【感想・ネタバレ】知らないと恥をかく世界の大問題6 21世紀の曲がり角。世界はどこへ向かうのか?のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年05月17日


このシリーズを読み返して6作目。
本当に今まで自分が知ったかぶりをしていることに痛感させられます。

過去のシリーズよりも、より世界の宗教対立(各国々の紛争)や日本隣国との対立を書いています。
実情だけでなく、その問題がなぜ起こっているのか?という根本的な内容にしっかり言及しているので、受動的に耳...続きを読むに入ってくるうわべの情報ではなく、そうだったのか!と思う内容もあります。
それでいて、筆者自身の考えも散見されるので、楽しめますね。
更に、そこから派生する問題点も論理展開がしっかりしているので、納得した上で、改めて政治経済の難しさを感じられます。

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Posted by ブクログ 2016年08月22日

知らないと恥をかくシリーズはその当時(2015年5月出版) のニュースを掘り下げて歴史を再認識する本なので、これまで読んだ本の中で同じ内容が含まれていますが、とても分かりやすく解説してくれる良本です!

あとがきにIT企業の社長さんが、今から歴史を勉強しても役に立たないといった発言をしていたようです...続きを読む

生活のための稼ぎには歴史は必要なく私も長らくそう感じていましたが、親になり、子供に何かを伝えることが出来るのは歴史しかないですね。

とても良いシリーズなので今後も続けて欲しいです!

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Posted by ブクログ 2016年07月03日

シリーズ6冊目

このシリーズだけは発売されてからすぐに読むようにしています。
年に1冊のペースで発売されていますが、世界の流れがとてもよく分かります。

アメリカの次期大統領の話題、イギリスのEU離脱問題、戦後70年の東アジアの未来の話、気になることがたくさんあります。

「歴史は因果関係の積み重...続きを読むねから成り立っている」は重い言葉だと思います。

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Posted by ブクログ 2016年02月29日

21世紀、今まさに世界で起きている出来事を6つのテーマに分けて解説してある一冊です。政治や経済などの時事問題に深く切り込んでいく内容ですが、池上さん流の分かり易い言葉で読み進みやすいです。

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Posted by ブクログ 2016年02月18日

最新刊、初版は5月だから半年遅れで読んだ。
書かれていることが、リアルタイムなので、買ってすぐに読んだ方がいい。次巻は、そうしよう。
そして、一年位したら、もう一度読んでみるといいのだろうな。
世界のことはもちろん、日本の政治や経済のこともよくわかってない。こういう本を強制的にでも読見続けることが大...続きを読む切なんだと改めて思った。

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Posted by ブクログ 2015年12月15日

毎度ながら、世の中の動きがよく理解できる。ニュースの背景を知り、歴史をたどりながら、未来を予測する、そんな力が必要だ。

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Posted by ブクログ 2015年11月29日

自称「イスラム国」のこと、韓国や中国のこと、安倍政権のことなど分かっているようで知らないことだらけだった。改めて、世界や国内で起きていることを理解する上で役立つ本だと思う。後半でオウム真理教事件に触れているが、事の起こりを始めて知る事が出来た。

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Posted by ブクログ 2015年08月14日

報道を注目しているつもりでも、世界情勢はなかなか頭の中で整理ができない。と、池上お父さんにやさしく解説願う。ソ連のアフガン侵攻は西の資本主義との境に緩衝地帯をつくるためだったのか。ソ連への嫌がらせなる稚拙な動機でアメリカはアフガンに武器を供給し、それがタリバン誕生、そして対アメリカのテロ組織アルカイ...続きを読むダ結成へとつながる。さらにISへと驚異は高まったが、そもそもは米ソの自己中で無責任な行動が発端だとよく分かりました。日中韓問題、EU危機ほかについても脳内整理に役立ち感謝。

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Posted by ブクログ 2015年08月06日

2015年8月に読みましたがかなりリアルタイムな内容で、気になっていたニュースがほとんど取り上げられていました。未来を知るには過去を知る事、本当にそう思います。

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Posted by ブクログ 2015年07月01日

普段人に対しては恥ずかしくて聞けないようなことも、懇切丁寧に解説して下さる。だから、池上さんは皆んな好きなのかも。

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Posted by ブクログ 2015年06月20日

現在起こっていることを、ただ書き連ねているわけではなく、起こった原因を過去の出来事と絡めて説明している。とても分かりやすい。

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Posted by ブクログ 2015年06月08日

世界で起きている様々な事象、対立には歴史がある。いかに自分が無知であるか、知らないことの怖さを改めて感じました。
多くの人々がこの本を取り、立ち止まってこれからの自分と日本、世界について考える機会にできたらと節に願います。

