池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ロシアがウクライナに侵攻して暴虐を尽くしたのが2022年2月。このトッドー池上対談が行われたのが2023年4月。まだバイデンのアメリカだった頃に書かれたこの書籍を、3年後、トランプがイスラエルと共にイランに先制攻撃した後に読む。まるで答え合わせをするように。
そうか、問題はトランプではなく「アメリカ」だったのか。
ロシアと欧州が抱く家族観の違いの中で、欧州的な個人主義&核家族の価値観がいまだ世界的には「少数」ということや、日本とドイツが「中間」にいる立ち位置など、人類学と歴史学の立ち位置を持つトッド氏の指摘は興味深い。ただ、トッド氏が日本に対して助言する中で、アメリカ主導からの脱却を促 -
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Posted by ブクログ
池上彰さんと佐藤優さんによる日本左翼史は第三巻にて1972年から2022年までを語る
もうね、これまでの2冊と比べてまず期間が長い、そして薄い
それだけ語るべきことがないってことよね
この期間の主な出来事と言えば、まずはソ連崩壊ですな
まぁ、ソ連は社会主義者が言うような目指すべき夢の国ではなかったわけです
(一応今のロシア連邦は資本主義国家です)
また、社会党の連立政権参加による村山富市首相の誕生は、元々の支持者が大量離反するという結果を招き、現在の社民党の衰退に繋がっています
加えて、近年のウクライナ侵攻による危機感を抱いた共産党は「自衛隊は違憲だけど、もし他国が攻めてきたら自衛隊に守 -
Posted by ブクログ
佐藤優さんの顔が怖い
というわけで、池上彰さんと佐藤優さんによる『日本左翼史1960-1972 』です
この期間は新左翼と呼ばれた諸党派が乱立し過激化する暴力、暴力の時代です
学生運動が隆盛を極めたのもこの時代
そして連合赤軍による「あさま山荘事件」が発生したのが1972年です
テレビで生中継されNHKと民放合わせた視聴率はなんと驚異の89.7%!
そして「あさま山荘事件」と言えばカミソリ後藤田と日清カップヌードルです!
分からない人はお祖父ちゃんに聞こう!て誰がお祖父ちゃんやねん!( ゚д゚ )クワッ!!
そして逮捕されたメンバーにより凄惨なリンチ殺害事件が明るみになったり、日本赤軍が -
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高市早苗旋風が吹き荒れた先の衆院選
自民党単独で316議席という歴史的圧勝を収めたわけですが、一方で左翼政党の衰退が著しく、ほぼ死に体と言っていい
具体的には日本共産党7、れいわ新選組1、社会民主党に至っては議席を失うという結果
まさに国民総保守といった状況です
なぜこんなことになってしまったのか?ということと、日本社会にありがちな揺り戻しにより今後左翼が見直されていく可能性も考慮して、あらためてお勉強してみようと手に取りました
だけどね
ドストエフスキーの後に読むべきじゃなかった!
もっとライトなエンタメ間に挟むべきだった!w
でも頑張って読む
本書はわいの大好きな池上彰さんと佐藤優 -
Posted by ブクログ
「無知」をポジティブに捉えられる本だった。「分からない」を自覚することは、分かるようになるためのスタートになるので、「分からない」を自覚できないことよりずっといい。
無知が恥ずかしいと思って、思わず知ったかぶりをしてしまうことがたまにあった。が、そんな自分が恥ずかしい。それは自分の成長を止めていたなと思った。
ニュースを収集する中で、自分なりの疑問を持って解消するのを習慣にしていきたい。
分からない状態から分かるようになるために考えて工夫して動くことが、自分の実になることが池上さんの体験談を持って書かれていた。
自分と後輩の向き合い方も考えさせられた。