池上彰のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
相手に伝わる話し方の本。
「相手のことを思いやり、相手が何を知りたいか、どの順に知りたいか、何を知らないか、何を知っているかということを想像して話す」こと。アタリマエのことだけれど、軽視しがちなことだと思った。
また、授業での話す授業はどうしても原稿を「書き」、それを「話しているように読ませる」という活動になりがちだが、やはりそれもおかしい。
「相手に伝えたいと思う」という根源の大切さについて改めて考えさせられた。
それにしても、話すにも話す題材を探すにも「信頼を得る」ことが大切だと述べるこの本には、池上彰さんの失敗談がたくさん載っていて、読み終わったあとに「あ、これもその戦術か」と気付かされた。うまい。 -
Posted by ブクログ
最近の情勢のこともあり、知識を得たくて取った本。わかりやすく様々なバックグラウンド、主に宗教の観点からの内容が網羅されており、『そうだったのか…』と自分が勘違いしていたことがたくさんあったことも気づいた。昨今のことだけでなく、仕事上でも様々な国の人と接することが多いので、その点でもこの本から気づきを得ることができた。宗教の違いは自然環境も大きく関与しており、その歴史が自分の生活の中に自然と溶け込んでおり、それは、国の違う相手もまたそうなのである、と気づいた一冊。また、後ろにある主要参考文献はこれから深めたい分野の本を選ぶのにもとてもよい。
-
Posted by ブクログ
タイトルにはイスラム世界とありますが、
イスラム教を語る上で、ユダヤ教とキリスト教は
切っても切れない関係にあり、その解説も詳しくわかりやすかったので
「宗教」に対する考え方が変わりました。
日本人にとっては宗教は馴染みにくいものだけど、日本とは異なる風土、砂漠の中、水も木もない場所で生きる人、自然の大きな力の中で生きる人にとって、神様を信じたいというきもちは、自然なことなのかなと思いました。
イスラム教のイメージは厳しい、怖い、というイメージがあったけど、同じ人間なんだなと実感できました。
異なる文化、異なる宗教が原因で戦争が起きるなら、そういう異なるものに対する偏見という脅威がわたしの中にもあったんだということに気づけてよかったです。そしてその偏見が少しずつなくなる、その手助けをしてくれる一冊です。 -
Posted by ブクログ
みんなにとっての「先生」ってどんな存在だろう?「先生!」というキーワードを必ず盛り込んで、という条件のもとで書かれた、それぞれの先生にまつわるエピソードを纏めたのが本書。
自分は今、先生になることを目指している。思えば学生時代、誰もが必ず「先生」と関わり、しかも長い時間を共に過ごすことになるのだから、「先生」の児童生徒に対する影響はやはり図りしれないものだろう。ではそんな「先生」は児童生徒にとってどんな存在であるべきなのだろうか。それぞれのエピソードがそのヒントを教えてくれる。
それぞれのエピソードは単なる思い出話じゃない。先生を目指す身としては、自分自身が目指す「先生像」を絶えず思い描いていかなければならず、本書はそれを考えるヒントになると思う。その意味でもまた必ず読み返したい一冊だ。 -
Posted by ブクログ
説明に対してとても謙虚な姿勢で挑んだ本。池上彰さんを初めてみたのは『週間こどもニュース』のお父さん役のこと。当時ニュースなんてつまらなかった小学生の自分にとって、模型とか劇仕立てが出てくるこどもニュースは見ていて面白かった&分かりやすかった。
その分かりやすさは、池上さんが考え抜いた末に使われている説明の結集だったのだな。
池上さんの勉強法は〜術みたいなテクニシャンなものではなく、本人も書いているように愚直。ツールもアナログ。なので、勉強テクニックやツールについて読みたい人には向かない本かも。
そうではなくて時間はかかっても、新聞読んだり、そこから考えたりして、受験でも就職でも仕事でも通用する力を付けたい人には響く本だと思う。
個人的には、クリアファイルで「フロー&ストック情報」を整理するのはマネできるかな、と。
説明するとき「自分の常識」を疑うこと。企業小説のように常に素人相手に説明するクセをつけとくと良い。
