池上彰のレビュー一覧

  • 池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~

    Posted by ブクログ

    アフガニスタンの侵攻、タリバンとアルカイダ、
    アラブの春にイスラム国・・・
    一つ一つの出来事はニュースで聞きかじってはいたものの
    カオスな状態で脳内に放置されていた中東問題。
    この本を読むと、それらが見事につながって
    あっという間に整理整頓されるという
    実にミラクルな快感を味わえます。
    (学ぶ楽しみが味わえると言ってもいいかも・・・)
    あくまでも入門シリーズなので、それぞれの出来事はさらりと触れているだけなのですが
    中東の歴史から宗教まで、手っ取り早く知ることができて
    おススメです。

    0
    2020年03月29日
  • 知的再武装 60のヒント

    Posted by ブクログ

    佐藤さんと池上さんの対談は常に刺激に満ちており、新刊を常に楽しみに待ちわびているシリーズでもある。

    今回は主に45歳以上の読者を念頭においているとのことだがその前でも十分に役立つ知識と知恵が詰まっている。

    40代を超えてからの再勉強の目的・手段として、非常に明快な言葉とわかりやすいエピソードでまとめられており、

    また、推薦図書も多くあげられており、また読みたい本が増えてしまった。うれしくもあり、悩みどころでもある。

    0
    2020年09月13日
  • イラスト図解 社会人として必要な世界の宗教のことが3時間でざっと学べる

    Posted by ブクログ

    読みやすく、分かりやすく良かった。
    為になったし面白くてページめくるごとにどんどん読みたくなった。

    0
    2020年03月26日
  • はじめてのサイエンス

    Posted by ブクログ

    さすが池上彰さん、分かりやすくて面白かった。科学とは疑うことから始まるという観点から、物理、化学、生物、医学、地学、環境問題について書かれています。学生の頃に習ったワードやコロナウイルスも登場。個人的には原子力の話が一番勉強になりました。なんでも鵜呑みにせずに疑ってみること、自分でも考えてみることが大切ですね!

    0
    2020年03月24日
  • 知の越境法~「質問力」を磨く~

    Posted by ブクログ

    時事問題をまとめた本ではなく、池上氏の仕事論
    人生論を語った本です。

    ここで言う「越境」とは、人生においては何が
    役に立つかわからない。「こんなことをしても
    ムダでは?」と思わず、目の前の課題をこなして
    行きなさい。そうすればそれが役立つ日が必ず
    くる。

    スティーブジョブスも似たようなことを言って
    いましたね。

    それから、一つの場所に止まるな、力を蓄えた
    のなら現状から飛び出して挑戦しろ、という
    意味も込められています。

    この時期、意にそぐわない人事異動を受けた人が
    読むべき一冊です。

    0
    2020年03月20日
  • まんがで身につく「伝える力」

    Posted by ブクログ

    じぶんごとで話すのではなく、伝えられる側にとってメリットがあるように話す。いわば、主語を上手く変えることが興味をもってもらうポイント。

    0
    2020年03月20日
  • 池上彰の世界の見方 東南アジア~ASEANの国々~

    Posted by ブクログ

    読んで良かった。
    宗教、政治、外交、、この地域との仕事をする上での基礎(国際協力の背景含む)が満載。
    必読であったと思う一方で、ある程度各国のイメージが自分の中にできてきた今だからこそ、理解できた部分も多いのかも。

    日本の占領がきっかけで東南アジア概念が誕生し、
    共産主義への防波堤としてASEANができたこと、
    なぜベトナムは中国に対し慎重(険悪)なのか?
    なぜマレーシアには中華系やインド系の人が居住しているのか、またなぜマレー人優遇政策をとるのか?
    フィリピンのドゥテルテ大統領とダバオ市の関係は?
    スーチー氏を理解するための多様な見方をすることのあり方とは?

    こういう「地域性」の勉強もま

    0
    2020年03月15日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界

    Posted by ブクログ

    少し古い本ですが、イスラムについてわかりやすく書かれています。
    イスラム教徒は5つのことを行い守る。

    0
    2020年02月29日
  • そうだったのか! 中国

    Posted by ブクログ

    上海に行った際に、多くの歴史(特に近代史)があることを知り読みたくなった。共産党政権の成立、毛沢東、文化大革命、経済の発展について多くの知識と、現在につながるところを知ることができた。とても分かりやすい内容で有意義であった。

    0
    2020年03月01日
  • おとなの教養 2 私たちはいま、どこにいるのか?