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Posted by ブクログ 2015年05月22日

情報は豊富だけど必要な情報の取捨選択が抜群に上手い。

プロローグの「大転換期を迎えた世界」で、世界の縄張り争い、宗教、中東情勢とエネルギー資源問題などを関係図で俯瞰できて、次の章から米、欧、イスラム、アジア、日本と章ごとに掘り下げた解説が続く。

各章で現状に至った経緯などを理解しながら、時々プロ...続きを読むローグの関係図で各国の立ち位置などを俯瞰で確認出来るので、全体像と各要素が漏れなく繋がり、スッキリと理解できます。

ややこしい話を、これだけ平坦に説明出来る池上彰氏の手腕にはいつも驚きます。

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Posted by ブクログ 2015年05月21日

【2015年17冊目】
シリーズ6作目です。ロシアの凋落、イスラム国の台頭、エボラ出血熱…たった1年で世界は目まぐるしく変わる、そんな急速に変わっていく世界情勢にキャッチアップするためにこのシリーズは本当に重宝しています!

今後気になるのはアメリカ大統領選挙と安倍首相の戦後70年談話でしょうか。
...続きを読む来年(多分)出版されるシリーズ7作目も楽しみです(^^)

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Posted by ブクログ 2022年11月07日

 ISのテロ、ブレグジット、世界に広がる格差社会などが紹介されていた第6弾。アメリカがなぜ銃社会となったのかが面白かった。オバマの次の大統領候補にトランプの名前がまったく挙がっておらず、改めてトランプの当選は時代の転換点だったと感じた。
 報じられない戦争は「存在しない戦争」になるため、誰かが危険を...続きを読む冒して戦地に行かなければならない、との記述にハッとした。ISに捕えられた邦人に向けて、SNSで「危険な場所に行ったのだから自業自得」と匿名で知った風に呟くことの恥ずかしさを知った。

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Posted by ブクログ 2022年01月28日

Unlimitedの世界史系書籍は散歩しながら聴くのに最適だ。8割知ってる事実に2割著者独自の視点や知らなかったことが加わっていくのが心地よい。

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Posted by ブクログ 2018年10月12日

時事ニュース解説本の第6弾。面白い。今年発売だったせいか、今までのものよりも、読みやすく感じた。やはりこういう本は、出てすぐ読まないとダメかも。

日本と中国共産党の関係など、簡潔にまとまっていて、とても勉強になった。次は来年か・・・
(660)

[more]
プロローグ 大転換期を迎えた世界
...続きを読む1章 大国アメリカの野望と世界への責任
第2章 ヨーロッパ、衝突の現場から
第3章 イスラムの台頭―文明の衝突は避けられないのか?
第4章 人類共通の問題に立ち向かえるのか?
第5章 戦後70年を迎える東アジアの未来志向
第6章 突き進む安倍政権が目指すもの
エピローグ 21世紀の世界のつくり方

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Posted by ブクログ 2016年11月06日

池上彰氏が例によって世界の潮流と日本の立ち位置を描いた第6作。

インテリジェンサーとしても一流の彼の言論は勉強になった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年07月13日

今知っておくべき世界の問題をまとめた一冊。池上さんの本は、平易な言葉で書かれているので読みやすくて好きだなー。最初のプロローグだけを読んでも、世界で起きていることのポイントが一掴みできます。ちなみに、2015年5月時点の本ですが、ギリシャのEU離脱の可能性についても触れられてたりしてます。

●シェ...続きを読むールガスvsサウジ原油
・シェールガスを掘り当てたアメリカは石油を輸入せずに済むように。一方、アメリカに石油を輸出しまくってたサウジは増産攻勢をかける。増産することで石油価格は大幅にダウン、1バレル100ドルが40ドルまで下下落。
・シェールガスの採掘コストは40~80ドルかかるのに対して、サウジの石油は10~25ドル程度で掘れる。圧倒的コスト体質を武器に、価格攻勢をかけることで、アメリカのシェールガス産業は壊滅的ダメージを負う。シェールガスが掘れなくなれば、また石油を輸入して貰えるという腹づもり。
・また、石油の価格を下げることは、同中東で対立しているイランを困らせることにもなる(サウジはスンニ派、イランはシーア派)。イランは石油採掘コストが高く、1バレル40ドルでは利益が出ない。
・同様に、油田を押さえることで資金を稼いできた“イスラム国”の資金源を断つことにも繋がる。
・一方でアメリカは、サウジの原油下落攻勢を耐えている状況。原油下落はアメリカにとって打撃ではあるものの、それ以上にロシアの国力を削ぐことになっている。クリミア半島を強引に統治下に収めたロシアに対して経済制裁を発動中であり、ロシアが外貨をもっとも稼いでいた石油輸出を封じることが出来る。
・更には原油安により、産油国であり、反米国家でもあるベネズエラはキューバ―を支援出来なかくなった。後ろ盾を失ったキューバ―がアメリカに接近したという流れもある。

