あらすじ
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世の中の不思議を、
お金から考える。
千円札は「千円」と書いてあるけれど、よく考えてみると、ただの紙切れですよね。あなたが勝手に「千円」と書いた紙を作っても、それはお金になりません。それが「日本銀行券」と印刷してあると、みんながお金として使うのです。不思議ですね。(前書きより)
そんなお金の成り立ちからはじまって、貯蓄と投資の違い/会社はだれのもの/景気をよくするには/年金とは/環境を守るにも経済の考え方が必要…。と、現代のお金とそれにまつわる社会問題を、幅広く紹介。新聞を読むために絶対必要な知識が、わかりやすくスラスラ身につきます。
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Posted by ブクログ
僕的に漫画を読みすぎたせいか長い本を今まで全然読まないし読めなかったんです。ですがこの本は違く1ページ1ページ書いてある量が多すぎず少なすぎず読みやすくてびっくりしました‼️それにちっちゃいけど4コマ漫画もしっかり面白くていつのまにかハマってましたwぜひ僕のような長い本は苦手な人でも読んでみてください‼️絶対ハマります。
Posted by ブクログ
とにかく文章がわかりやすい。
ただの説明にとどまらず、たとえ話や「そうなるとどうなる」といった問いかけもある。四コマ漫画は本旨にあまり関係がないものもあるけど、親しみやすくて読みやすい。子供がもう少し大きくなったら与えたい。
Posted by ブクログ
audiobookにて。
池上彰さんのお金の話。
お金の成り立ちから、必要性から、どう付き合うかまで。子供にもわかりやすく、大人が読んでも発見がある。
子供に読ませるかどうか判断したくてaudiobookの読み放題で聴いた。池上さんらしくわかりやすく端的で、明るい気持ちでお金と付き合えるようになるとてもよい内容。さっそく子供用に紙の本でも購入する予定。改めて私も紙で読みたい。
Posted by ブクログ
池上さんのお金の話。
お金とはどういうものなのか、インフレやデフレはどういう仕組みでおきるのか、株式会社とはどういうものか、などなど。
基礎の基礎でオトナには分かり切った内容なのかもしれませんが、
子どものころに、経済どころか社会科がまったくダメだった私には、とてもわかりやすくスッキリしました。
なんとなく、ぼんやりと、こういう風なんだろうなと思っていたことを、単純化して説明してもらうとスッキリしますね。
良いとか悪いとかの評価ではなく、事象そのものを単純に説明するというのは難しいことなのに、サスガです。
時々、4コママンガが微妙なところもありましたが、まぁ、ヨシとしましょう。
Posted by ブクログ
とてもわかりやすく解説されていて、読んでて飽きない。
自分のスタンスを挟まず、事実"だけ"を解説するのは難しいことなのに、
なるほど、とするする読めてしまうから、池上さんの筆致は好き。
現代社会を生きるには不可欠な経済、おカネの話であるのに、
改めて自分の知識の浅さを思い知った。
こういうことなんだな、と知ると、新聞も読む気になるから、あらふしぎ。
Posted by ブクログ
お金について
すっごく読みやすく分かりやすい内容。
テレビでよく見る池上彰さんが喋っているような、
よく噛み砕かれていて何度も読み返したくなる老若男女読める本。
上半分の余白と右半分のイラストで文字部分が極力少なくされており、さらに分かりやすい説明でスラスラとページが進み、"読んだ"という満足感が得られる仕様。
"本"としてよく考えられて作られているなぁと感心しました。
Posted by ブクログ
お金の基礎を学べた。
教科書よりも簡単な言葉を使って説明してくれているので、分かりやすいし良い復習になった。
お金の成り立ちから現在の景気、経済問題を知るのに優れている入門書だと思う。
Posted by ブクログ
15年ほど前の本なので内容が古いものもありますが、当時を生きていた人が読むには問題ないと思います。
内容は噛み砕かれていて分かりやすい。
ちょいちょい読み直したくなる、そんな本です。
Posted by ブクログ
お金の歴史については、知らないことも多くて興味深かった。経済については、噛み砕いた説明でイメージしやすかった。池上さんの表現は本当に分かりやすくて的確。
Posted by ブクログ
14歳へ向けて書かれているので、とてと読みやすかったし、理解してできた。
今まで漠然とお金を使ったりしていたが、この本を読んで、お金が廻る仕組みや、他の国々との関係性への理解が深まった。もっと賢くお金を使っていこうと思った。
Posted by ブクログ
audiobook倍速で1時間くらいで読破。
14歳からのお金の話を30歳が聞きました。
基本の基本だけれど、改めてお金ってそうなのかと思う内容もあった。
大昔はお金はなく、物々交換から始まった。各々で物々交換してたら、効率悪いから、一箇所に集まるようになり、市場が生まれ、4がつく日、5がつく日に集まるようになり、これが四日市、五日市の元となった。
