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社会が大きく変化するなかで、「家庭」で育つことができない子ども増えている。貧困、虐待、DVなどの理由により、家庭から隔てられた子どもは、健康や学力の面で不利を強いられる。その数およそ7万人。経済格差が極まりつつあるいま、世代間連鎖を断つために「社会的養護」の必要性が高まっている。「子どもの貧困」を象徴する児童養護施設の現場から、問題の実態をレポートし、その課題と展望を明快にえがく。
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Posted by ブクログ
期せずして手にしたこの本。 僕の1番知りたい児童養護施設の内容でした。 僕は子どもの貧困が自分のライフワークになると思っています。 最終的には児童養護施設と深く関わる運命を切り開くことになると思います。 そのために生活保護という最後のセーフティネットを西成区生野区という大阪市でも配属希望の少ない現...続きを読む場で学びました。 今福祉局に配属されたのは宿命と言っても過言ではないと思っています。 ここで結果を出してきっと将来は児童養護施設に関する仕事がしたいと思います。 この本を読んで僕にできることがそこにあると思いました。
児童養護施設の実態が細かく書かれているわけではないが、施設を出身の子どもたちにどんな支援が必要か、学習支援の大切さがピンポイントでわかる本。 その他背景にある複合的な問題はまた別の本を読む必要があるけれど、要旨が絞られていて良いと思う。
子どもは成育環境を選べない。貧困の連鎖を解決する方策はやはり教育なのか。 国を支える人材を育成する観点から,国が権限と責任を持って主導的に解決していかなければならない重要課題だと思う。
児童養護施設問題の入門に。 分かりやすく書かれている。 個々の具体例はあまり出てこないが、それでも読んでいて胸が痛む。 社会全体でこうした子どもたちを支えていくことは、良き納税者を育てるという事。
子どもの貧困の現状について児童養護施設を中心トピックに添えて入門書的に描いている本書。顕在化されていない問題を、多くの支援者や関わりを持とうとする市民と協力して、問題解決に向けて動いて行きたいと感じさせる本である。
児童養護施設のこどもたち 不遇な環境状況の子どもたち そんな子どもたちの境遇からテーマに迫る 前半はジャーナリスト池上彰さんと養護施設関係の専門家高橋利一さんの対談 後半は心理学者池上和子さんと実践者高橋利之さんの論説 勉強になりました。
児童養護施設という施設がどういうモノで何をしているのかがよく分かる。 この本と同時進行で「最貧困女子」鈴木大介 著を読んでいたので、子どもの貧困は根が深い上に、親の貧困などいろいろな問題が複雑に関わっていることを思い知らされる。 現実を把握してから、支援策はそれを受ける側が何を望んでいるのかを知...続きを読むったうえで考えることが必要だろうと思った。 貧困を断ち切る方法として、「教育」の存在は大きいと改めて感じた。 高齢者社会だが、もっとひとり親や貧困層への支援策には予算が割かれてもよいのではないだろうか。 "「貧乏」と「貧困」は違う。” このことは知っておきたい。
児童養護施設の運営者との対談が分かりやすい。よき納税者を育てるために社会全体で子どもを育てる必要がある。
児童養護施設の現状。捨てられた子には罪がない。自立していない大人が多すぎるのだろうか。 国家予算で何もかもできないのはわかるが高齢者だけでなく、こういった人もどうするのか課題
児童養護施設について勉強になった。子どもたちの衣食住を支える場所のように認識していたけど、実際には教育の場であり、家庭であり、縦のつながりがある場所であり、とても大事な機能を担っていると知れた。なのに国や自治体の税金だけではなく、施設長の身銭や熱心な人たちの寄付でなんとか大学に…という話を読み、悲し...続きを読むいけどそれが現実なのかと。 貧困の連鎖を断ち切るためには、高校のみならず専門学校や大学への進学が大切であると繰り返し書かれていた。国内でも地域差がありそうだけど、もっと議論されて改善されてほしいと強く思った。
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日本の大課題 子どもの貧困 ――社会的養護の現場から考える
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