池上彰のレビュー一覧

  • 池上彰の教養のススメ

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    3限目の社会的合意形成の話が特に面白かったです。
    おじいさんやおじさんだらけの議論の場に、女性や子供を入れることで議論の質が高くなるとありましたが、納得でした。
    似通った意見だけでなく多様な意見が出てくると同時に、高齢男性のほとんどは、女性や子供の前では自己中心的な意見を言わなくなるため、結果的に議論の質が高くなるそうです。

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    2025年12月10日
  • おとなの教養 2 私たちはいま、どこにいるのか?

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    今世界で起きている事の基本的な知識を知る事ができました。知るとどの問題も今後そう簡単に良い方向に行かないなと感じます。
    それでも読むと今まで何でと思っていた事が腑に落ちた事も多く有りましたのでおすすめです。

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    2025年12月08日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    本書では、ドイツが経験したハイパーインフレの歴史が丁寧に描かれており、通貨価値が崩壊するという現象の恐ろしさを、まるで目の前で起きているかのように感じながら読み進めた。特に「貨幣とは何か」「紙幣の価値は人々の共同幻想に基づく」という指摘は、自分に強い印象を残した。

    私たちが当たり前のように使っているお金も、社会全体の信頼が揺らげば、あっという間にその価値を失う。貨幣の信用が成立するには、一定以上の信頼が欠かせないという事実を改めて思い知らされた。

    現在の日本や世界情勢は目まぐるしく変化しており、将来を正確に予測することは極めて難しい。しかし、本書を通じて「不確実な時代をどう生きるのか」を考

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    2025年12月07日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

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    「知る力」の鍛え方とは「気になるを調べてみること」であり、できれば「その現場に出向くこと」、で一番大切なのは「その情報を人に話してみる、アプトプットしてみること」である。最悪なことは「わかったつもり」でいることだ。「わかりやすさの罠」とは「分かったつもり、知っているつもり」にならないことであり、それを無くすこと。情報をしっかり自分自身で把握、理解、納得してこそ生きた情報になると言うことだ。近年多くのフェイク情報が飛び合い、詐欺的な被害も被る時代へと変わった。それは如何に自分が愚かで、無知だという事を知らしめる事であり、知らない事を知る・調べる能力を身につける事に返って来る。

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    2025年12月05日
  • 知ら恥ベストシリーズ1 知らないと恥をかく中国の大問題 習近平が目指す覇権大国の行方

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    中国政府と一般の中国人は別だと認識しているが、中国が企んでいることが実際の出来事との結びつきでよく分かった。
    言動が監視されている。自由が無い国。
    中国で起きていることは中国にいてもわからない。
    国外から情報を集めるべきだと改めて思った。
    良書だったが、他で使った記事をツギハギして本にしたのか、同じ内容の繰り返しと、結論が曖昧なことが残念だった。
    著者の他の本も読んでみたい。

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    2025年11月30日
  • 僕らの未来が変わる お金と生き方の教室 君が君らしく生きるために伝えておきたいこと

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    会社に所属していれば自動的にお金をもらえると考えるのは受け身の姿勢。そういう人はお金を稼ぐことはできない。
    稼げる人になるということは能力が高い人になること。今ある資産を、時間・お金・能力に投資をしていく。
    人と比べない!
    他人と比べたり他人の目を気にしすぎたりする人よりも、自分に誇りを持ち、自分らしさを大切にする人の方が幸せ!
    ・・・
    自分の人生を充実させるために、誰かを笑顔にするために、できることはなんだろう?やりたいことはなんだろう?
    学ぶことが多い本でした。24

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    2025年11月27日
  • 池上彰が七賢人と考えた 世界の読みかた、未来のみかた

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    最新の世界情勢が対談形式でわかりやすく書かれています。個人的には佐藤優氏のPart2が良かった。似鳥会長の話も興味を持ちました

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    2025年11月24日
  • なぜ人はそれを買うのか? 新 行動経済学入門

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    文字量が少なくイラストも多いため、まさに入門書として非常に読みやすかった!書かれている内容も、行動経済学の基礎的な部分を丁寧に解説してくれるので、知識ゼロの状態でもらくらくに理解できた。読んでみると「確かに行動経済学使われてるなあ」と納得できる部分が多く、名前だけ知らなかった理論を1つずつ吸収していくような感覚。

    特に印象的だったのは、各国の行動経済学での成功事例をまとめているパート。個人だけでなく大勢の行動を変える力を持つ学問だからこそ、社会全体に与える影響が大きく、そのひとつひとつのアクションとその結果に面白さを感じた。

    こうした面白さを踏まえて、次はもう少しレベルの高い内容にも挑戦し

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    2025年11月24日
  • 池上彰が七賢人と考えた 世界の読みかた、未来のみかた

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    新聞広告を見て購読。佐藤さんとの対談による、国際情勢への視点や、似鳥さんとの10年以上の長期計画を立てられるか否かでの成長率の変化、大企業も内部留保に回したり、計画も3か年になったりと、日本経済の状況も垣間見ることができた。社員を育てよう、ヘッドハントされて、当然、それも念頭に社員を鍛えるという発想が、これからの時代的な考えだなと感じた。ICCとかそういった組織があるんだと、いうことも、この本を通じて知れて、読書の醍醐味の1つなんだろうと感じた。

