池上彰のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「池上彰の世界の見方」シリーズの導入編。
地図、お金、宗教、資源、文化、情報の6つのテーマで世界を見ることについて、高校生の授業で解説したことを本にまとめています。
出版年が2015年なので少し古くなってしまっていますが、いつの時代も世界情勢を見るときに上記6つの視点からっみることを覚えておくと、世界各国それぞれの思惑なども読み取りやすくなる、ということがわかりました。確かにこの6つ、どれも大事。
国によって地図が違うのは当たり前ですが、特定の国の名勝が違っていたり、白抜きのままになった国があったりというのもそれぞれのお国事情が見えておもしろい。
また、日本は宗教観に関してかなり異端とい -
Posted by ブクログ
世界史の中でもヨーロッパ史は各国の思惑が交差しておもしろい。特に第一次世界大戦前の帝国主義時代なんて、まるで泥沼で昼ドラよりもおもしろい。
しかしさすがにいつまでもケンカしているわけにもいかず、いかにケンカしないでやっていけるようにするかを模索しだしたのがEC(EUの前身)ということですが、これが実はドイツ抑え込み作戦だったとは。そして皮肉にも今のEUはドイツ主導になりつつあると。だからタイトルは「ドイツとEU」なんですかね。実際本文も、EUを知ると同時にドイツをがっつり知るような内容でした。第一次世界大戦で負けたドイツ→ひどいインフレで不満高まる→ヒトラー登場・・・あたりからしっかりおさら -
Posted by ブクログ
アメリカって日本と密接にかかわっている国なのでよく知っているつもりでいましたが、意外とよく知らないことが多かったな~というのが読後の感想。
最終章の「日米防衛協力から見るアメリカ」のところは太平洋戦争勃発前の関係から話をたどっていったので、ちょっと近現代史をかじっていればわかる話だったのと、「大統領選挙からみるアメリカ」は池上さんの番組で解説していたことのおさらいだったのでまぁこんな感じかなと。
「キリスト教からみるアメリカ」は日本とアメリカの宗教観の違いがおもしろいと感じました。
読んでいて一番楽しかったのは「人気の就職先からみるアメリカ」
日本の学生とアメリカの学生の就職に対する意識 -
Posted by ブクログ
この1冊だけで、幅広い話題にふれることができ、これもまた「知の越境」の1つかもしれないと思う。
印象に残ったエッセンスは以下。
・アウトプットを意識したインプット
・日本は1つのことをやり通すことがいいという思想があるが、それが選択肢を狭めている可能性がある
・すぐに役立つものは、すぐに役立たなくなる
・質問を抑え込むのは、本人の成長の機会ばかりでなく、周りの人も賢くなる機会を奪う
・人をだしに使う質問法
・越境の醍醐味(無知の知、未知を知り停滞を破る、共通点を見出す、多数の視点を持つ/自分を相対化)
特に越境の醍醐味に関して、分野の狭間に橋を架ける発想や、トヨタとメルセデスの話で信頼関係の重 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事がつらくなったら読書に逃げ込む、なるほど。
理想の社会をイメージし、自分が果たす役割を自問自答し、その理想に向けて動き出すことが大切。
何度も会える関係を築くには、名刺の力ではなく個人の力量を磨き続けること。その道の専門家と議論できるくらい問題に精通すること。
教養を効率的に身に付ける、その考え方が失敗のもと。
自らの頭で考え抜き、課題を乗り越えていくこと。
自分たちで世界のシナリオを描こう。ニュースから世の中の流れを読み解き、歴史に照らし合わせ時代を見据える。
頭を自分の思考の運動場に。
自分に負荷をかけることで成長につながる。
自分に足りないのは難解な書物の読み込みだな