池上彰のレビュー一覧

  • 日本の大課題 子どもの貧困 ――社会的養護の現場から考える

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    期せずして手にしたこの本。
    僕の1番知りたい児童養護施設の内容でした。
    僕は子どもの貧困が自分のライフワークになると思っています。
    最終的には児童養護施設と深く関わる運命を切り開くことになると思います。

    そのために生活保護という最後のセーフティネットを西成区生野区という大阪市でも配属希望の少ない現場で学びました。
    今福祉局に配属されたのは宿命と言っても過言ではないと思っています。

    ここで結果を出してきっと将来は児童養護施設に関する仕事がしたいと思います。
    この本を読んで僕にできることがそこにあると思いました。

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    2018年04月01日
  • 池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾

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    仕事の都合上も、台湾の方や中国の方と仕事するので、それぞれはどう思っているのかを知りたく手にとった本です。

    やっぱり池上彰さんの本は分かりやすい❗

    台湾の方に親日の人が多い理由。
    中国と台湾の立ち位置。
    中国に今後、超高齢化社会が始まること。

    等を縦の繋がり(歴史観点)と横の繋がり(地域観点)を意識的に書かれているので理解が深まりました。

    社会とか歴史を理解するには、関連性を意識するいいんでしょうね。

    分かりやすい説明ってどういう構成か?を知る上でも役に立つ本でした。

    学生の頃、池上さんの授業で歴史や社会を受けたかったなぁ〜

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    2018年03月18日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先

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    トランプ米大統領の就任を切り口に世界の時事問題が分かりやすく解説されていて読みやすかった。
    原子力の平和利用の推進と第五福竜丸事件で核実験反対の世論が強まるあたりの記述が特に印象に残った。核兵器を持たないのが日本の国是なのだが核兵器を持てる力は持っておくことが外交上の抑止力になると考えている政治家もいるというのが、日本の核に対する複雑で曖昧な立場をよく表していると思った。

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    2018年02月18日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 池上彰 特別授業 『君たちはどう生きるか』

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    武蔵高等学校中学校で行われた池上彰さんの『君たちはどう生きるか』の読書会が書籍になりました。私は漫画より、入門としてこちらを薦めます。
    分かりやすい池上さんの時代背景の解説と多様な生徒の意見で授業が進みます。
    何よりも最後の生徒の感想が良かった。きちんと読んでから参加したかったという正直な感想があります。

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    2018年01月21日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題+図解版3冊【10冊 合本版】

    購入済み

    わかりやすい

    まとめて読みたいと思い、この本を購入。ダブっている部分も多々あるが、やはりわかりやすく、読みやすい。

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    2018年01月18日
  • そうだったのか! 現代史パート2

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    パート1からさらに時代をくだり、80年代後半から00年代前半にかけて起きた世界の重大事件を解説。北朝鮮という国の異様な仕組みやアウンサンスーチーvsミャンマー政権の対立、お上の甘い認識が悲劇を生んだチェルノブイリ原発事故など、現在も頻繁にニュースに登場する事柄の、根本を知ることができる。 前作もそうだが、世界各地では今でも多くの血が流されており、それに比べ、どれだけ日本という国が平和であるかを再認識させられた。そしてその平和は、今すぐにも崩れてしまいそうな危ういものだということも。

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    2018年01月08日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題

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    ニュース・時事問題は、時間が経つと歴史になる。この本も、最新の時事問題を解説する目的で書かれているが、出版は09年の政権交代直後。なので、今となっては歴史書だね(民主党政権への期待で満ちた6・7章を遠い目で読みながら)。今更人には聞けない、かといって自分で調べようにも、何をどう調べていいか分からない。そんな世界の動きをおさらいできる一冊。自民党政権の置き土産や日本の教育・福祉システムが抱えてきた問題点に関しては「なるほどな」と今更になって知ることができた。まさにタイトル通り。今までこんな重要なこと知らずにいたなんて恥ずかしいです、ハイ。

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    2018年01月08日
  • そうだったのか! 日本現代史

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    五十五年体制と連立政権、沖縄米軍基地問題、学生運動の盛衰、バブル経済etc……社会科の授業ではサラリと流されがちな、戦後50年の動きを追った本。各章ごと、まず冒頭で比較的記憶に新しいニュースを取り上げ、そこから時間を遡り、因果関係を解き明かすという構成。過去と現在との繋がりを明確に認識できるため、頭に入ってきやすい。特に、日韓のイザコザや日教組にまつわる問題の、根幹部分がわかってよかった。その辺、学校じゃ習わなかったからね。

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    2018年01月08日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題2

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    平易な言葉と比喩で書かれているので、うろ覚えかつ理解の浅かったニュースに関し「あ?あれってそういうことだったのね!」と腑に落ちる点多し。特に第7章の内容は深い。日本のマスコミ体制がもたらす害について鋭く言及し、それと並んで、リテラシーの大切さを説いている。「政治家はキタナイ」なんて愚痴っても、けっきょく大元の責めは、キタナイ政治家を当選させた国民にあるわけで。私達一人ひとりがいかに「キタナイ奴」を見分けられるか、その観察眼を養わなけりゃ、未来に光明なんて見えやしないんだねぇ。

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    2018年01月08日
  • そうだったのか! アメリカ

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    知ってるようで知らない、アメリカの暗い面・明るい面を掘り下げる本。これを読むと、ハリウッド映画やアメリカ絡みのニュースがより楽しめることうけあい。

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    2018年01月08日
  • 池上彰の「ニュース、そこからですか!?」

