池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本の前に読んだ同じ著者の「高校生からわかる資本論」では、さすがの池上さんも苦戦したのか、他の著書に比べるとすらすらと読ませるという点では劣っていたが、つっかえながらも読んだことが返って自分の中に長く残っている感じがしている。
さて、本書はというと、普段日本人があまり知らない、世界の政治経済、なかでもイスラム世界に焦点を合わせたもので、これこそ氏のホームグラウンドとでもいうべき領域なのだろう。236ページを一気に三時間から四時間ほどで読むことができた。
イスラムとは一体何なのか、イスラムの成り立ちをユダヤ教、キリスト教との歴史の中から解きほぐし、歴史的発展から中東問題など現状に至るまで一 -
Posted by ブクログ
ネタバレ事実は小説よりも奇なり、とはよく言ったもので、知っていそうで知らない現代史の諸問題に関して、とても興味深く読めました。
非常に分かりやすく書かれているので、読んでいて苦になりませんでしたし、むしろ小説のように次の展開が気になって夢中で読んでしまいました。
内容は、イラクやアフガニスタン、北朝鮮や、核関連など。
このシリーズを読んでから新聞を読むと、新聞の面白さがぐっと増します。その出来事の背景や、個人や組織の相関図が分かるようになるからです。
現代史は難しくてどこから手をつけたら良いか分からない、もしくは、手っ取り早く現代史を浚いたいという人にはぴったりの入門書でしょう。
また -
Posted by ブクログ
2026/07/18
このシリーズも17作目で、毎年この本を読むことはもはや習慣のひとつになりそうです。
昨年度の激動の1年間をそれぞれのジャンルに分けて丁寧に解説してくれています。
アメリカのこと、中東のこと、中国のこと、ロシアのことなどなど…。
歴史的な背景も踏まえながら「どうして今現在この様になっているのか」を知ることができるきっかけになると思います。
ただ、読んでいて思ったのは第6章の部分でかなり高市総理に対して警鐘を鳴らす視点で内容が書かれているのはちょっと気がかりです。
池上さんは分かりやすく解説してくれる人だと思ってたんだけど、結構視点が中国寄りじゃない…?みたいな印象。
結局こ -
Posted by ブクログ
日本、アメリカ、中国、ヨーロッパ、中東諸国などのマネーの動きが世界にもたらすもの。円高円安の仕組みからオイルマネーの仕組みなど。とりわけ、アメリカはトランプさんの行動が世界を混乱に導く。と言ってみても、雲の上のできごとばかり。ロシアも中国もアメリカの変化によって、領土への野心を露わにする。
第二次世界大戦後の世界や新自由主義は、期待と共に人を動かしたかもしれないけど、時が経てば、人の欲望に上限がない限り、完璧な仕組みや政治などないと改めて実感。
巻末の齋藤さんとの対話は、日本に再び好機がやってくるという。株価は上がったけど、円安で対外的には上がったように見えないとぼやいたり。 -
Posted by ブクログ
世界で起きていることを理解するためには、宗教の教え、歴史、現在の最高権力者の考えを理解しなければならないという思いをより強くした。
日本人にはなかなか理解しにくいと思う。本来平和な世の中を作るための道徳的な意味合いが強くある宗教。なぜそれが原因で多くの戦争が起こり、たくさんの人たちが死ぬのか?そしてまた報復するのか?
国家権力者にとって宗教指導者は脅威になるのだろうけれど、それを弾圧して弱体化させるしか方法はないのか?共生することはできないのか?でも共生しすぎるとロシアのように危うさを感じる。
日本でもオウム真理教のような危険な集団ができたりした。こういう人たちは早めに摘み取ってしまうし -
Posted by ブクログ
ネタバレ毎年買っているので今年も買って読みました。
少し偏りがちな池上さんの視点もありますが今回も勉強になる点も多かったです。
イランの成り立ち、中国と台湾の経緯、イスラエルのパレスチナ紛争など今までに聞いてるはずなのに改めて認識し直したところがありました。
いずれも第二次世界大戦後の話で現代の話なのにそれすらちゃんと理解してないというのは恥ずかしい限りです。
本のタイトル通り知らないと恥をかくことばかりですね。
普段新聞を取っていないこともあり、世界情勢なんかは本来都度追わなければならない点だと思いますが
一年に一度この本で改めて学び直しています。なかなか知識が定着せず歯がゆいですが今後も購入して