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平成31年を迎える2019年から新しい元号を用いることが決まり、激動の平成時代が、ほぼ30年で終わりを迎えることになった。そこで、池上彰氏に、世界の中の日本・平成時代を読み解いていただく。「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズの特別版でもある。
バブルの頂点から始まった平成時代は、その後、バブルの崩壊、失われた20年を迎えることになる。くしくも平成のスタートは、東西冷戦終結とも重なり、新たな対立構造、グローバル社会と歩みを同じくする。日本の大きな分岐点となった激動の平成時代を世界との関わりから読み解く。全面2色展開とし、写真や図表、イラスト図解などを多用する池上「平成」解説講義。
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Posted by ブクログ
平成時代をザクッと知ることができる。普段は年号なんてなしにして、西暦だけでいいじゃないかと思いがちだけれど、「区切る」ことによって、ひとまとまりにして考えることができるし、改元前後の浮足立っている感じ、たまにはそういうのもいいじゃないかと思えてくる、平成最後の日でした。そういう意味でいうと、昔、災いのあと改元していた理由も納得できる。いつ頃から「昭和時代」「平成時代」という言い方は「馴染んだ感じ」になるのだろうか。そう考えると、江戸時代とか明治時代とか大正時代とかも、今は普通に使うけれど、次の元号に変わって暫くの間は「時代」をつける言い方に違和感があった時期があったのかも知れないと思えた。関係ないけれど、この紙質と2色刷りは必要だったのかな。
Posted by ブクログ
【30年の丸わかり】国内的に数々の災害や事件に見舞われながら、同時にグローバル化や冷戦崩壊等で国際情勢面も大きく動いた平成という時代をわかりやすく解説した作品。著者は、ニュース解説の第一人者として知られる池上彰。
出来事ごとに簡潔に解説がまとめられており、当時を振り返る上でも、そして当時を知らない人が勉強をする上でもとても有意義な一冊でした。背景知識として昭和の出来事の解説も含んでいるため、現代史をまとめた作品として広く参照できるかと思います。
〜平成という時代は、明治時代から上ってきた坂が、下に転じた時代と言ってもいいでしょう。〜
ツボの押さえ方が見事☆5つ
Posted by ブクログ
もうすぐ平成が終わるので、「平成史」という言葉が気になって読んでみました。
タイトルの「世界から見る平成史」という言葉に最初は疑問でした。「平成って日本の元号で、世界関係ないやん」って思いましたが、よくよく読んでみると、そうそう思い出した!元号が平成に変わったのとかなり近しいタイミングで冷戦が終結して湾岸戦争が始まって・・・そんな幕開けだったんだ。出来事が起こった年に数年程度のズレがあるからリアルタイムで生きていると実感しにくいんですが、歴史のうねりってこうやって振り返ると改めてわかるんですよね。
本の内容はリアルで生きてきた人間にとっては振り返り程度です。新書サイズでページ数もさほど多くもなく、軽く「こんなことがあったんだ~」程度のおさらいするのに適しているという感じです。
ただ、私にとってのこの本の意義は「歴史」と呼ばれる出来事の時間感覚をつかむことができたことかもしれません。
私の好きな「幕末」という時代も、後世の人間が歴史を学ぶと怒涛の流れのように感じますが、当時を生きた民衆にとっては約20年という年数を今、私が平成を生きた感覚のように過ごしていたんですよね。まるでアハ感覚の絵画クイズのように、気づけば景色が変わっている。
これからは歴史を学ぶとき「当時の人々の感覚はこうなんだろうな」と想像してみたいです。
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