池上彰のレビュー一覧
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おっ、第1弾よりおもしろいかも。
こういう本って最初のが一番おもしろいことが多いけれど、珍しい。第1弾がある程度ターゲットを絞って丁寧に教える感じだったのが、第2弾ではもっと自由に発言してる感じがします。
文章を読んでいるのに、まるで池上さん自身が話されているような、声が聞こえるような感覚になります。文語的でないということの是非はケースバイケースでしょうけれど、「伝える」ということに本人の生の声が聞こえるということは、本当に大事だなと思いました。誰かから聞いたことであっても、自分できちんと咀嚼して、自分のことばで語れるように練り込んでくれば、相手にしっかりと伝わるのでしょうね。後半はテクニックというよりご自身の思いを綴られているように感じられ、読みものとしてもおもしろかったです。池上さんは丁寧だし配慮がよく感じられるのですが、誰も傷つけない無難感をたまに物足りなく思うことがあったので、こういう自由さの出せる書籍というのは、たいした存在だと思いを新たにしました(本LOVE)。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ旦那に何言ってるかわかんないと言われて再度読んだ
最後の方までよんでなかったなぁと思った
前半は以前読んだからやってることが多かった
カタカナ語は他の表現で言い換えてみたり
報告書は
・帰納法
・演繹法
でかかれるべきだが
基本的には後者を肉付けするほうが楽
基本はフォーマット通り
ただ、1〜3箇所自分の雑感を入れることで臨場感がでる報告書になる
相手の立場になって話し方を変えたり
×「日本が納税額を上げました」
⚪︎「納税してる皆さん、税金上がりますよ!」
文章を再構成するときは時間をおいてもう1人の自分にツッコませたり
5W1Hを意識して話したり
いろんな為になることが書かれていました。 -
Posted by ブクログ
前半は良かったが、後半は期待外れ。結局、日本型民主主義については、トッドを引用しているだけだった。
トッドは、民主主義をフランス・アメリカ・イギリス型、ドイツ・日本型、ロシア型の3つの類型に分けた。家族類型が文化の基本で、識字率が向上し、人々が広く価値観を共有し合える環境ができあがった時代の考え方が普遍性を持った(トッド「大分断」)。日本では、江戸から明治に識字率が向上し、家長、長子の権威や権利が高まり、国も富国強兵の時代の思考が日本型民主主義に取り込まれた。
池上は、60年安保は大勢の人が民主主義の危機を認識した結果立ちあがった運動だったとみている。社会党や総評が安保条約反対闘争を呼び掛けても、全然盛り上がらなかったが、岸内閣が国会に警官隊を導入して強行採決したのをテレビや新聞で目にして、多くの人たちが怒りと強い危機を感じた。社会党は、民主主義の危機であることを前面にして、共産党やそれと対立する全学連の主流派も含む安保改定阻止国民会議というネットワークをつくり、その周囲に一般の人たちも結集して内閣を倒すような運動になった。
ポピュリズムは、わかりやすい敵をつくり、バッシングする。部分的な前進があれば、それを「改革の成果」にするが、本質的な問題はスルーされてしまうことに弊害がある。 -
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ネタバレどうやら、ヨーロッパは日本とはだいぶ違うぞ?
北欧にハマっているので、勉強したくて。
久しぶりに池上さんの本!
授業形式になっていて取っ付きやすく読みやすい。
本の一番上に空白があるレイアウト、物理的に読みやすい工夫?本の文鎮が置きやすくて助かる。
人口数の違いが社会に与える影響を、わかっていたようで、わかっていなかった。
国のトップ、男女格差、移民、エンタメ経済など、人口数が違えばその価値観や考え方も違うよなって初めて気づけた。気づくの遅いけど気づけて良かった。
北欧で首相といっても、日本でいうところの市町村くらいの人口しか抱えていない国もあり、国の運営という面で、北欧の政策をそのまま日本に適用しようとしてもすんなりいかないのは当たり前だ。
エンタメ(本や音楽など)も国内向けで商売が成り立つ国(日本など)もあれば、成り立たない国(韓国など)もある。
単純に、“世界で活躍したい”という思いだけではなく、経済的メリットからに国外に出ているってことなんだ。
良い意味でも悪い意味でも国内で完結してしまうところのある日本。
わたしはそんなぬるま湯な日本もやっぱり好きだ。
【人口比較メモ】
日本 約1億2400万人(2026)
東京都 約1,430万人(2026)
神奈川県 約920万人(2026)
フィンランド 約553万人(2021)
スウェーデン 約1,045万人(2021)
デンマーク 約581万人(2019)
ノルウェー 約542万人(2021)
アイスランド 約36万人(2020)
韓国 約5,000万人
アイスランド以外は陸地で繋がっている北欧諸国。
国がどうやって今の国になったのか、地理的な要素が大きく関わっているのが面白い。地政学も気になる。
地続きに他の国があるって、どういう心持ちなんだろう。島国に産まれた我々にはない、“近くから攻撃されるかも”という危機感が常にあるってことだよね。その点やはり我々はぼーっとしてしまうところがあると思う。ぼーっとしている余裕なんてないのかもしれないけど。
デンマークの、残った土地を大事にしようというのは良いな。広大な土地を持っていても、すべてを護り切ることはできないだろうし。
国の正解はない。真似して、いいとこ取りすればいいのだ。
「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」
歴史はいまにつながっているってようやく最近気づけた。この気持ちが新鮮なうちに、たくさん勉強しておくれ。
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Posted by ブクログ
2026.12th
毎年恒例の本書、ど左翼池上彰先生による知らないと恥をかくシリーズ第17弾(*^^*)
最近の世界情勢と関連情報を整理する目的のためには最適の書です!最近はご自身の政治思想を隠そうとしなくなってきていらっしゃるので、客観的立場からの叙述と左翼活動家としての言説の区分けがより分かりやすくなってきていますw
今回で言えば、岡田克也元衆議院議員に関する記述などですかね。確かに与党の考え方を追及するのは野党の大切な仕事ですが、国会議員は自らの政治活動について民主制の過程を通して国民に対して政治的責任を負っているわけで、先の衆院選で結果は明確に出ましたよね?岡田さんは落選したし、中革連は歴史的大惨敗を喫しましたよね?だったら政治思想はともかく結果を受け入れるべきなんじゃないんですかね?
とまぁ、気になるところはいろいろあるものの、左翼がゴキブリよりも嫌いで全く受け付けないという方以外には学ぶべきところもたくさんあるし、いい本だと思います(^^)