池上彰のレビュー一覧

  • 池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立

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    イラク・アフガン戦争で覇権を失いつつあるアメリカ、アメリカに肩を並べようとしているEU、国際社会の中で存在感を急激に増している中国。まさに千変万化・一触即発の世界情勢を、各国の対立軸や利害関係を元に読み解いていく。個人的に興味深かったのは第5章「日本VS中国」。この中で、中国国内における反日意識を取り上げているのだが、「アニメ好きな若者たちには親日的な考えが広まっている」という実情には笑ってしまった。なるほどアニメ・漫画業界が、近年中国市場への進出に積極的なのは、こういう理由もあったのネェ?。

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    2018年01月08日
  • 増補 池上彰の政治の学校

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    12年9月に発売された同名新書の増補改訂版。「政治に関することに、オール・オア・ナッシングはあり得ない」という理念のもと、政治にまつわる『基本のキ』を解説。危険な熱狂を抱えたまま加速していく今の世の中に、警笛を鳴らす。再発に際して、アベノミクスと改憲について解説した「特別授業」が追加。個人的には「安倍総理は戦争をしたいのではなく、国土を守りたい(だから集団的自衛権を使えるよう憲法を変えようとしている)」との指摘で頭をクールダウンできて助かった。嗚呼、そりゃあ誰だって、好きこのんで戦争するわきゃないもんネェ……。

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    2018年01月08日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題4

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    人気シリーズ4冊目である本書のテーマは、「対立」。アメリカ国内の政治的対立、経済問題で分裂危機にあるEU、米露を中心に勢力圏が大きく書き換わろうとしているエネルギー問題、アラブが「春」の後に迎えた過酷な「夏」、そして日中韓に横たわる歴史認識と領土の問題を追う。まさに一触即発の「対立」がほうぼうに存在している今の世の中。我々は火種を大火にしないよう、落ち着いた目線でしっかり学び、判断しなければいけませんな。

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    2018年01月08日
  • 池上彰のニュースから未来が見える

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    12年3月発売の『ニュース、そこからですか!?』に続く第2弾。アベノミクス、領土問題、その他国内事情、オバマ大統領再選に絡むアメリカの政治問題、イスラム過激派による中東の緊張、地震・ウィルス等の科学にまつわる時事問題を扱う。本文中、アベノミクスに対してかなり辛口な指摘が展開されるため、自民党を崇拝する「勇ましくてカッコいい」層の血管が切れないか心配(笑)池上解説には「ポジティブな予想は外れ、ネガティブな予想が当たる」という悲しいジンクスがあるが、ハテサテ、アベノミクスはその例外になれるかな?

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    2018年01月08日
  • 池上彰の憲法入門

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    近年になって急激に論争がかまびすしくなってきた『日本国憲法』について、戦後史と絡めながら、その成り立ちや在り方を解説した入門書。憲法について「何が何だかまったくわからない」から、「どういうスタンスをとっていいのか判断できない」程度にはレベルアップできる。よりよく知るための書籍案内も設けられているし、巻末には憲法全文がまるまる掲載されていてお得感アリ。

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    2018年01月08日
  • 日本の決断 あなたは何を選びますか?

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    経済状況やエネルギー問題、外交に社会保障などの、日本が抱える諸問題に対して、池上流にモノ申す一冊。個人的には朝日新書での著作や本書のように、解説の合間にビシバシ私見を述べてくれた方が、著者の「顔」が見えていいなぁなんて思ったり。論調は両論併記というより、両論併撃"。支持・不支持、賛成・反対それぞれの立場にとって都合の悪い事実を突きつけ、「さあ、どうする?」と迫ってくる。結局世の中、三方みな良しで収まる方法なんかありゃしねえんだなあ……。"

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    2018年01月08日
  • ニッポンの大問題 池上流・情報分析のヒント44

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    『ニュース、そこからですか!?』『ニュースから未来が見える』につづくシリーズ三冊目。TVよりも毒と皮肉とおやじギャグ多めなニュース解説。みんな気になるアベノミクスの普及ぶりとチャイナ・リスクに多くページ数を割いている。

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    2018年01月08日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    『新・戦争論』(2014年11月刊行)の続き。世界情勢の現状に、そこに至る世界史の動きをプラスして論じている。特に興味深いのは、10章「ビリギャルの世界史的意義」と、それにつづく最終章「最強の世界史勉強法」。日本の教育が、これほどヤバい状況に追い込まれているとは知らなんだ。歴史を学ぶ意味の深さ・大きさを痛感。

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    2018年01月08日
  • 学校では教えない「社会人のための現代史」 池上彰教授の東工大講義 国際篇

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    集英社文庫『そうだったのか!現代史』(07年刊行)の、情報をアップデートした上での簡略版(内容がほぼ完全に重複している)。

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    2018年01月08日
  • 池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