    Posted by ブクログ

    お金の価値は幻想だ、
    今まで当たり前で疑問に思わなかったことを見直すことができる素晴らしい本だと思いました。

    0
    2020年02月26日
  • 考える力がつく本―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

    Posted by ブクログ

    実学だけでなく、様々な分野の本を読みたいと思った。日本をひっぱる経営者たちも、全く違う分野の本から仕事や人のあり方を学んでいるのだと感じた。これからはリベラルアーツを意識した読書をして、世界について学びたいと思う。

    0
    2020年02月18日
  • 世界から戦争がなくならない本当の理由

    Posted by ブクログ

    戦後74年を池上さんのわかりやすい解説で振りながら、頭の中のバラバラの情報を線でつなぐことができました。特にキューバ危機のくだりや第一次世界大戦の戦後処理の失敗でドイツ経済が破綻しヒトラーが台頭して第二次大戦へとつながっていくあたりの流れがよく分かりました。一つの戦争が終わっても、それで世界の人々全員が幸せになるわけでなく、勝者と敗者が出る以上、次の戦争への伏線となってしまう。政治、宗教、各国の歴史、利権が複雑に横たわっているだけにその伏線を断ち切ることは難しいのかもしれません。それにしてもアメリカはちょっかい出し過ぎですね。世界中の人々が私利私欲に走らず本当に平和的な思いで行動することでいつ

    0
    2020年02月15日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

    Posted by ブクログ

    タイトルのとおりの本。わかりやすさの中に満足するだけではなく、その裏に隠されている事実を追及することが大事であることが書かれている。そのためには、常に様々な情報に接していることが重要であることを説いている。
    ただ池上さんの新聞や雑誌読み方は、誰にもできない。Webではなく、紙の新聞の重要性を説いていて確かにその通りだと思うが、将来はWebの割合が増えていくと思う。

    0
    2020年02月05日
  • 人質の経済学

    Posted by ブクログ

    【誘拐ビジネスを繁栄させる要素として、無政府状態、経済発展、そしてもちろん、強欲を挙げることができる】(文中より引用)

    外国人の誘拐や難民の密入国といったテロ組織や犯罪集団が生業とする「ビジネス」に光を当てた作品。数々の犯罪の裏で資金がどのように動いているかを明らかにしていきます。著者は、マネーロンダリングに関する研究の第一人者として知られるロレッタ・ナポリオーニ。訳者は、上智大学を卒業し翻訳家として活躍する村井章子。原題は、『Merchants of Men: How Jihadists and ISIS Turned Kidnapping and Refugee Trafficking

    0
    2020年02月05日
  • そうだったのか! 日本現代史

    Posted by ブクログ

    参考文献が多い
    情報の密度が濃いため★5

    祖父母が私に、ロッキード陰謀論を繰り返し熱弁していたのを思い出す。

    連立政権がどうして誕生したかが理解できたので良し。

    0
    2020年02月04日
  • 池上彰のマンガでわかる経済学<1> 経済のしくみ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    教習所の新本として置いてあった。
    経営学部として体系的に経済学を勉強しようと思っていたのでラッキーだった。
    池上彰×まんがで超絶シンプルかつ質の高い情報でタメになりまくりだった。
    内容としては、
    (序章より抜粋)「経済学は限られた資源をどう使えば私たちの暮らしが良くなるかを考える学問」とあるように、資源の最適配分について学ぶことができる。これはめちゃくちゃでかい。
    キーワード
    1章
    需要供給曲線
    景気動向指数 景気は人の気分
    2章
    物々交換→市→稲や貝→金や銀→両替商→兌換券→紙幣と銀行
    銀行は融資をしてお金を増やす
    3章
    重商主義
    アダムスミス 富とは消費財
    カールマルクス 労働者搾取への投

    0
    2020年02月01日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

    Posted by ブクログ

    率直な感想はマルクスすごいなってこと。140年も前に資本主義の問題をこんなにも正確に分析してる。でも原文読んでも絶対理解できないからそれをわかりやすく解説した池上さんはすごいってこと。

    0
    2020年01月26日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題10 転機を迎える世界と日本

    Posted by ブクログ

    「世界の情勢」を知るために毎年読んでいるこのシリーズ、今回も勉強になりました。ベネズエラってSBYOのイメージがあったから、国がそんな状況だとは知らず、かなりの驚き。5Gの特徴として大容量通信というのは知っていたけれど、低遅延でもあるなんてすごいね。どんなブレイクスルーによって実現したんだろう。イギリスのEU離脱によって、ドーバー海峡トンネルをユーロスターが自由に通行できなくなるというのは気が付かなかった。今回一番刺さった言葉は、「ビル・ゲイツやザッカーバーグ、ペゾスは、自分が欲しいと思うサービスや仕事が先にあって、ないなら自分で作ればいいじゃないかという発想だった。これはAIにはできない人間

    0
    2020年01月25日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界

    Posted by ブクログ

    語り口調で非常に読みやすかった。中東問題に関して日本人が誤解しがちなところ、知らないところを要点を押さえて解説されていて有難いと感じると共に自分の無知さに恥じ入ることしきりだった。普段見聞きするニュースは欧米寄りの価値観というフィルターを通したものが多いのだろうなと目から鱗。読み物としても面白かった。

    0
    2020年01月24日
  • 池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾

    Posted by ブクログ

    長期政権が近年腐敗していく姿を見ていると、もはや劇薬として共産党に政権を持っていただいた方が良いのでは……桜の会の詰め寄り方とかすげかったし………と思っていました。が、各国の社会主義、共産主義が国をどう導いたか、この本のシリーズ(主にこの本とロシア)を辿っていくうちに、共産党主導を安易に口走ってはいけないと思い直すことができました。性善説信望はあまりにも危険だ…。アベンジャーズ…インフィニティーウォー…サノス……

    0
    2020年01月22日