【感想・ネタバレ】池上彰の世界の見方 アメリカ~ナンバーワンから退場か~のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年09月05日

中学3年生の生徒たちへ授業をした様子を書籍化しているので、池上さんと生徒の掛け合いもあり、ニュース初心者にも分かりやすい説明になっていると感じました。

日本より複雑な「アメリカ大統領選挙」や、アメリカの軍事・歴史など、日本にも関係してくる事柄を中心に、アメリカを多角的に解説しています。

中国やロ...続きを読むシアも脅威になりつつありますが、それでもアメリカの権力の強さは、強大ですね...。

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Posted by ブクログ 2019年11月30日

2019/11/30
相変わらず読みやすいです。
世界の警察を自負していたアメリカにも近年変化が起きている…書かれた時期がまだアメリカ大統領選前だったのでトランプ大統領誕生前でしたが、アメリカ大統領選挙のことも、どうしてアメリカでは大統領が強大な権限を持っているのかという歴史的な背景も解説してくれて...続きを読むいます。また、アメリカの歴史からわかる宗教との絡みもスルーできません。
アメリカの州は国並みの権限をそれぞれが持っていたり、世界の他の国でも大統領と首相がいたりするが、あくまでも政治のトップが首相であるということに加えた大統領の位置づけの違い、キリスト教のプロテスタントの人たちが作り上げた13州から始まったアメリカだが、多くの移民を受け入れていたら、今度はラティーノをはじめとする色々な民族の人々が増えてきていることによる問題点だったり…。
また、日本との安全保障に関係した関係性にも分かりやすく触れている。
アメリカの意向を強く反映して日本の政治も動いていること、中国の動きをアメリカが警戒しているがその余波は日本にも大きな影響を与えていること。安全保障の今後のあるべき姿。日本の安倍内閣は憲法解釈を変えたとあるけど、それは具体的にどういうことなのか、集団的自衛権てなんなのというような基本的なことからニュースで報道されていることが一体何なのかを再確認することができます。

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Posted by ブクログ 2018年10月17日

アメリカって日本と密接にかかわっている国なのでよく知っているつもりでいましたが、意外とよく知らないことが多かったな~というのが読後の感想。

最終章の「日米防衛協力から見るアメリカ」のところは太平洋戦争勃発前の関係から話をたどっていったので、ちょっと近現代史をかじっていればわかる話だったのと、「大統...続きを読む領選挙からみるアメリカ」は池上さんの番組で解説していたことのおさらいだったのでまぁこんな感じかなと。

「キリスト教からみるアメリカ」は日本とアメリカの宗教観の違いがおもしろいと感じました。

読んでいて一番楽しかったのは「人気の就職先からみるアメリカ」
日本の学生とアメリカの学生の就職に対する意識の違いもおもしろかったのと、アメリカの学生にはこんな会社が人気なのか~という単純な好奇心が満たされて楽しかったです。

でも確かに池上さんが言うように「就職するときは人気の会社で業績が良くても20年、30年先はわからない」というのはまさにその通りで。そう考えると「やりたい仕事」で就職先を選ぶアメリカの学生の考え方のほうが理にかなっているし、最近はだんだんとそういう流れになってきていますよね。というかええかげんなフリーランス志願者が増えてきているの何とかならんか、とも思いますが。

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Posted by ブクログ 2023年12月02日

トランプが大統領になる前の本なので少し古い部分もあるが、アメリカ建国の歴史等をおさらいできてよかった。アメリカ合衆国というのは成り立ちからして非常に特殊であり、我々はアメリカが世界のスタンダードだと誤解しがちであるが決してそうではないということを学んだ。時期的には集団的自衛権に関するトピックがホット...続きを読むだった時期なので、安保法案についても改めて考えさせられた。

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Posted by ブクログ 2023年03月26日

むかし、そうだったのか、アメリカという池上さんの本を読んだことがあるが、恐らくそこで書かれていたことが書かれているように感じた。でも忘れていることも多くあったので、思い出せてよかった。

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Posted by ブクログ 2021年08月01日

大統領選挙の流れは難しくてよく分からなかった。でもアメリカの歴史や宗教観、日本との関係も分かりやすく解説されてアメリカ人の思想の背景が少し見えた。この本読んだ後にアメリカ映画観ると少し違った見え方ができそう。

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Posted by ブクログ 2020年07月20日

アメリカについては大国ゆえすでに結構知っていることも多かった。
このシリーズを読んでいると他の国の世界の見方で読んだ事が繰り返し説明されている事がある。
世界はあらゆる面で繋がっているなと実感。

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Posted by ブクログ 2020年06月02日

米中がヒートアップしているので、読んだ一冊。  
網羅的に現代アメリカのさわりがわかると思います。
米国の州制度については、日本の県のイメージでいると、確かに混乱するな、と。
米国での州とは一国に近いもので軍隊もあり、州独自の憲法も存在する。
その為に、連邦より州が優先されると憲法に明記されているそ...続きを読むうです。

少し複雑な大統領選挙の仕組みも説明されています。同時に"自国中心主義"と謂われるトランプが大統領になった背景も分かります。
今年は大統領選ですが、長い期間かけて"メディア的な大統領"が育てられるのだとすると、"見られる事"でバイデンが今後どうなるか少し楽しみでもあります。

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Posted by ブクログ 2020年02月16日

日本とアメリカの若者の就職先人気ランキングが面白かった。日本は人からの評価や自分の生活の向上を気にしていて、アメリカは世の中のためになる仕事を選ぶと。ただ、皮肉にもアメリカが他国の情勢を悪化させているのが現実。そこにランキング(若者の想い)との矛盾を感じた。

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Posted by ブクログ 2018年10月19日

色覚異常について、その原因、対策、社会での対応などを解説する。自分は、赤緑色覚異常だが、弱、中、強の違いがあるのか。弱か中かな?ピンクのシャツを買ったり、ノートにボールペンの赤で線を引くと黒と区別がつかないことがある。

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Posted by ブクログ 2018年06月19日

2050年問題とはなるほど。その頃日本はどうなっているのか? 人気の就職先の違いも興味深かった。 歴史は浅いかもしれませんが、やはりダイナミズムを感じます。

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Posted by ブクログ 2022年04月03日

■ Before(本の選定理由)
ロシア、中東編を読み終わったので、次はアメリカ。
歴史に基づいて「いま」を解説するので納得感がある。

■ 気づき
大統領選挙の投票日は11月の第一月曜日の翌日。
こんなに半端なのは、農業の閑散期:11月、さらに安息日の日曜投票はNG、遠くから投票に来る人の移動時間...続きを読むを考慮して、月曜の翌日だという。

寄り集まり、キリスト教など、幾つもの理由に基づいた集合体なんだな、と感じた。

■ Todo
ブッシュ(息子)の失政と特にアフガニスタンでの政権転覆後の支援は酷い。「分かった気にならない」ことは自分でも見習うことができる。

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Posted by ブクログ 2018年03月03日

ダヴィンチのNACKS特集で安田さんが推してた。
授業の再録らしく池上さんが話してる口調なので、読みやすい。
アメリカについて知らないことって多い。

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Posted by ブクログ 2016年08月02日

中高生から読める本なので、わかりやすい表現で書かれています。アメリカについて実はあまりよく知らないなー、という大人が読むのにも適していると思います。
色々な側面から切り込んでいて興味深い。
2016年11月頃には、本シリーズの「中国・香港・台湾」編が出版予定らしい。そちらも読んでみたい。

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