そのうち、物と物を交換する媒体として、貝殻が使われた。財、貯などに貝がつくのはこのため。
貝殻だとその辺にあるし、信用なくなってしまい、金銀銅で作られるようになった。しかし、それらを持ち歩くとジャラジャラして持ち運びに悪いし、お金を持っていることがバレてしまうので、銀行が生まれた。いくら預けているかという証書を発行していた。
さらにさらにそこから、株式会社が生まれたり、投資会社が生まれたり、資本主義、社会主義が生まれた。
お金に関する勉強するのがテーマなので、お金に関する概要をさらっと知るのに良い本だった。
Posted by ブクログ
恥ずかしながら27歳にしてお金や経済の話は分からずに生きてきてしまった。
お金を勉強したいと思い色々な本を読んでみたが難しくて挫折…そこで簡単に読めそうな本を探していたらこの本に出会った。
さすが池上彰、分かりやすくお金と経済を解説してて非常に読みやすくて、一気に読んでしまった。文字量が少なめで経済用語も、たとえ話を交えながら説明してくれるのですんなり頭に入ってくる。イラストと4コマ漫画もかわいくて面白い。
ただ、フリーター歴が長い自分にとっては辛辣な意見もあり考えさせられた。
パート社員や派遣社員は、正社員と同じような仕事をしながら、給料はずっと低いのです。この結果、「ワーキングプア」が問題になっています。ワーキングプアとは、「働いても貧しい人」という意味です。いくら一生懸命働いても、給料が増えず、家族を養っていけないような状態の人が多くなっているのです。
P153
そうそう、アルバイトと正社員を両方経験したけどバイトだと給料ひくいのよね。正社員のときは手取り20万くらいで、バイトのときは手取り15万くらいだった。生活ギリギリで貯金なんて出来たもんじゃない。同年代の正社員の友人たちと比べて泣きたくなるときもあった。一番驚いたのは、営業マンの友人が手取り40万くらい稼いでたこと。これには度肝を抜かれたわ。同い年なのに仕事しだいでこんなにも変わるのかよ。その人は彼女と同棲してて近いうち結婚するらしい。いやー、フリーター生活でひいひい言ってる俺とは住んでる世界がまったく違うね。
俺は独身で家庭を持っていないからまだしも、もし結婚してたらフリーターじゃ絶対に家族を食わせていけないだろうな。世の中にはフリーターでも結婚してる人いるけど生活カツカツで貧しい生活を送ってそう。結婚するならせめて正社員にならなきゃね、奥さんと子供がかわいそうだよ。まあ俺には結婚願望一切ないし、生涯独身を貫くから関係のない話だが。
正社員にならずにアルバイトしながら、責任は重くないですから、気軽に働けるという利点もあります。しかし、会社の都合ですぐに仕事がなくなるかもしれません。給料も安いままです。簡単な仕事ばかりをしていては、専門の技術や知識は身につきません。年をとってから、仕事が見つからないということになってしまう可能性が高いようです。
P154
んー、たしかにバイトは正社員と比べると責任感は重くないから気軽に働ける。でも、専門の技術や知識が身につかないってのは一概にはいえないと思う。俺はゲームライター系のバイトを3年間してたけど、そこで情報収集する能力やアフィリエイト関連の知識を身につけられたし。この経験は無駄になってるとは感じない。いずれはそれを活かして副業として、ブログを立ち上げたりライター業務をしたいと思っている。俺の場合は特殊なバイトだったからそう思うけど、コンビニとかレストランとか単調な仕事だったら専門の技術や知識は身につかないってのも分かる気がする。
あなたも大きくなったら、働くことになるでしょう。そのとき、フリーターやニートだと、とても不利な状態になることがわかりましたね。漠然と、「何でもいや、楽していれば」と考えると、やがて困ったことになるのです。自分は、どんな仕事を選ぶべきか。いまのうちに、少しずつ考えてみてください。
おわりに
「何でもいいや、楽していれば」と考えながら生きて生きた結果がいまの俺のです。フリーター生活が長かったり、ニートの時期があったりでなかなか正社員の仕事にありつけない。もっと早くこの本と出会ってたかった。中学生のときにこの本を読んでたら、将来どんな仕事しようか、大人になったらどう稼ごうか、などと少しでも将来の仕事のことを考えてたかもしれない。そんなことを思う、27歳である。
Posted by ブクログ
中学生向けの経済の本ってことで、文章も多くないし、マンガも載ってるし、すごくわかりやすく書いてあるな、たいへんよろしい、と読み進めていくうち、結構知らないこといっぱい教えてもらいました。きちんと経済を基礎から勉強したことがなかったので、なんとなくしかわかってなかったんだな。
こんなので社会人やってるとは恥ずかしい。
物々交換の時代から現代まで順を追って説明してあるので、いきなり投資信託やファンドなんかから入るよりハードルが低い。
私と同じく大人のくせに基本的なことを知らない人も案外多いんじゃないかという気がするから、経済に自信のない人は読む価値があると思う。