あとは新聞ちゃんと読もうと感じた。こども新聞も興味ある。だがスマホ持ってると、どうしても紙の新聞広げるのが億劫に感じられてしまう。
>クロス検索 」とは 、複数のキ ーワ ードで目当ての情報を探す手法です
>たとえば 、第 2章で触れたキ ーワ ード 「大陪審 」の場合 、 「大陪審 」で検索するだけでは 、ヒットする本が限定されてしまいます 。その場合は 、もっと幅広く拾えるように 「陪審 」程度にキ ーワ ードを広げて検索をかけてみます 。すると 、陪審員裁判に関するさまざまな本が出てきます 。
>私もレビュ ーは読みます 。その際 、そのレビュ ーが文章として優れているかどうかに注目します 。文章として優れているとは 、感情的でなく冷静な筆致で 、論理的な文章になっているか 、ということです
>ある分野の本を片っ端から買い求めると 、立花さんの指摘通り 、その分野の基本書がわかってきます 。他の多くの本が 、この基本書を参考にしてできあがっていることも見えてきます 。基本書をとりあえず押さえておけば 、その分野について 、ある程度詳しくなることができます 。
>具体的なメモを書かなければいけないと自分を追い込むことで 、あなたの観察力も磨かれるのです 。
>そもそも … … 」と説明する必要があることに気づきません 。その結果が 、この専門的な解説になっています 。自分がよく知っている 「常識 」を 、相手はまったく知らないという事実に気づけないと 、こんな難しい説明になってしまうのです
>専門的な内容を 、読者にわかってもらうため 、企業小説やビジネス小説には 、必ず素人が登場します
>すきま時間を見つけ 、集中力を持って読書したり 、原稿を書いたり 。これを繰り返していれば 、いつしかあなたは 、 「仕事が早くて何でも知っている 」という評価を得ることも可能になるはずです 。健闘を祈ります 。
浜矩子 真山仁 -
Posted by ブクログ
プーチン大統領に興味があったので購入。
ロシアとアメリカの情勢だけでなく周辺諸国やそれにいたる背景などもわかりやすく解説されている。
ジャーナリストとしての取材や幅広い人脈のなせる技であり、今までありそうでなかった本だと思う。同じような解説本は数多く存在するが何処か要点をすっ飛ばしていたり専門用語が何の解説もなく登場したりと無知な読者を無視している。
池上さんの本をベースとして日々更新される新聞などの情報を拾っていけばだいぶ知識として自分の頭の中に蓄積しやすいのではないかと思う。
本文中、特に印象に残ったのはプーチン率いるロシアとシリア、アメリカの化学兵器に関する駆け引きの場面だった。
オバマは平和主義でいいかもしれないがこの場面ではプーチンがオバマの行動を2歩も3歩も先を読んでおり、簡単に手玉に取られていた。 -
購入済み
素晴らしい!
いつの時代も次世代の人を造るために、試行錯誤の教育改革があったけど、手探りで進めてきて、まだまだ、道半ばであるし、到達点はないのだろうけど、過去より現在、現在より未来が必ず、素晴らしいと信じたい。素晴らしい本をありがとうございました。
-
Posted by ブクログ
2014.9.6日了読
非常に読み応えのある一冊でした。説明の分かり易さに加えて、現在世界で起こっている様々なことの要点をいくつも丁寧に解説してくれているので、好奇心を刺激されながらずっと読み続けたくなりました。
チェック項目
池上彰 知らないと恥をかくシリーズ5
言葉は生き物
メタンハイドレート(日本の資源大国ともなり得る資かもしれない天然ガス)
独裁国家のナンバー2は静粛される運命にあることが多い。
アベノミクス
国家戦略特区とは、一部の地域で規制緩和を色々とやってとりあえず実験してみる。ということ。2014年全国6箇所
TPPとは、加盟した国が関税を全てやめましょうていう取り決め
(2012年)食料自給率
イギリス65%ドイツ93%フランス121%日本39%
世界の歴史を振り返ると、約30年に一度のペースでバブルが起きてきている。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
神道の場合、死んだら誰もが神様になる。明治維新以降、神道は日本の「国教」になる。