池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
池上彰さんの著書は何冊も読んでいますが、理解しやすく世界の問題がわかりやすく解説されています。
アラブ諸国の問題、中東問題、中国との経済問題、アメリカ国家の減衰した原因などをまだまだたくさんの項目が取り上げられていました。
池上彰さんの著書には何度も登場するのですが、「宗教問題」は争いには事欠かない理由が多くあるようです。
キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教とそれぞれが信仰しているもののお告げや正当性を用いて争いごとをは始めたり、お金の問題(石油などの資源を含めて)が原因で戦争を始めたりと、「欲」による争いごとをわかりやすく解説してくれています。
「イスラム国」はなぜ出来たの -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界を知る最強コンビが、国際問題を解説する1冊!
テレビなどで多くの信頼を得ている池上彰氏。
ソ連・ロシアの元外交官である佐藤優氏。
世界を知るからこそ読み解ける、世界の紛争、国際関係、歴史問題、民族、宗教、イスラム国など様々な国際情勢を学ぶことができる。
予想をはるかに超える情報量!!
新聞やニュースなどで知る国際情勢をもう1歩深いところまで知ることができました。
本書を読んでいると、わからない言葉や、疑問に思うことがあるので、インターネットなどで調べながら読み進めると、より深く理解することができます。
本書は池上氏と佐藤氏の対談形式。
内容は「深すぎず浅すぎず広く」書かれているので -
Posted by ブクログ
20160718
何冊目かの池上彰解説。
日本国憲法の全文を44年の人生で初めて読んだかも。
この夏の参院選で衆参共に改憲勢力が2/3を超え、いよいよ憲法改正が現実味を帯びてきた。
現在の近隣諸国との緊張感から、本当に改正が必要なのか、まずは今の日本国憲法をしっかりと理解しなければ自分自身で正しい判断ができないと思う。
池上解説じやなければ、なかなか全文は読めないだろう。
前文は大変素晴らしいもので、この部分は改正するべきではなく、未来永劫守っていくべき。
9条については、国民と自衛隊員の命を守ることを最優先にした、部分改正をするべきと思う。
権力の強くなりすぎた安倍政権の暴走 -
Posted by ブクログ
戦後の世界史はニュースなどで放送されておりますが、背景がイマイチつかめていないまま、「北朝鮮はおかしな国だな」「また中東で戦争が起きているんだな」
「反日デモってなんでやっているのかな?」
などの疑問が晴れて理解できました。
歴史は伝え方によって、大きく変わり国民的反逆者が英雄になり、英雄が反逆者として投獄されるという勝者の歴史となります。
身近なところでは、日中韓の友好は近寄っては遠ざかります。 政治的なところで、中国、韓国では日本は大変残虐な民族だと教えているようです。
子供の頃からの教育によって、ある程度の刷込みはありますね。 私も朝鮮学校の人たちは何でそのような学校に通う必要 -
Posted by ブクログ
池上彰教授の講義本は理解しやすく、ニュースで取り上げていた事柄の背景を知ることが出来ます。
なぜ、米軍基地と沖縄県、政府との対立は続いているのかを、頭では理解していても、時代背景が明確ではなかったのです。
琉球王国時代にさかのぼると、日本が侵略してきた。
琉球国王は沖縄県知事として日本に属するようになる。
その後、第2次世界大戦では沖縄は米軍との戦場となって、民間人が犠牲になる。(日本兵からも虐待や殺害を受けた)
米ソ東西冷戦時代は沖縄県が極東地区の軍事基地として
多くの建設が進み、米軍人が度々沖縄県民を暴行したりする事件が後を絶たない。
軍事基地移転問題を政府は空回りさせてい