あらすじ
〈わかりやすく伝える力〉を磨くための、池上流トレーニングを大公開。テレビ現場で独学したプレゼン術、超シンプルなノート術、情報収集&整理法……惜しみなくノウハウを大公開。
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Posted by ブクログ
人に物事を伝えたい
自分の話を聞いてほしい
人前で話す機会が増えれば増えるほど、ぶち当たる壁。
その壁を乗り越えるために必要なスキルがここに詰まってる。
3部作含めて、必読書になるだろう。
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わかりやすさを伝えるための勉強法がわかりやく紹介されている。でもそのためのコツは、なかなか身につけるのは難しい。まずは地図を描くことからはじめてみよっか!
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今の自分の立場(学生)上、集中力向上、インプット力、それを向上するための手法を詳しく書かれてありとても役に立った。
新聞を7紙読む時間とお金はないが、なるべくネットだけの情報に左右されなように生きなければと忠告されたような気がした。
もし、あなたがもっともっと向上したいという意思があるのならば大変読む価値のある一冊。
Posted by ブクログ
説明に対してとても謙虚な姿勢で挑んだ本。池上彰さんを初めてみたのは『週間こどもニュース』のお父さん役のこと。当時ニュースなんてつまらなかった小学生の自分にとって、模型とか劇仕立てが出てくるこどもニュースは見ていて面白かった&分かりやすかった。
その分かりやすさは、池上さんが考え抜いた末に使われている説明の結集だったのだな。
池上さんの勉強法は〜術みたいなテクニシャンなものではなく、本人も書いているように愚直。ツールもアナログ。なので、勉強テクニックやツールについて読みたい人には向かない本かも。
そうではなくて時間はかかっても、新聞読んだり、そこから考えたりして、受験でも就職でも仕事でも通用する力を付けたい人には響く本だと思う。
個人的には、クリアファイルで「フロー&ストック情報」を整理するのはマネできるかな、と。
説明するとき「自分の常識」を疑うこと。企業小説のように常に素人相手に説明するクセをつけとくと良い。
あとは新聞ちゃんと読もうと感じた。こども新聞も興味ある。だがスマホ持ってると、どうしても紙の新聞広げるのが億劫に感じられてしまう。
>クロス検索 」とは 、複数のキ ーワ ードで目当ての情報を探す手法です
>たとえば 、第 2章で触れたキ ーワ ード 「大陪審 」の場合 、 「大陪審 」で検索するだけでは 、ヒットする本が限定されてしまいます 。その場合は 、もっと幅広く拾えるように 「陪審 」程度にキ ーワ ードを広げて検索をかけてみます 。すると 、陪審員裁判に関するさまざまな本が出てきます 。
>私もレビュ ーは読みます 。その際 、そのレビュ ーが文章として優れているかどうかに注目します 。文章として優れているとは 、感情的でなく冷静な筆致で 、論理的な文章になっているか 、ということです
>ある分野の本を片っ端から買い求めると 、立花さんの指摘通り 、その分野の基本書がわかってきます 。他の多くの本が 、この基本書を参考にしてできあがっていることも見えてきます 。基本書をとりあえず押さえておけば 、その分野について 、ある程度詳しくなることができます 。
>具体的なメモを書かなければいけないと自分を追い込むことで 、あなたの観察力も磨かれるのです 。
>そもそも … … 」と説明する必要があることに気づきません 。その結果が 、この専門的な解説になっています 。自分がよく知っている 「常識 」を 、相手はまったく知らないという事実に気づけないと 、こんな難しい説明になってしまうのです
>専門的な内容を 、読者にわかってもらうため 、企業小説やビジネス小説には 、必ず素人が登場します
>すきま時間を見つけ 、集中力を持って読書したり 、原稿を書いたり 。これを繰り返していれば 、いつしかあなたは 、 「仕事が早くて何でも知っている 」という評価を得ることも可能になるはずです 。健闘を祈ります 。
浜矩子 真山仁
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尊敬する池上彰氏が長年の職務経験から編み出した、分かりやすく物事を伝えるための勉強法を解説した本。試行錯誤されて、自分に合った勉強法だったり、情報の管理方法を極めていった過程が書かれていて、自分自身にも非常に参考になった。分からないん単語や物事をスルーせず、自分なりの問題意識を持って勉強することで、自分の世界は日々着実に広がっていくことだろう。
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タイトル通り、さすがに読みやすい文章で、どうしたらわかりやすくなるのか書いてあった。
そもそも何でそうなったのか?や、何をはずせないかをキモに、子供にでも分かる説明をする。
また、わかりやすい説明には一般常識が必要。新聞=一般常識。ネットだけでも読んでみようと思った。
人はなぜ勉強するのか=前の日よりも自分が成長している、という実感に喜びを感じるから。確かに!
