池上彰のレビュー一覧

  • 世界を変えた10人の女性 お茶の水女子大学特別講義

    Posted by ブクログ

    何をしたか知っているつもりで知らなかった人、名前しか知らない人、名前も知らない人…恥ずかしながらそんな人ばかりだった。元が優秀だったり裕福な人も多いけど、強い信念や目標があれば何かを成し遂げることができると感じた。行動力も素晴らしい。世界を変えることはできなくても、自分も、また娘たちにもこんなふうに強く生きてほしい。突っ込みどころ満載だったけど、学生たちのレポートもすごかった。

    0
    2019年11月05日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

    Posted by ブクログ

    池上さんの本はよく読みます。文章がわかりやすくて読みやすいです。
    ただ、わかったつもりでいることも多いのかもしれません。
    アウトプットが大事ということはよく聞きますが、実践していないことを改めて感じました。
    PCで調べることが多い毎日ですが、活字好きの私は励まされた気がします。アウトプットをする前提で物事を調べて知識を増やして行きたいと思います。
    好奇心はまだまだ萎えていないようです。

    0
    2019年10月27日
  • 日銀を知れば経済がわかる

    Posted by ブクログ

    池上彰氏が経済の仕組みをわかりやすーく解説する。

    1900年代はじめ、戦争資金獲得のために日本政府が紙幣を刷りまくってインフレが起きた事例には驚いた。

    ここ100年で経済はだいぶ進歩したことを実感。というか、そんなことさえ予想できんかったんかい、と思った笑

    逆にいうと、未曽有の緩和政策を続ける日銀は、今後、未曾有の副作用と向き合うことになる。
    経済にはまだ未知なことが多い分、今後を注視しなくてはいけない。

    ヘッジファンドの動きによって引き起こされたアジア通貨危機や、なんとなく理解した気になっていた経済ニュースがより深く理解できそうだ。

    池上さん、ありがとうございます!

    0
    2019年09月28日
  • 世界から戦争がなくならない本当の理由

    Posted by ブクログ

    190916.なんとなく色んなところで聞こえてきたことが具体的に書かれているなーという印象。土地の争いならまだしも、宗教やら主義やらで戦争というのはなんと愚かで悲しいことか。
    戦争当事者は我が事と奮い立っているが、バックの国の思惑に左右されていることもなんとも悲しい。
    たしかに憲法はいいかげん何かしら見直さないと、見直して始めて自立と言えるのではないか?
    主義やら宗教だってちゃんとアップデートが必要な気がする。出ないと原理主義と一緒では?

    0
    2019年09月16日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題10 転機を迎える世界と日本

    Posted by ブクログ

    190915.初めて読んだが分かりやすかった。序盤は社会の授業かと思われたが、なかなか。
    宗教観の実感が薄い。
    中東に関してはやはり理解力が追いつかない。
    トランプにしろ中国にしろ北朝鮮にしろ、思惑をそれぞれ解説しており面白い。
    イギリスのEU脱退が予想外で、具体策は引き伸ばししていることはびっくり。
    韓国も大変

    0
    2019年09月16日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先

    Posted by ブクログ

    トランプ登場の8から読み始めた。やはりわかりやすいし、過去からの歴史を書いてもらっているので助かる。近々、9,10も読み、現代に追いつく予定。

    0
    2019年09月14日
  • 令和を生きる 平成の失敗を越えて

    Posted by ブクログ

    平成について識者が語るとこんなに面白いか、と感心した。半藤氏は多くを昭和まで遡っている。
    二人共に、客観的な事実と身近な体験を元に語っているので説得力がある。昭和史の泰斗たる半藤氏が悠仁親王に歴史の講義をしたというエピソードはホッとする。

    0
    2019年09月11日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    正しいことを言うときは少し控えめにするほうがいい。
    まずは、何を書くかをはっきりとさせる
    自分の小さな経験から入る。
    なんでもいいから書いてみる。
    書いているうちに結論が浮かんでくる。
    要素を書き出す
    言葉というのは、受け取る人によって、イメージがまったく違う。
    これは誰に向けて書いた文章なのかを自覚しながら書く。
    自分が腹の底から意味のわかる言葉以外は使わない。
    わかりにくい文章を書いている人は、その物事についてよくわかっていない。
    自分が本当にわかっていることを、自分の言葉で書くのが基本です。
    これは誰に読んでもらうものかを常に意識しながら書く、というのが、文章を書く基本になる。
    小学生に

    0
    2019年09月08日
  • そうだったのか! 日本現代史

    Posted by ブクログ

    日本の現代史がわかりやすく書かれていました。

    つい最近のことなのによく理解していなかったことがこんなにも多かったかと我ながら反省するべき点がたくさんありました。

    覚えているようですぐに忘れているのを痛感しています。

    少し立ち止まって後ろを振り返ってみるのはとても大事なことです。

    イスラムやロシアのことはなかなか理解しにくい点もあって聞き流してしまっていたことが雲が晴れたような気がします。
    ニュースの見方が少し変わるかもしれない、物事を深く追求するサポートを得たような気分です。

    0
    2019年09月03日
  • 学び続ける力

    Posted by ブクログ

    面白かった。ぐいぐいと引き込まれて、一気に読んだ。学べば学ぶほど視野が広がり、知的好奇心を刺激され、自分を客観視でき、自分の学びがいかに足りないかがよく分かってくるという著者の言葉に、心から納得。折に触れ読み返したい。

