授業をした時の様子を本にしたものです。 イギリスが EU からなぜ脱退したのかなど分かりやすく説明してあります。 その他にもイギリスの文化や風習などためになることが山盛りです。 EU 脱退は国民投票で決まったわけですが、 若者が選挙に行かないとどういうことになるかの説明も大変分か...続きを読むりやすかったです。

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Posted by ブクログ 2019年12月08日

2019/12/8
ドイツ編買ってたけどこっちを先に読んでしまった…。この本が最新刊みたいですが、イギリスが若干混迷気味な理由を歴史的背景や地理的背景などの側面から分かりやすく解説してくれています。
そういえば離脱決まったはずなのに何をグダグダしてるんだろう?みたいな印象だったのですが、その背景にあ...続きを読むる北アイルランドの問題、その原因とつながるイギリス国教会の誕生にまつわる王室の歴史、王室に絡むイギリスの今の政治のあり方とその経緯、イギリスと絡んで日本がどのように関わっているのか、イギリスのEU離脱の国民投票実施から日本が学ぶべき教訓は何なのかということなど広い視野で考えさせられます。
イギリスのEU離脱の国民投票の結果は今の日本が今後どうあるべきなのかを反面教師的な感じで見せてくれているのではないかと思います。若者と高齢者の間での移民に対する意識の開き、危機感の違い、タカをくくって投票に行かなかった若者が招いた結果でもあり、議会での決定とのねじれを見ると今後も大きく混乱して、イギリスの行方もどうなるのかわからないような気がします。
日本でも国民投票の議論がある中で、イギリスの結果から日本はどうしなくてはいけないのか今一度考えないといけないと思います。また、イギリスという何気なく呼んでいる国名も、現地の人からしたら、スコットランド、ウェールズ、イングランド、北アイルランドであるということ、どうしてそういう意識があるのかということは歴史に学ばないといけないと思いました。
歴史に出てくるだけではない部分を多く学べたように思います。

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Posted by ブクログ 2023年02月25日

おもしろい。留学へのモチベーションを高めようと思って軽く読んでみた。昔世界史が好きだったなーというのを思い出した。高校生向けに話しているので、とても読みやすいしポイントを抑えている。わかりやすく説明しようとするあまり一方的で根拠のない部分もあるように思えるが、とにかく読みやすくてイギリスという国をイ...続きを読むメージしやすかった。
議会制民主主義、二大政党制、健康保険制度など、日本がマネした部分も多い。大英帝国、植民地、軍事大国、保守党と労働党、ビートルズ、シェイクスピア。スコットランド、北アイルランド、ウェールズ、イングランド。オックスフォード、ケンブリッジ、イートン校、ノブレスオブリージュ。ヘンリー8世、イギリス国教会、ピューリタン、クロムウェル、名誉革命、産業革命。シェンゲン協定、ブレグジット。

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Posted by ブクログ 2023年01月16日

 タイトルにイギリスとEUとあるが、イギリス中心の解説。
イギリスの階級社会についてや、ノブレス・オブリージュについてが興味深い。
 皇太子がアフガニスタンの戦地に行ったというニュースは報道でみたことがあり、すごい皇太子だな、と思っていたが、この皇太子特有の性質ではなく、特権階級だからこそ、最前線で...続きを読む戦う、という意識が根底にある、など考えたこともなかった。
 ハリポタで、成績優秀者が寮長になり、服装からそれがわかり尊敬されること、などの描写があったが、これはイギリスの特権階級が通うパブリックスクールがモデルというのは、なるほど、と思う。
 世界史でイギリスはよく登場するし、ニュースでも見かけるので結構知った気になっていたが、初めて知ることが多く面白かった。
(イギリスがEU離脱することが話題になっているからタイトルにEUを入れたのだろうけれど、EUについては「ドイツとEU」で語っているので、そちらを参照、ということで、イギリスについてが話の中心だった。自分は、イギリス中心の解説を読みたかったので、それで良かったのだが、タイトルにEUを入れるべきではないのでは?)