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    2025年11月22日
  • 池上彰の世界の見方 アフリカ ~希望の大地か、暗黒の大陸か~

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    面白くわかりやすい。
    日本は思ったよりアフリカとの付き合いが長い。
    シリーズのようなので、他の地域とかも読みたい。

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    2025年11月21日
  • 池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

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    日本人にとっての仏教とは。つい最近まで気恥ずかしいことと日本人はためらっていたけれど、今は堂々と他人に優しくするという根本的なことができる。難しい内容ではないのに勉強になります。ダラムサラでのダライラマとの会談がほぼメイン。

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    2025年11月13日
  • 池上彰の未来予測 After 2040

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    池上彰氏が、2040年の日本社会を仕事・教育・災害・くらし・健康の視点から多角的に予測している。未来と聞くと遠く感じるが、あと15年余りと考えると現実味があり、どれも納得できる内容だった。
    著者は悲観的になりすぎず、明るい可能性にも目を向けている点が印象的だった。未来の社会や自分の生き方を前向きに考えるきっかけとなる一冊だった。

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    2025年11月11日
  • おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

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    分かりやすく書かれているのがよい。そして池上氏の考える教養とは何かを学べる。一方で、具体的な勉強方法までは書かれていないのが残念。

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    2025年11月09日
  • なぜ人はそれを買うのか? 新 行動経済学入門

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    いつも通りの池上流。さすがです。難しい内容を平易な言葉でサクッと説明。いやー勉強になりました。読み進むほどに、なるほど、なるほどとうなづきすぎて首が痛くなっちゃいました。
    ただ!一つ一つがあっさりとした説明なため、それぞれの項目でもう少し深く知りたくなりました。
    まあ入門ですからね。というかつまりこの『もうちょっと知りたい!』という気持ちが、池上さんの術中にハマった証拠ですね。
    勉強になりました。

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    2025年10月29日
  • これから大人になる君たちへ 学校では教えてくれない未来を生き抜くヒント

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    まだ先の話ですが、親として、いずれ大人になる我が子へ助言やサポートができればと思い読みました。

    しかし、大人の私でも言葉は知っているけど意味をしっかりと理解していなかったり、全く知らないことだったり、予想外に学びの多い読書になりました。

    自分が子どもだった時と今を比べると、法律、考え方、世界の流れなど異なることが多いです。

    今では18歳が「成年年齢」。選挙権が与えられ、クレジットカードを作れたり、ローンも組めます。
    LGBTQ、SDGsも私が子どもの頃には、議論されていませんでした。
    日本は先進国の中でも貧困率が高く、6人に1人が貧困状態だそうです。

    無知は恐怖

    知らないことで人を傷

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    2025年10月28日
  • ぼくはこんなふうに本を読んできた

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    池上彰先生の本を読む中で大切な心構えや本を読む事により得られる経験を実体験を基に綴られている本です。文系・理系問わず様々な書籍が紹介されていて、世界史についても触れています。書籍が書かれた背景もか書かれているので自分が普段読まないような本も読んでみたくなりました。これからも様々なジャンルの書籍を読んでいきたいです。

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    2025年10月20日
  • なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと

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    ●感想要約:
    本書は「働く意味」をお金に限らず社会とのつながりや成長の観点から示し、現代の働き方の課題も踏まえて「どう生きたいか」を考えさせる入門書と理解した.お金は「ありがとう」の交換という視点が印象的で,将来像や幸福な働き方を考える章は大人にも再確認を促す内容になっていると思う.学生には実感が難しい場面もあるかもしれないが,人生において普遍的に役立つ視点が多いと感じました.

    ●科学博士の書評指数:
    楽しみ度:★★☆☆☆
    共感度 :★★★★★
    学び度 :★★★★☆
    話題度 :★★★☆☆
    お薦め度:★★★★☆

    ●概要:
    仕事とは何か・なぜ人は働くのかを,中高生にもわかる視点で考えさせる入門

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    2025年10月19日
  • なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと

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    転職活動中、考えすぎてよくわからなくなったときに辿り着いた本。働くことの意味について、誰でもわかりやすい優しい言葉で書かれていて読みやすい。新しい発見があるというより、忘れかけていた基本的で当たり前のことを再発見する本。学生向けだとも感じましたが、迷ったとき軌道修正するためにもう一度読みたい。

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    2025年10月19日
  • 池上彰の未来予測 After 2040

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    2040年こうなるだろうという池上さんの予測が書かれている。将来に対して不安を持つ方は少なくないと思うが、ある程度予測が立てられれば備えることができると思う。池上さんの本なので個人の主張がけっこう表れてる印象は受けたが、予測困難な今後の未来を少しでもイメージできれば、これからの生き方、働き方の考え方も少し変わるのではと思う。
    未来の技術に興味がある方や日本は今後どうなっていくのか等、気になる方は一度読んでみても良いかも。

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    2025年10月18日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題16 トランプの“首領モンロー主義時代”

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    ロシアウクライナ問題、パレスチナ問題、台湾有事、北朝鮮のミサイル問題、韓国大統領の逮捕…
    日本の周辺国が過去になくきな臭い状況になっている中、正しく情勢を理解し自分の頭で考える力が必要と感じる。本書はその土台になってくれる本だ。
    やはり過去の歴史を学ばずして現在は語れない。しっかり学ばないとと思わされる。

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    2025年10月17日