    0
    2019年09月02日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題10 転機を迎える世界と日本

    Posted by ブクログ

    そろそろこのシリーズで扱ってきた内容で『そうだったのか!現代史パート3』ができそうになってきた。恐怖政治のような体制でも発展をつづける中国、文大統領のあぶない舵取りでガクガク揺れる韓国、曲学阿世の徒を絵に描いたようなトランプが横暴をつづけるアメリカ、いつの間にか先進国から転落をはじめている日本など、世界は常に、知らなきゃ恥をかくことに満ちている。

    0
    2019年08月27日
  • 政界版 悪魔の辞典

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    テレ東選挙特番で話題になったテロップ芸『政界版・悪魔の辞典』に、注釈を設けて書籍化したもの。右も左も中道もオールレンジで攻撃対象にする池上イズムを堪能できる。高校で選挙の教育に、テキストとして使用したらどうか?(でも日教組の先生は嫌がるだろうな)

    0
    2019年08月26日
  • 令和を生きる 平成の失敗を越えて

    Posted by ブクログ

    以前から両氏の著作は追いかけてはきたけれど、まさかこの2人が対談して、それが1冊の本になるとは思わなかったよ。ざっくり平成30年間を振り返る内容で、手に取る前の期待は裏切られなかった。おなじみの池上解説&半藤史観。

    0
    2019年08月26日
  • 令和を生きる 平成の失敗を越えて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    6章に日本が「地政学的に武力で守れない国であること」、「核兵器を持てない明々白々な理由」が書いてある。なるほどなぁ、こういう説明は、初めて読んだ。

    0
    2019年08月24日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

    Posted by ブクログ

    ①なぜ、いま、大世界史か
    歴史は現代と関連づけて理解することで、初めて生きた知になる。読書や歴史を学ぶことで得た代理経験は、いわば世の中の理不尽さを経験すること。だからこそ社会や他人を理解し、共に生きるための感覚を養ってくれる。例えば「今は新帝国主義の時代である」というキーワードによって世界の動きがかなりはっきり見えてくる。それだけで説明できないものも残る。
    ②中東こそ大転換の震源地
    これまでアラブ人といえばスンニ派だった。しかし、イラクの現政権を実効支配しているのは「シーア派アラブ人」であり、新しい民族が生まれつつある。こういう混乱した状況になると、最終的には思想が人を動かす。だから過去にど

    0
    2019年08月21日
  • 池上彰の宗教がわかれば世界が見える

    Posted by ブクログ

    2019/8/8
    池上彰さんが世界の宗教に切り込んで解説してくれた一冊。世界三大宗教に対して一般の人々が持っているイメージを、その宗教に詳しい人に聞いて疑問を解決してくれるような対談形式になっているところも魅力的だと思います。
    池上彰さんの問いは自分たち日本人が宗教に対して感じていることや持っているイメージを代弁してくれているような感じでとてもわかりやすかったです。また、この本を読むことで宗教についての理解が少しは深まるのではないかと思います。
    他の国の宗教観念と日本における宗教観念の違いやそれぞれの国、地域でその宗教が信仰されている背景にあるもの、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教、仏教のそれ

    0
    2019年08月08日
  • 池上彰の世界の見方 朝鮮半島~日本はどう付き合うべきか~

    Posted by ブクログ

    すごい面白かった。何も知らなかった!何も!歴史の教科書にこんな重要なことが載っていない(少なくともわからない)というのは大問題だと思う。
    今更知って、なるほどだからこうなっているのか、とやっとわかった。

    0
    2019年08月06日
  • 世界を変えた10人の女性 お茶の水女子大学特別講義

    Posted by ブクログ

    池上さんの講義を書籍化したもの(『世界の見方』シリーズなど)は、わかりやすい語り口で大好きなのだが、この本も非常にエキサイティングだった。
    まさに、学生時代を思い出した。
    思考を深めて、自分の論を展開する……それを徹底的に叩き込まれた学生時代だった。
    それで、人間的にひと回りもふた回りも成長できたと思う。
    池上さんのよいところは、けして自分の意見を押し付けないところ。
    いい情報も、悪い情報も、等しく前に並べて、
    「さぁ、君はどう考える?」と問いかけてくる。
    それに真剣に向き合う姿勢が問われる。
    私も、池上さんの講義、直接受けたかったなぁ。

    0
    2019年07月30日
  • 池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本は中高生向けに書かれたということですが、それでも中東は、宗教や民族のあたりが難しく、理解しにくい箇所もありました。でも、今まで全く知らなかったことがかなり理解できました。中東を理解する1冊目の本としてはかなり良書だと思います。

    第一章「混乱の始まり」から見る中東
    第二章「戦争とテロ」から見る中東
    第三章「地理・民族・歴史」から見る中東
    第四章「イスラム教」から見る中東
    第五章「石油利権」から見る中東
    第六章「難民大発生」から見る中東

    特に一番の問題点であると思われる「戦争とテロ」の項目のまとめを覚書のため、以下抜粋します。

    ソ連が「国境を接している国に、自分たちのいうことを聞く政権

    0
    2019年07月29日
  • 池上彰の世界の見方 朝鮮半島~日本はどう付き合うべきか~

    Posted by ブクログ

    かつて北朝鮮がよい国だとして在日の人やその妻が半島に渡った。こっちは良い暮らしだ。サッカリンを送ってくれなどと窮状を秘密裏に訴えた。

    0
    2019年07月20日