あらすじ
冷戦後の15年を知れば、混迷の現代が見える!
EUの挫折、イスラム国の登場、エネルギー戦争、反日の原点――すべて東西冷戦後に原点が。ビジネスにも投資にも現代史は必須です!
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Posted by ブクログ
そうだったのか!現代史に近い内容。池上氏は学校の勉強で現代史が疎かになりがちな理由として、歴史的解釈が定まっていないことを挙げているが、この本にまとまっている内容は一つの学問として高校生くらいから教えてもいい内容だと思う。第二次世界大戦後の世界の動きと、今起こっていることとの繋がりが非常によくわかると思う。
Posted by ブクログ
知らないことの多すぎる自分が悲しくなったが、内容は非常に分かりやすく良い本だと感じた。
東工大講義シリーズ三部作とのことなので他の2冊も読みたい。
Posted by ブクログ
沢山本を読んでいるつもりだけど、歴史的出来事を関連付けて理解するには、何だか知識が断片的な部分があり、池上彰のこの本はその点を補完してくれる良書だった。特に、冷戦構造を軸に、朝鮮戦争やベトナム戦争、キューバ危機、中国が反日に傾いたきっかけなど。
読めば読むほど、英国も米国も好き勝手やっている事を改めて学ぶ。最近になって新自由主義とか自国中心主義とか言うムードがあるが、歴史は一貫して、自国の国益を中心としたものであったし、これからもそうだという事だ。この本を読んで、改めて、ソ連の解体が起きた事の凄さを感じた。
Posted by ブクログ
義務教育ですら怪しい私にも理解できました。
権力者、独裁者による虐殺。いつだって国同士の争いに巻き込まれるのは国民。
国をやり直すと思ったなら、人の教育からやり直さないといけないのかと愕然としました。あまりにも長い。
ベルリンがあんな所にあるとは知りませんでした。
Posted by ブクログ
現代史をさらっと復習。
もっと学校の授業でやってほしいところでは
あるけれど「定説」にはなっていないので
教科書には載っていないのがネックです。
個人的にはベトナム、カンボジアの
現代史にはとんと疎かったので
少しかじることができてよかったです。
Posted by ブクログ
2020.49
池上彰シリーズ!わかりやすいなぁ。
・他国に軍事介入していくと、巡り巡って自国に不利益を被る。
・ベトナム戦争とポルポトの誕生。
・共産主義と社会主義の戦い。
Posted by ブクログ
現代史のトピックスをまとめた本。
池上さんの本は分かりやすいので、理解した気分になりやすい。自分できちんと理解した内容を説明できるのかを、自問しつつ読み進めるようにしている。
Posted by ブクログ
池上先生の東工大での講義、三部作の内の第三作目。
今回は、第二次世界大戦後の現代史がテーマです。
二部で扱った日本の戦後に続き、今回は大戦後、世界で何が起こっていたのか?について、
大きなイベント(出来事)を中心に講義は進んでいきます。
多くの人にとって、現代史は、学校の授業で時間切れになって、
勉強が広く浅くしか進んでいない分野です。
または、内容が新しすぎて(まだ歴史になっておらず)新聞などのメディアを通じてしか、
知らない分野でもあります。
そんな多くの人にとってちょっとあやふやな分野を
池上先生が分かりやすい口調で教えてくださいます。
世界中の人とコミュニケーションを取るためにも、
これくらいのことは最低限知っておきましょうという内容がコンパクトにまとまっています。
情報はだんだん古くなりつつありますが、それでもこの本は(現代史に苦手意識のある人にとっては)一回は読んでおくべき本だと思います。
Posted by ブクログ
池上彰氏の本は、読みやすく、分かりやすいもので本当にタメになる。ただ、この本に書かれている内容は、基本的に彼の既刊本において書かれている内容と同じなので、やはり違う本である限り、少なくとももう一捻り入れて欲しかったなあ〜。