池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
表紙デザインと池上彰さんの本ということで、直感で手に取った。
購入後に「小学館BOOK」と書いてあることに気づき、分かり切った話ばかりかな…と思ったけれど、一瞬で覆される程新たな知見ばかりで面白く、とにかく分かり易く、読んでいて楽しかった。
コロナが蔓延し始めた2020年初期に、原点回帰のように世界史を一から勉強し直していて本当に良かったと、何度となく思う場面があったけれど、この本を読んで改めて実感。
特に現代史に関しては日本と世界の関係性、政治の動きや環境問題に関する知見はとにかく目から鱗で面白く、10代の世界の著名人の紹介では感動してしまった。
仕事柄世界のいろんな国の人たちとの交流 -
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Posted by ブクログ
左翼本はこれまでちょくちょく読んできたつもりだったが、社会党についてはほぼ知らなかったなあ。と痛感し反省。共産党よりずっとインテリで議席もずっと多かったのか。ソ連を取り巻く空気感も書物を通してしか想像できないな。
「左翼=平和路線ってなってるけど本来の左翼は革命のためなら暴力は辞さないし自分たちが有する暴力は肯定する」というの、私の考えと同じすぎて笑った。右でも左でもなくさおり、とか言ってたけど、普通に左やん笑
私は共産党が今も革命政党であることが悪いことだと全く思わない。むしろ立派。
資本論関連本が売れたりとか時代が左派的になってきているというのは否定しないけど、それでも共産党が政党とし -
Posted by ブクログ
ネタバレ池上彰さんの本らしく、とても読みやすい。スラスラと読めてしまう。
テーマごとに分けられ、特にアイデンティティとこれからの資本主義のあり方について参考になる。
アイデンティティ政治が印象的で自分達のアイデンティティを、認めさせる事が大きな政治の要求になっている。
また、資本主義経済はどんどん格差を、広げている。今までは戦争、社会主義で格差を抑える要因になっていたのが皮肉なことだ。
しかし、現在の格差社会は資本主義経済の限界を露呈している。
富の分配、ベーシックインカムの導入も問われている。私は富を必ず分配すべきでしょう。資本主義ではなくもっと皆が楽しく暮らせる、共生を問うべきでは。 -
Posted by ブクログ
とても平易でわかりやすい。サラッと読める文章量。
中国赴任に当たり中国近代史を学びたいと思い読書。
・その国の事を見る時、どの国でも起きる事か特有のものか見分ける事。中国人はうるさい、マナーがなってないイメージがあるが、日本も昔はそうだった。東京オリンピックで一大キャンペーンを打ち変わった
・共産主義は私有財産がない社会。社会主義は共産主義を目指すプロセス
・1911年に毛沢東が中国共産党を設立。蒋介石の国民党は台湾へ逃れた。当初は国連常任理事国入りするも実質的な中国は中華人民共和国の為、代わる。そのタイミングで台湾は国連脱退
・オリンピックでよく耳にする〇〇の国と地域、という呼び方、 -