●イスラム国が生まれた背景
・ソ連がアフガニスタンに侵攻。当時はソ連vsアメリカ時代。アメリカはベトナム戦争でソ連のバックアップに散々苦しめられらた反感から、アフガニスタンで仕返ししようと考えた。
・アメリカと関係のあったパキスタンのスパイ組織ISI経由で、最新の武器をムシャビディン(聖戦士)にどんどん貸し与えた。結果、豊富なアメリカ武器を使いこなすムシャビディンがソ連の撃退に成功。
・ISIはアメリカの軍需物質の多くを間引いて自らの武装力をアップさせる一方で、長引くアフガニスタンの戦乱でパキスタンに移り住んでいたアフガン難民の若者に対してイスラム原理主義を徹底的に叩き込み、戦士として教育。これがタリバンとなっていく。
・ソ連撤退後、アメリカは興味を失い支援をさっさと打ち切りに。大国の関与が無くなったアフガニスタンは内乱状態に陥る。
・そんな内乱が続くアフガニスタンを今度はパキスタンが、タリバンを使って、侵攻。アフガニスタンを掌握する。一時的に治安は回復し、住民からも歓迎されるが、タリバンは恐怖政治を徹底、住民から反発をうけ、またもや動乱が広がっていく。
・一方で、この時期に、イラクがクエートに侵攻。イラクの侵攻を恐れたサウジがアメリカにヘルプを要請。アメリカがサウジに駐留。イスラム原理主義者の集団であるアルカイダは自国を米国人が闊歩するのが許せず反発。9.11のテロ事件を起こす。
・怒るアメリカは、アフガニスタンにアルカイダの引き渡しを要請するも、アフガニスタンは拒否。アメリカはアフガンに侵攻しタリバン政権を崩壊させるも、早々にアフガンから撤退し、イラク潰しに舵を切る。フセインを抹殺する。
・イラクはもともと3つの民族が入り乱れた国家だが、フセインが強権をもって1つの国にまとめ上げていたものを、アメリカがフセイン政権を崩壊させたことで、内乱が拡大、泥沼化していく。
・イラクに力を削がれているうちに、アフガンタリバン勢力が息を吹き返す。アフガンにも軍を展開させねばならなくなり、こちらも泥沼化。
・そうこうしているうちにアメリカはオバマ政権に交代、中東からの撤兵を決定。アメリカ兵が抜けたあと、治安は悪化、内乱が続いている。
・もともと民族・宗派の違いから争い事が絶えなかったエリアに、アメリカvsソ連の衝突が余計な火種を残し、大爆発しているのが中東。今でも、種火を消せずに、世界中がイスラム国のテロに脅かされる事態に繋がっている。

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Posted by ブクログ 2016年05月25日

あまりの読みやすさのためか、頭に残らないのは私だけだろうか?
そうだったのかで終わってしまうんだな。

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Posted by ブクログ 2016年01月29日

ニュースなんてものは垂れ流していても意味はない。これからの苦境の時代は、ニュースを通じ得られる情報について、みんなが勉強し、考えて、行動せねばどうしようもなくなってしまうだろう。
そういった意味で、この本は優れたタネ本である。

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Posted by ブクログ 2015年10月18日

世界が目まぐるしく変わっていて、しかも総じて良くない方向に向かっていることが良く分かりました。
資本主義の行き過ぎで、貧富の格差が拡がる一方だし、日本を取り巻く中国や韓国との関係悪化、憲法九条の解釈変更による自衛隊の軍隊化。。。
日本は武力を使わずに平和的解決を行うよう定められた唯一の国なのですから...続きを読む、それに誇りを持って行ければなぁ、と、心から思いました。。。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年08月16日

2015年の32冊目です。

相変わらずの分かりやすさで、
最近の時事問題が解説されています。
中国の野望、中東イスラム圏の混乱、ロシアの孤立、アメリカの矛盾、、、。
世界は、高邁な理想への道のりを歩んでいるのか?
欲望と怨嗟と疑心をやりくりをしているのが現実なのか?
ふとそんな気持ちになってしまい...続きを読むます。

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Posted by ブクログ 2015年06月30日

年に一回、恒例の世界の大問題シリーズ。
あとがきにもあった通り、この1年は大きく世界が動いたので、そのおさらいができてよかった。
新聞が理解できるようになる。

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Posted by ブクログ 2022年06月21日

シリーズ6作目
今回は火種が燻る様子が読み取れる時期だったように思いました。
シェール革命、それに伴う中東との関係性の変化、クリミア併合後のロシアとの関係性、日本と韓国、中国との関係性は悪化。特に今回は日本内部の問題について多く書いてくださっており、学ぶものが大きかったです。
エボラ出血熱、デング熱...続きを読むなどの感染症が話題となった時期でもありました。アフガニスタンとタリバン、イラクとイスラム国など整理してくださっていたのはとても学びがありました。

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