無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
生前退位の意向を表明された天皇陛下。2019年4月の退位を前に、そもそも、天皇陛下とは、皇室とはどういうものか。日本人なら知っておきたい「天皇」にまつわる話について宮内庁の取材経験もある、池上彰氏が解説。●「天皇制」はいつできたのか? ●「生前退位」は何年ぶりに行われる? ●「宮家」って何ですか? ●「国民統合の象徴」ってどんな意味? ●これからの「天皇」と「皇室」はどうなる? いまさら聞けない「天皇」の話が、この一冊ですべてわかる! 宮内庁の「侍従職」を10年半務めた渡邉允氏と池上氏の対談も実現。天皇家の執事が語る、天皇、皇后両陛下の素顔とは。「私たちは天皇や皇室について、まだまだ知らないことが数多くあります。憲法の中で、天皇のお務めはどのように規定されているのか。さまざまな時代で、天皇はどういう存在だったのか。このように、天皇や皇室について知ることは、憲法や政治のあり方、日本の国柄や歴史を考えることでもあるのです」(「はじめに」より抜粋) 【本書より】●はじめに 「なぜ天皇と皇室について知る必要があるのか」 ●第一章 憲法の中の天皇 ●第二章 知っておきたい日本の皇室 ●第三章 歴史の中の天皇 ●第四章 天皇と皇室の仕事 ●第五章 生前退位と皇室の未来 ●天皇家の執事が語る皇室の素顔――対談・元侍従長 渡邉 允 ●おわりに 「平成が終わる今だからこそ、天皇について考える」
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
平成天皇が生前退位をされたときの経緯をもとに、天皇制を考える上で、歴史を紐解き、皇室とその仕事を紹介しながら、最後に天皇のお側で仕えた元侍従長とのインタビューを通して、わかりやすく考えさせられる構成になっている。
現在の皇位継承者は3人(秋篠宮→悠仁親王殿下→常陸宮)しかいない。常陸宮はご高齢のため、悠仁親王殿下に男性の世継ぎが生まれなければ、天皇の系統がなくなる問題が手付かずで残っている。これは男系男子のみが皇位を継ぐことができる皇室典範に基づくものになる。過去には女性天皇が6人(計8代)いたが、いずれも男系男子の天皇に繋がっていた。今上天皇の長子として愛子様がいるが、前例に基づけば皇位継承できるが、この皇室典範が縛りになっている。天皇制の持続について、政治家が放置してきた不作為は重くのしかかってくるだろう。最後に、元侍従長のお話を通して、天皇の素顔に近づくことができるが、憲法で表現されている象徴天皇という立場を抱え続けた思いに深く頭が下がる。
Posted by ブクログ
分かりやすさで定評のあるジャーナリスト池上彰による、天皇についての本。
本書は上皇陛下がまだ生前退位される前に刊行されたものであるが、学ぶところは多いにある。
そもそも日本人として日本に生まれたからには、意識せずとも(どの国でもそうなのであろうが)自身の国について考えさせられることがあるのであろうが、ではその中心ともなるのは、日本では首相ではなく、天皇なのであろう。
それは主役が国民となった今日においても、我々自身の気づかない連綿たる伝統と歴史、そして国民を繋ぎ融和と繁栄の、まさに一個人を脱した結合体かのようである。
日本国の象徴であり日本国民統合の象徴、簡単には言うが、それを日々問い続け、実践されてきた上皇陛下には、並々ならぬ思いがあったのであろう。
果たして一般人がそういった高齢になっても仕事を継続していけるのかさえ疑問であるにも関わらず、多忙でも手を抜かず、生真面目にこなすことには、まさに国民の安寧と幸せを祈り、共に歩んできた証明となり、今後のあるべき天皇の模範ともなろう。
それ故に皇室がどうあるべきかを、しっかりと議論しなければならないのであろう。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用