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    インドにおける仏教の成り立ちと、アジア圏へ広がっていった伝来の過程についての概要を解説した第1章。チベットの高僧:タムトク・リンポチェとの対談、ダライ・ラマ法王との対談が収められた第2章。そして著者:池上彰自身の仏教に対するスタンスが簡潔に書かれた締めの第3章。単行本が発売された2012年に初めて読んだときに、本編で紹介された「この世は苦しみに満ちている(一切皆苦)」という考えで、色々とスッキリしたのを思い出す。所詮生きることは苦しみで、合間合間にいいコトがあるだけなんだと。

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    2018年01月08日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題7 Gゼロ時代の新しい帝国主義

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    新書でシリーズ第7弾とはすごいなぁ……。TV・新聞・ラジオで流れる時事問題一つ一つについて、100年くらい時代を遡って解説していく。どんな事柄でも、「何も無い所から突然あらわれる」などということはあり得ず、過去を遡ると必ずそこに至る土壌がある。そんな厳然たる真理を、つくづく感じるのであった。

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    2018年01月08日
  • 日本は本当に戦争する国になるのか?

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    旬なテーマなのですぐ読むべきだったが、何だかんだで刊行から半年以上経ってしまっていた……。それはさておき、数ある池上彰の著作の中でも、本書ほど需要と供給が合致したケースは珍しいのではないか。得意技である底意地悪いツッコミで与党のガバガバ説明を裁きつつ、山本太郎議員(反対派)の牛歩戦術を「完全に無意味」と断じていたのにはちょっと笑った。

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    2018年01月08日
  • なぜ、世界から戦争がなくならないのか?

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    なぜ人の世に争いが絶えないのかと言えば、「人の寿命は有限なのに欲望は無限だから」に尽きる。だが、それではいかにも抽象的に過ぎるから、具体的な事例に突っ込み、「戦争を生み出す欲望」の正体を突き止めようとした試みが本書である(元々はフジテレビ系列で放映された特番で、内容を再編集して書籍化)。戦争に参加あるいは巻き込まれて無残に死ぬ人がいる一方、国が戦争をしなければ、失業して飯を食えぬ人がいる。なんともやり切れない気分になった。

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    2018年01月08日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    「人は独りじゃ生きていけない」「助け合うことが大切」は綺麗ごとじゃなく、今の日本に本当に必要とされている理念なのだ。

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    2018年01月08日
  • 池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み

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    ダイヤモンド社刊行の『池上彰の新聞活用術』を底本に、朝日新聞の連載コラム『池上彰の新聞ななめ読み』の掲載分を合わせ文庫化したもの。コラムの順番が掲載順でなく、話題が新しいものと古めのものが前後するので戸惑うが、メディア・リテラシーを鍛えるよい教材である。「○○新聞は偏向している!」などと青筋を立てて怒鳴っている人にこそ読んでもらいたい。

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    2018年01月08日
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?

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    なんだか最近、世の中ゴチャゴチャしてきやがったなぁと思ったので手に取った。アメリカ、イギリス、フランス、ドイツが抱える「右傾化(=時代の逆行を望む動き)」と難民・移民の問題について、池上彰の解説と増田ユリヤの現場ルポを交互に配置して読み解いていく構成。マスコミが報じ切れていない部分までいろいろと突っ込んであり、今後ニュースを見るにしても視点が少しちがってきそうだ。

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    2018年01月08日
  • はじめてのサイエンス

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    根っから文系の私にもとても分かりやすく、面白かった。
    同じシリーズの本が先に出版してあるようなので、ぜひ手に取ってみたい。

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    2018年01月04日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    ギリシャが西側の都合で人工的に作られたこと、トルコ語はアラビア文字を強制的にアルファベットに変えたこと、フィンランド、イスラム世界のこと、いろいろ知っておかなきゃならないことがあった。

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    2017年11月05日
  • これが「日本の民主主義」!

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    章仕立てで各論を展開。一章の自衛隊の成り立ち、経緯説明は非常にわかりやすい。そうだったのか!と納得。TPPや消費税など政治家の矛盾点を突いたりと読み応え十分。中学生くらいを対象にこれに基づき教えると良いのにと思った。

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    2017年10月30日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題8 自国ファーストの行き着く先

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    読むのにいささか時間がかかってしまったなぁ。それはさておき。

    シリーズ8巻目(!)となる本書では、2017年1月にトランプ大統領が当選したことにはじまり、世界中にジワジワと広がってきている「自国ファースト」の風潮に関して論じている。

    内容はこれの1ヶ月先(2017年6月)に刊行された『なぜ、世界は“右傾化"するのか?』(ポプラ新書、共著:増田ユリヤ)と重複する箇所も多いが、こちらはより包括的に世界情勢を述べたもので、併せて読むのも一興か。

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    2017年10月21日