何でも知っていそうな池上さんですら絶えず勉強している。何でも知っていない私はもっと勉強せねば。
Posted by ブクログ
この本は「相手に伝わる話し方」「わかりやすく伝える技術」三部作の最終巻ということを知らずに読み始めましたが、前作に出てきた内容も簡単に説明されていました。
しかし、前作の伏線をうまく張られているようで、あとの2冊も読みたい衝動に駆られます。
どのように新聞や本を見つけ、読めばいいのかという具体的な技術だけではなく、どのような発想や視点で物事を捉えれば、人にわかりやすく説明することができるかという、考え方の技術が特に参考になりました。
また、筆者の経験談も書かれていますが、嫌味がなく謙虚な姿勢は、さすが池上さんだなと感じました。
タイトルにもあるように、本当にわかりやすくて、面白い内容でした。
Posted by ブクログ
池上さんの本は、
本当に読みやすい
社会人で、
勉強したいけど勉強が続かない人には、モチベーションアップに繋がる内容だと思う
テーマがかぶっているので仕方ないと思うが、「学び続ける力」と同じ内容もあったので、必要なところだけ読んだ
•再読•
もう一度読むと
違うところが頭に入ってきて、
相変わらず参考に
話を聞きながら図解化すること、
話を聞きながらキーワードを絞ること、
やってみようと思う
Posted by ブクログ
ジャーナリスト池上彰氏が2010年に発表した「わかりやすさ」を手に入れるための勉強法。同じような本を何冊か出されていますが、基本的には同じことを言われているので、実際に池上さんがやられている方法が良いのでしょう。池上さんの良く言われる「いい質問ですね。」の誕生秘話的なことも書かれていて面白いです。こういった内容は知っていなくても困りはしないのですが、ちょっとでも心に残ったこと意識するだけで、けっこう変わるものなんですよね。あまり風化する内容ではないので、学生、社会人1年生や2年生が読むのにいいと思います。
Posted by ブクログ
人に何か伝えること、言語化が苦手です。
でもそれは、多分ちゃんと考えてきれてないからないから。
常に自分のなんで?に素直でありたいし、相手の立場に同化してわかりやすく伝えたい。
Posted by ブクログ
2019/10/6
大学生や社会人に向けての、池上彰流の勉強法の提案みたいな内容になってます。
どうやって情報を得るか、情報を得てどう整理してまとめるか、どうやってそれをアウトプットしていくかといった視点から池上彰さん流の記者時代や週間子どもニュース担当の時代や番組制作に携わっていた頃の実践が紹介されています。
内容としては、池上彰さんの本は結構以前に読んだ本と共通する内容が書かれている箇所もあるので、その部分はあー、前も出てきたなーと復習みたいな感覚で読みました。
やはり、彼はインターネットが発達した現代だからこそ新聞や書籍から情報を得て整理してまとめていくことの大切さは色々な本でも訴えています。
色々な新聞を読み比べることで得られる情報、それを取っ掛かりとして自分がどう理解を深めていくかという実践が参考になります。また、自分が深めた理解をどう噛み砕いて人に伝えるかも大切です。特に聞き上手であることがコミュニケーションを上手に取ることにもつながっているというくだりは改めてなるほどと思いました。
中には自分が池上さんのやり方を似たような形でやっていたものもあったのでそれは引き続き実践していきたいなと自陣になった部分もあります。
わかりやすく伝えるにはまず自分が深く理解していなくてはいけない、わからない人に向けて説明するときの、わからないを究極まで考えられるようにすることで、よりわかりやすい説明ができるようになりたいなと思いました。
Posted by ブクログ
まず全体像を把握する。逆に全体像を相手に伝える。
プレゼンの基本
1.予習をする
2.よいキーワードをつける
3.焦点を合わせる
テレビは分かりやすく伝える教材。
わかりやすく伝える二本柱。
1.自分は何が分からないかを知る。
伝えるべき内容に優先順位を決められるか。
まずは人に説明すべき。
2.フロー情報とストック情報を使い分ける。
話のキモとは、そもそも何故〜なのか。という疑問に答える内容のこと。
プレゼン原稿は、突っ込み質問から書き出してみる。
自分の頭の中に絵を描き、それを相手に想像させる。