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Posted by ブクログ 2022年06月07日

■ Before(本の選定理由)
このシリーズは5作目。国際社会の大国ながら、どこか独善的というか、孤高な雰囲気を感じる。日本と同じ島国である彼等は、現状をどう捉えているのだろう。

■ 気づき
階級を当然に捉えて、貴族はノブレス・オブリージュ=恵まれた者は責任を伴う、を体現する。あくまで別世界であ...続きを読むって、労働者階級の人が卑屈になるということは無い。元植民地という繋がりに始まる英連邦には、カナダ・オーストラリア・インド・南アフリカも加盟していて、良い関係を構築しているという。ポルトガルの植民地支配とは大違いだ。

■ Todo
国家元首(しかも10数カ国)たるエリザベス女王の偉大さを実感した。政治や経済は色んなことがあるけれど、揺らがない価値。日本の皇族は同じように言えるだろうか?きっとそうなのかな、と感じた。大日本帝国憲法の序文を思い出す、日本は万世一系の天皇が之を治(しら)す所なり。

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Posted by ブクログ 2020年08月02日

このシリーズのドイツ・インドが良かったので購入。

少し古い話題ではあるものの、ブレグジットと英国の歴史・仕組みおよび課題が短時間で把握できる良書である。

ヘンリー8世が開いたイングランド国教会、貴族制度やアイルランドとの紛争などについては、おぼろげながら知っていたものの説明できるほどではなく、改...続きを読むめて整理された知見が得られた。

次はロシアかな…。

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Posted by ブクログ 2020年02月09日

このシリーズはいつも知ってたつもりが知らなかったと発見する連続だったけど、今回ほど色んな事実を知ったのは初めて。
政治経済の他にも歴史的に知った新発見もあり、改めてイギリスって奥の深い国だと思った。
それと自分が思ってたより実は10倍以上面倒臭い地域であり、もしかしたらユーゴスラビアとかあの辺と匹敵...続きを読むするレベルではなかろうか。
それを繋ぎ止める役割が女王陛下にあったとは・・・。
でも結論から言うとイギリスの未来は暗いな。

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Posted by ブクログ 2020年01月12日

比較的情報がよく流れて知られているはずのイギリスであるが、池上さんは必ず知らなかったことをいくつか教えてくれる。これぞ池上本と感心しつつ読み終えた。
ちょっとした知識、ちょっとした知的刺激、決して難しくない文章。池上さんはやはりおもしろい。
本書の最終に教養エピソードがててくるところが微笑ましい。思...続きを読むわず読みながらニッコリしてしまった。皆にお勧めしたい本である。

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Posted by ブクログ 2022年06月05日

このシリーズはいつも学生産の賢さに驚かされます。イギリスについて知ってることも知らないこも、歴史的なところは多少これまで学んできましたが、現代とか政治の視線が入ると違った肉付けがされて興味深かったです。
英連邦王国の話や軍事大国としての英国などについては、その情報自体にあまり触れたことがなかったので...続きを読むとても面白かったです。

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Posted by ブクログ 2022年03月02日

UKロックが好きだけどイギリスのことは何も知らなかったなぁと思った。
EU離脱が決定した国民投票のことを考えると、安易に国民投票するのは危険だということがわかった

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Posted by ブクログ 2020年08月04日

「どうするんでしょうねぇイギリス」と思って手に取った一冊。個人的には案外、楽観視していたのだけれど、この本を読む限りそう簡単でもないようだ。特に経済面。

 制度の面でも、EUで決めて乗っかればよかったのが、自国で、となるとそれなりのコストがかかりそうだ。コモンウェルスでなんとかしちゃうんだろうか。...続きを読む

「蒸気機関車の時代に石炭をくべていた人がそのまま電気機関車にただ乗っているという状態になりました」って、同じようなことが、DXとかAI時代の今、日本の官僚的な企業や役所とかでも起こっていそう 笑。

 しかし、階級社会だけは肌感覚がないせいか、どの本を読んでも腹落ちしない。

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