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    ニュースを見て、新聞を読む。それで時事問題を理解できた気がしてくる。しかし後になって考えてみると、どうにもボンヤリとした認識で、うまく把握できてなかった自分に気づく……。こういうの、誰にでも経験がある筈。この世で怒る出来事はすべて、今おきた「点」じゃなく、過去から「線」でつながっているもの。世の中の問題は、「線」で認識してこそ本質を捉えることができる。じゃぁどうすれば「線」で捉えられるか? それは、問題が発生した「開始点」を知ること??世を騒がず問題の「開始点」を知るためのテキストがこれ。今を騒がす「大阪維新の会」に関する開始点を知れたのは収穫だった。ただ割かれているページ数が少なかったので、

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    2018年01月08日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題3

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    おおよその内容は『そこからですか!?』と一緒。日本が東日本大震災で「世界一の被援助国」になった、という章は目頭が熱くなった。これまで世界に支援を行なってきた日本が、窮地に立たされたとき外国から支援される……「情けは人のためならず」が、国家レベルで証明されたわけだ。まだまだ日本の抱える問題は重く、多い。しかし、絶望するにはまだ早すぎる。絶望を回避するためにどうすればいいか。国民ひとりひとりが気を引き締め、世界の動きを注視しなければ、それこそ「恥をかく」のだネ。

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    2018年01月08日
  • そうだったのか! 中国

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    ここ最近ジワジワと現れてきた中国の歪みや綻びは、既にこの本によって大方予言されていたというのが、スゴイというかコワイというか。

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    2018年01月08日
  • 池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立

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    イラク・アフガン戦争で覇権を失いつつあるアメリカ、アメリカに肩を並べようとしているEU、国際社会の中で存在感を急激に増している中国。まさに千変万化・一触即発の世界情勢を、各国の対立軸や利害関係を元に読み解いていく。個人的に興味深かったのは第5章「日本VS中国」。この中で、中国国内における反日意識を取り上げているのだが、「アニメ好きな若者たちには親日的な考えが広まっている」という実情には笑ってしまった。なるほどアニメ・漫画業界が、近年中国市場への進出に積極的なのは、こういう理由もあったのネェ?。

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    2018年01月08日
  • 池上彰のニュースから未来が見える

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    12年3月発売の『ニュース、そこからですか!?』に続く第2弾。アベノミクス、領土問題、その他国内事情、オバマ大統領再選に絡むアメリカの政治問題、イスラム過激派による中東の緊張、地震・ウィルス等の科学にまつわる時事問題を扱う。本文中、アベノミクスに対してかなり辛口な指摘が展開されるため、自民党を崇拝する「勇ましくてカッコいい」層の血管が切れないか心配(笑)池上解説には「ポジティブな予想は外れ、ネガティブな予想が当たる」という悲しいジンクスがあるが、ハテサテ、アベノミクスはその例外になれるかな?

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    2018年01月08日
  • 増補 池上彰の政治の学校

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    12年9月に発売された同名新書の増補改訂版。「政治に関することに、オール・オア・ナッシングはあり得ない」という理念のもと、政治にまつわる『基本のキ』を解説。危険な熱狂を抱えたまま加速していく今の世の中に、警笛を鳴らす。再発に際して、アベノミクスと改憲について解説した「特別授業」が追加。個人的には「安倍総理は戦争をしたいのではなく、国土を守りたい(だから集団的自衛権を使えるよう憲法を変えようとしている)」との指摘で頭をクールダウンできて助かった。嗚呼、そりゃあ誰だって、好きこのんで戦争するわきゃないもんネェ……。

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    2018年01月08日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題4

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    人気シリーズ4冊目である本書のテーマは、「対立」。アメリカ国内の政治的対立、経済問題で分裂危機にあるEU、米露を中心に勢力圏が大きく書き換わろうとしているエネルギー問題、アラブが「春」の後に迎えた過酷な「夏」、そして日中韓に横たわる歴史認識と領土の問題を追う。まさに一触即発の「対立」がほうぼうに存在している今の世の中。我々は火種を大火にしないよう、落ち着いた目線でしっかり学び、判断しなければいけませんな。

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    2018年01月08日
  • 日本の決断 あなたは何を選びますか?

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    経済状況やエネルギー問題、外交に社会保障などの、日本が抱える諸問題に対して、池上流にモノ申す一冊。個人的には朝日新書での著作や本書のように、解説の合間にビシバシ私見を述べてくれた方が、著者の「顔」が見えていいなぁなんて思ったり。論調は両論併記というより、両論併撃"。支持・不支持、賛成・反対それぞれの立場にとって都合の悪い事実を突きつけ、「さあ、どうする?」と迫ってくる。結局世の中、三方みな良しで収まる方法なんかありゃしねえんだなあ……。"

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    2018年01月08日
  • 池上彰の憲法入門

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    近年になって急激に論争がかまびすしくなってきた『日本国憲法』について、戦後史と絡めながら、その成り立ちや在り方を解説した入門書。憲法について「何が何だかまったくわからない」から、「どういうスタンスをとっていいのか判断できない」程度にはレベルアップできる。よりよく知るための書籍案内も設けられているし、巻末には憲法全文がまるまる掲載されていてお得感アリ。

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    2018年01月08日
  • ニッポンの大問題 池上流・情報分析のヒント44

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    『ニュース、そこからですか!?』『ニュースから未来が見える』につづくシリーズ三冊目。TVよりも毒と皮肉とおやじギャグ多めなニュース解説。みんな気になるアベノミクスの普及ぶりとチャイナ・リスクに多くページ数を割いている。

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    2018年01月08日