文章を書く時は、抽象的な表現だけでなく、具体例も交えて書く。
また、耳で聞いて分かる表現を用いる。
どんな質問でも相手の真に聞きたいことを探り、対応する。決してばかにしない。
細切れ時間を有効活用する。その為には常に手元に準備しておく。
Posted by ブクログ
池上節炸裂の一冊。
語りかける口調で、実例も交えながら、どうやって「わかりやすさ」を作り出していくのかという方法を思考を解説。
わかりやすいというのは物事を単純化することではない、という教えは大変重要。プレゼンテーションZENにも同じ事が書かれていた。
Posted by ブクログ
相手に"わかりやすく"伝えるためにどんな事をしているか、してきたか、池上彰さん自身の経験を踏まえて説明されています。
ジャーナリストをはじめ、多方面で活躍する池上さんらしい、読みやすい文章でした。
今回も、なるほど!と、本を読みながらうなずかされました。
毎日の生活の中で、自分が理解できていない点を常に見つけるようにすること。そして、人に何か説明する時は「手垢のついた表現(抽象的な表現)」を避けること。聞き手に回った時は、「相手を認める聞き方」を心掛けること。
もし不意に、陳腐でありきたりな表現や、理解が難しい高尚な表現を使って、説明から逃げてしまいそうになったら、しっかりと理解できていないことを認める素直さを持ちたいと感じました。
Posted by ブクログ
記者体験に基づいた考えとテレビに出てプレゼンターになって気づいた視点から伝わりやすい説明の仕方、資料の作成方法が書かれている。主にどのように説明するかに力点を置いた内容。
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常々思うのが「自分は説明が上手くない」ということ。
藁にも縋る思いで手に取った一冊。
情報の整理の方法や伝え方のコツなどヒントをもらうことができた。
Posted by ブクログ
わかりやすく伝えるための極意、そしてその基盤となる知識のつけかたについて書かれた本です。
特に、伝えるためには深い理解が必要で、そのためには常に疑問をもって物事の背景や文脈を理解する必要があるとの内容に納得しました。
知識を得るためのメディアの使い分けや、得た情報の整理法、プレゼンの極意など、具体的に書かれていました。新聞ごとの特徴についての記述もあり。
いわゆるアカデミックスキルの紹介本よりは、独自性が強い気がしましたが、その分大学生から社会人にまで取り入れやすそうな本でした。
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「わかりやすい説明」スキルを身につけるためにどうすべきかを指し示してくれている本です。話のキモを見つける・相手の頭の中に絵を描く・ノートの取り方 メモの取り方(アナログだって有効だ) ベタ記事は隠れた宝石だ・・。
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プレゼンでの活用など、どのように伝えれば、わかりやすく説明できるかを、丁寧に解説されています。
大学で参考にするために借りましたが、すごく為になった一冊でした。
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わかりやすい説明のために池上さんが実践した具体的な手段まで切り込んだ本。こういうツールも含めてくれた本を待っていました。A4を四つ折りにして本に挟んで気になった箇所を記録する、2B0.9mmで速記。左側にキーワードを書いて、後で右側に記事となる部分をまとめるなど、すぐさま参考になる情報が多くとても満足な一冊でした。
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わかりやすさというタイトルは付いているが、ビジネスマンの基礎という感じ。
プレゼンや話し方テクニックだけでなく、準備となる勉強の仕方、読み方、書き方、時間の使い方など、わかりやすさに関する様々な要素が沢山。
テレビで見る通り、「なぜ」もキチンと説明されていて納得感も高い。
子供の視点だったり、相手の視点を見直すことは、講師業をやる自分達にとっては、復習のためにも目を通しておきたい一冊。
なお、色々詰め込んである反面雑多な感じとなっている分、星は減らす。
