池上彰のレビュー一覧
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試し読み
Posted by ブクログ
下記の7項目について、わかりやすく解説している。
1.宗教
2.宇宙
3.人類の旅路
4.人間と病気
5.経済学
6.歴史
7.日本と日本人
これらの分野において、まったくの初心者でも、概要がつかめるようになっているのが、大きなメリットだ。池上氏のわかりやすい説明は、賞賛に値する。
本書で興味を持った分野から、知識を広げていくのが良いだろう。
良い本だが、悪い点も一点だけある。戦前・戦後の歴史観だ。
いつも思うが、池上氏の第二次世界大戦時の説明が悪い。
たとえば次の記述。
たしかに日本は東南アジアに侵略して、ひどいことをしました。(p222)
「ひどいこと」とは何を差しているのか? -
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Posted by ブクログ
「郵便番号を書かない」反合理化闘争、異次元すぎる。今のAI時代でもそのような思想が残っているのだろうか?
昔の左翼や労働組合にとって作業の分業化や機械化によってもたらされる仕事の合理化は、人間から仕事を奪い、人間を本来あるべき労働から疎外させる絶対悪だったからです。
「メディアがエリート化しているから、彼らが世の中に異議申し立てしても、腹の底からの言葉でない、とってつけたような批判」に同意。
結局、思想がないんですよ。眼の前で繰り広げられる椅子取りゲームに勝つことしか興味がなくて、その場その場をどう振る舞えば自分にとって得になるかを考えている。 -
Posted by ブクログ
子どもにも読みやすく身の回りの安全確保について書いてある。
漢字にはふりがなが振ってあるし、クイズ形式になっていたり、イラストがついていたり、とても読みやすいです。
各章の導入部分はマンガにもなっています。
本の最初はまず興味を持てるように、面白い動物の話になっていたり工夫が凝らされています。
だからといって、面白く読めるだけではなく大事なこともしっかり書いてあります。
特にいま問題となっているいじめや虐待の話。それにSNSやネットの使い方など。犯罪に巻き込まれない為にはなどもありました。
ぜひ、どのお子さんにも読んでみて欲しいなと感じました。
そしてこれを元に周囲の大人と子どもで話をするとい -
Posted by ブクログ
どの仕事も責任があって時間も関わってくる。
働き方によれば自由にお金や時間の使い方が変わる。
その中で役割や自分の得意とすること、好きになったもの、実は苦手だったとすることもわかってくる。
すぐに自分のやりたいことは見つからないし夢もなくていい、ただ自分の思いのままの仕事ができなくてもすぐに辞めて変わろうとする時代の流れに、企業側周りの支援する側も働き方の多様性を、その人の強みを見つけてあげていくサポートもその先に導けることの一つかもしれない。
案外わかると次もできるかもしれないという小さな安心感も出る、その都度変わるかもしれないがそれでいいのだと思う。