池上彰のレビュー一覧
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日本の右傾化が進んでいる今、この8年前の本を読んでみた。
右傾化への問いに答えているというよりは、事実の解説とルポが中心の本書だったが、事実としてこの頃と全く同じことがここ数年で日本に上陸してきたと、思う。日本で今排外主義を煽る政治家たちの手法は、そっくりそのままフランス、イギリス、アメリカの政治家がやっていた、やっていることのコピーだ。日本でいう極右は、指摘されていた通りこれまでは軍歌を流す国粋主義の街宣車のイメージから、ここ数年で諸外国と同様排外主義的論調へとシフトした。
一方で、日本の場合は難民受入は年間数十名程度であり、どちらかというとオーバーツーリズムや、外国人労働者の増加による「 -
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池上彰が東京都立国立大高等学校で行った6コマの授業をまとめたもの。とりあえず、毎度のことであるが、池上彰なのでわかりやすくておもしろい。
アフリカの歴史、現状、強み、弱み。
紛争?貧困?レアメタル?投資?成長?共存?
いろいろない切り口から様々なアフリカの姿が語られている。
心理的にも物理的にも、どうしても遠くに感じがちなアフリカだが、本書を読むことで少しだけアフリカを身近に感じられるようになると思う。
授業を受けている高校生たちの知識や鋭い視点にただただ驚嘆。自分の高校時代が恥ずかしい。今更遅いのだが、もっともっと勉強したいというモチベーションは上がった。そういった意味でも良書。 -
Posted by ブクログ
アダム・ファーガソン著『ハイパーインフレの悪夢――ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する』は、1923年ワイマール共和国で起きたハイパーインフレの地獄を、生々しい資料と証言で再現した迫真の記録です。パンやシャンパンの値段が1日単位で桁違いに高騰する中、市民がどう生き抜こうとしたのか、リアルすぎる描写に背筋が凍りました。
著者はジャーナリストかつ歴史家として、外交資料・日記・新聞を縦横に活用し、学問の厳密さと読み物としての引力を見事に融合しています。インフレによって日常が崩れ、信頼さえ奪われる様子は、現代の私たちにも多くの示唆を与えてくれます。
この本は単なる経済史ではなく、「お金とは何か」「価 -
Posted by ブクログ
ネタバレ憲法:国家権力を制限して、国民の自由と権利を保障するもの。
法律:世の中の秩序を維持するために国民が守らなければならないもの。
立憲主義:国家権力を制限する憲法に基づいて政治を行うこと。
日本国憲法の成り立ち
・ポツダム宣言においては、日本に対して、言論の自由を守り、基本的人権を尊重し、平和な政府を作ることが求められていた。
戦争中は、戦争反対のものは逮捕され、拷問され、言論の自由もなく、宗教団体も弾圧され、信教の自由もなかった。
天皇に絶対的な権力を認めていた大日本帝国憲法の改正が求められた。
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元々日本が作っていたものは、あまり大日本帝国憲法と変わらないものが予定されていた。天皇は至尊 -