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「<わかりやすさ>の勉強法」というタイトルですが、「<わかりやすさ>の解説法」も含まれています。つまり、池上さんにとって、勉強の目的は、解説するためであり、わかりやすく解説するためには、解説することを、しっかり理解していることが必要と言うことでしょう。
しっかり理解するためには、その現象を断片的に知っているだけでは不十分です。その現象が起きる文脈、歴史的な背景を知らなりません。歴史の勉強は、起源から始めますが、もしかしたら、現象の理由を遡るような勉強方法の方が、しっかり理解するためには良いのかもしれません。
そして、少ない労力で、現象を理解するためには、池上さんのような名解説者の本を読むことが、とても有効なのではないかと思います。
Posted by ブクログ
本書はわかりやすい説明やプレゼン等をするための勉強法を著者の経験を元に記しています。
情報収集の仕方から、調べた情報のまとめ方、相手に理解してもらうための方法、上手い脱線の仕方等、多岐にわたって教えてくれます。
さまざまな手法が記してあるので、全てをすぐに実行する事は難しいですが、これ一冊をマスターする事ができればプレゼンの手練れになれることでしょう。
確かに著者の本はどれも読みやすくて私も好きです。
その読ませる文章の秘密を垣間見れる一冊です。
プレゼンでお困りの方は是非どうぞ。
まあ、私は仕事でプレゼンをしないからあれですけど。
Posted by ブクログ
分かりやすく伝えるには、まず自分がその情報に熟知している必要がある。様々な事柄を調べることで、物事を簡単な言葉で端的に説明できるようになるだけでなく、自分も成長して世界が広がる。資料の集め方、読み方、まとめ方、伝え方など、参考になる。アウトプットを意識することで、インプットも効率よくできるという。意識してみようと思った。
Posted by ブクログ
①テレビでプレゼンを学ぶ:資料はホッチキスでなくクリップ留め→前後の内容を即座に見渡せるため。原稿は3パートに分ける→話のキモを示すため。「予習をキチンと行う」「キーワードを一般論にする」「話の焦点を合わせる」
②話のキモをみつける:自分が何がわからないかを知る→人に話す。フロー情報(新聞・ニュース)でわからないことを見つけ、ストック情報(本・サイト)で勉強する。
話のキモは「そもそもなぜ~なのか?」に落ち着く。
プレゼン準備→冒頭に「とにかく素晴らしい」それは~だからです。と続けて冒頭の素晴らしいの部分を削除。→結論から始める。+上司の質問ぞ考えておく。
③プレゼン力を伸ばす:相手に図(絵)が伝わるとようにする→聞いている人に絵(企画)が浮かぶこと。何度でも図にして考える→キーワード→▼→□→集合図
④新聞の読み方:つまらないコラム(読み物)の理由を考える。→文章力・思考力が鍛えられる。自分にあった新聞を読む(日経・読売・朝日など)
⑤クリアファイルで情報整理:新聞記事破る→時間経過で破棄or整理→文献記事・新聞記事の追加→繰り返す
ファイルは大きなテーマから→アメリカ大陸→北米・南米→カナダ・アメリカなど
⑥本の読み方
⑦ノートの取り方:左側→メモ書き(キーワード)の走り書き・右側→情報の整理(左側のキーワードの前後情報)+その人の表情や気候や様子について。
⑧わかりやすい文章:基本から書く事→その分野の人は前提条件を省くため。理解していないと説明が抽象化してしまう。耳で聞いてわかる表現にする→~をセンタク(選択・洗濯)と紛らわしい→~を選ぶ
⑨聞き上手:相手の表情を見る・間を取る・リアクションをとる→相手のペースに任せる(準備どうりにしない・自分の思い込みどうりにしない)
⑩時間活用
Posted by ブクログ
何回言っても相手が分かっていない時は腹も立つ。でも、それは自分の説明が分かりにくいからだと謙虚に受け止めなければ…と身につまされました。
池上さんの分かりやすさは経験の賜物。私も新聞を読んで、もっと勉強しなくては。
Posted by ブクログ
4〜8章、10章を読んだ。
こういう本もたまには読むと刺激になる。
雑誌
・月刊クーリエ・ジャポン:世界1500の新聞雑誌から記事を選んで掲載。
・選択、ファクタ:定期購読専用
・フォーサイト:ウェブ専門
・フォーリン・アフェアーズ日本語版(アメリカ)
・ル・モンド・ディプロマティーク