今の若者はこういう本があって幸せだね。
昔は経済の本っていうと、学者や経済学部生が読むようなものか、金儲けの本しかなかったんだよ。
Posted by ブクログ
14歳からの〜..を、25歳で読みました。( ⸝⸝⸝°_°⸝⸝⸝ )
漫画があったり、面白い例えで説明してくれているので、解りやすく、スイスイと読んでしまいました。
今、高校生に戻れたら、もっと政治経済の授業に真面目に取り組めただろうな..。੯ू•ू ໒꒱
Posted by ブクログ
まさしく14歳からの~といった、中学生でもわかりやすく書かれた内容。
そのため、大人になっても、
それほど頭を使わずにさらっと読め、
なおかつ、知らなかった部分に「へぇ~」となり楽しみながら読めた。
池上さんの本はいつもわかりやすくて大好きです。
Posted by ブクログ
「14歳からの~」となっているだけあってわかりやすかった。娘がもう少し大きくなってから(現在小学2年生)読ませようかな?ただ、2008年発行のため、その頃にはもう情報が古くなっているかな?でも、経済の基本としては良いかも。
Posted by ブクログ
子供が読むのには分かり易い内容。お金の話から少し経済の話にも繋がり、改めて知ることもあった。2008年が発売なので少々古い内容になってしまっているが、分かり易いと思う。
Posted by ブクログ
ギャグテイストの四コマと図が入っていて一つのテーマが端的に書かれているので読みやすく分かりやすい。14歳でも理解できる難易度でちょうどいいと思った。
Posted by ブクログ
たしかに14歳にはちょうどいい難易度。
でも14歳はこれを手に取ってくれるんだろうか?
そもそも興味を持てるのが、14歳の市場の15%くらいのような気がする。
もし、14歳と掲げながら、実態はあまりちゃんと勉強してこなかった大人をメインターゲットにしてるのであれば、4コマよりも図表が欲しいところ。
Posted by ブクログ
全子どもが知るべき内容。
お金はいまや当たり前に身近にあるものだが、歴史を辿ると元は物々交換や貝の交換が前身。
お金は裏切らない、というがその常識が変わることは普通におこりうる。そして教われないなら知識を身につけなければ、、
これを知らずに大人になってしまったが、もっと子どもがこれを知っていれば経済はかわっていくのでは!?と思えて仕方がない。
Posted by ブクログ
お金の発展や景気、会社と社会の仕組みについてなど経済にまつわる基本を解説。
6つに分けられたテーマを、見開き一頁で1つのトピックごとに深められるシンプルな構成。
14歳はもちろん、経済に苦手意識がある人にもギャグテイストのイラストで読みやすい。
世の中の不思議を、お金から考えていく。
Posted by ブクログ
お金についてかんたんにまとめられている。
たしかに中学生向けの入門本。
自分で知っていることばかりだけど、中学生に説明しようとするときは、この本が参考になるかな。。
Posted by ブクログ
本当にざっくりと
経済について書かれてあります
池上さん=分かりやすい
という図式ですね
色々 大人になってから
聞けないことも
池上さんになら
聞いてもいいんじゃないか
と思える
Posted by ブクログ
題名にある通り、中学生くらいの子供が読むには、良いものだと思った。
また大人が何となくニュースでわかった気になっている言葉について原理原則を再確認するという使い方には向かない所も多いと思った。
Posted by ブクログ
自分自身ちゃんとお金について教えてもらったり学んだりすことがなかったのですが、今思うとちゃんと勉強しておけば良かったなと。子供にはお金についてしっかりした知識を持って向き合ってもらいたいと考えこの本を読みました。
内容は池上さんらしく非常にわかりやすくまとまっていて、私自身の頭の整理ができました。
Posted by ブクログ
仕事が嫌になった時に読むと「お金欲しいから仕事続けよう」と思える本。
そんな気分の時がよくあるので何回も読んだw
14歳向けなので文章が易しいのも落ち込んでる時には丁度いい。
ただ、今回は会社の寿命の所で、事務職をして給料を貰うのは限界来てるんじゃないかと思った。
Posted by ブクログ
昔、どうやって物を手に入れていたのか。
今のように、どうしてお金ができたのか。
題名通り、14歳に向けて、の話のようで
分かりやすく4コマ付でした。
そういえばこんな事を習ったような、と記憶を探りつつ
こんな事あったな、と思いつつ。
ひとつひとつがそれほど長い文章でもなかったので
分かりやすく読み進められました。
なるほど、と納得した部分もあるので
どこの年代が読んでも大丈夫かと。
ただ、そこから下になると…4コマだけが
興味対象になるのではないでしょうか?w
Posted by ブクログ
すっごくわかりやすい「お金」の話。
「経済」ではなく、「お金」というのがポイントで、
そもそもお金の役割って何?
会社はなぜ必要?
などの話もあり。
簡単に書かれすぎているので、
普通に新聞読んでるような人には不要だと思う。