あらすじ
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松下電器産業(現パナソニック)を、小さな町工場から世界的な企業にまで成長させた人物は、和歌山県の裕福な家に生まれました。しかし、お父さんの仕事の失敗により、9歳で小学校をやめて、自転車店などで働きはじめます。そのころみがかれた商人としてのセンスは、自分で作った会社を経営するのに非常に役立ちました。世界恐慌・第二次世界大戦などの数かずの困難も、前向きで素直な心で乗り越えていく幸之助は、日本一のお金持ちになり、いつしか『経営の神様』とよばれるまでになります。常に広い視野と柔軟な心で対応し、書いた本やその言葉が、いま現在もたくさんの人びとの心に響きつづけている幸之助。その一生を、漫画で学びましょう。
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Posted by ブクログ
面白い。
松下幸之助の事は掻い摘んでは知っているが、しっかりと知るとこの様な感じなのか。
自分が馬車馬の様に働いているタイプの人間は他人にもそれを強要しがちだが、
1970年代に週休2日制の導入(公務員の週休2日制は1990年代から)をするなど、イメージと違う。
もう少し詳しく書かれている本を読むと、より学びが深くなるかも知れない。
Posted by ブクログ
松下幸之助さんは、まず人間として善人で、コツコツと努力を積み重ねられたことが偉大な業績を上げられた大きな理由だと思いました。
この本では生い立ち、小さい頃の家庭生活、大阪に出て働きだしてから、自分で独立して会社を起こされてからとかの伝記が印象のいい絵が続いて描かれてます。
これからは電気の時代だ、電気が人々の生活を豊かにしていくと気がつかれて熱意を持って仕事に取り組まれ続けられて会社を通して、日本人に多大な貢献をなされました。
わたしの子供の頃にはまだありましたが、いまの時代になってはもうすっかりと珍しくて、あまり見かけなくなってしまった、和服や畳の生活も漫画に描かれています。
松下幸之助さんたちが今までの日本人の中にいてくれたことは、大変ありがたくて、心の支えになります。
Posted by ブクログ
家が破産し、十歳で小僧に出されてからの勤労ぶりが泣ける。支えた奥さんも健気。
いまこういう気骨のある経営者は少ない。
絵がうまいので読みやすい。
Posted by ブクログ
大阪に住んでいる事もあり、昔から松下幸之助さんの人柄には興味がありました。人に優しく、自分に厳しく、感謝する事を忘れない。私が日々気をつけている事です。昔も今の時代も大切な事だと思います。漫画でイラストも良く読みやすかったです。強いて言えば、もう少し長いお話でもよかったです。子供にも薦めてみたい本です。
Posted by ブクログ
わずか9歳で親元を離れ奉公をしながら、経営の才を掴んで行く姿は、素直さあってこその成功なのだと感じました。幾つになっても素直に聞くこころ、未来を見据える広い視野が、結果として一代での成功を生んだのだと思う。