池上彰のレビュー一覧
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ネタバレ議員が男性ばかりだと彼らが気づきにくい問題にはなかなか光が当たりません。さまざまな事情のある人に 目配りができるように、議員にも多様性が求められているのです。
選挙を通じて 代表を替えられるというのは、とても大切なことです。おかしな人を選んでしまってもその人の政治がずっと続くわけではない。それは、国が健全に生き残っていくためのしくみなのです。
戦争をしようと決めるのは、その国のリーダーです。でも、リーダーが戦争に参加することはありません。実際に戦う(殺し合いをする)のは兵士たちです。リーダーは「正しい戦争」と言うけれど、、。
地球温暖化による気候変動の大きな原因は、人間の「豊かな生活」に -
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4巻通じての感想。
この両者の組合せに拒否感を覚える人もいるのだろうが、なかなか面白かった。
特に、戦後左派(第4巻は戦前だが)の潮流を大まかに掴むことができると言う点で良かった。更に詳しい本を読む際の取っ掛かりとしても良いだろう。対談形式で進むのでスピード感を持って読み進めることができる。
途中途中で、左派の運動の方法論が現代でも手を替え品を替えで登場していることにも気づいた。読んでいた時が都知事選真っ只中の時期だったので尚更。
全編通して、敗戦という日本史上の一大転換点のみならず、戦後においても現代の平成生まれの世代とこの時代を生きてきた人の間では思想に対する目線がだいぶ違うという事実に -
Posted by ブクログ
話し言葉をそのまま修正せず載せられているので若干読みにくい部分もあったが、実際に講義を受講しているような雰囲気が味わえる。戦後の歴史を経済学視点でとてもわかりやすく解説されている。学生時代に読んでおきたかった。バブルを知らない私たち世代にはピンと来ないが、実際に渦中にいるとバブルとは気づけないものなのだろうか。中国の大躍進政策と文化大革命は詳細を知らなかったので、興味深く読めた。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。公害を起こしても失敗から学び、その後しっかり対策に取り組んでいる企業もあるとのこと。他人事と捉えず、自分だったらどうするか。読書の基本姿勢を改めて問われた気分。
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Posted by ブクログ
映画や小説に触れていると聖書からの引用が多くある。あまり宗教に触れることのない日本で生まれ、無宗教のまま育った自分にとっては理解できない要素が多く、手っ取り早く聖書をまとめた本がないものかと考えていた矢先に出版されたのが本書だった。
聖書に関しては『バベルの塔』や『ノアの方舟』など、断片的にしか知らなかったのだが、それがそれぞれ緻密に繋がっていて、現代の人種問題や社会情勢等まで地続きであることを思い知らされた。世界一のベストセラーになのだから当たり前だが、(主に)西洋の人たちにとって聖書というものがどれだけ日常に、生活に、人生に染み付いているものなのかがよく分かる。ただ一方で、これで理解した -
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世界を変えた名著10冊を巡る旅。
個人的に池上彰さんに対するアレルギーが少々あったが、この本はめちゃ面白くガンガン読み進めることができた。
わかりやすく紹介され、同時に世界をどう変えたかも伝わってきた。
# 要約メモ
- アンネの日記: ユダヤの少女の日記、ナチス・ドイツにつれて枯れるまでが描かれる。実は、父が改変したバージョンと、そのまま版があり、そのまま版では思春期少女の等身大の話も描かれる
- 聖書: 旧約と新約があるよ
- コーラン: 預言者ムハンマドが得たアッラーからの啓示
- プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神: プロテス- - 資本論: 社会革命を起こした
- 道し -
Posted by ブクログ
1から読むと流れがよくわかる
近年の自国ファーストの流れが歪みを生み、戦争まで進んでしまったのだと実感。
パレスチナ問題が落ち着いたところから、イスラエルが仕掛けてることをあまり理解してなかった。
せっかくいい落とし所に落ち着いても、極右が実権を持って動くとまた戻って歪みが生まれてしまう。
歴史があるから妥協が難しい。
中国の停滞が進んでいるが、本格的になると不況になるのでは?
中国関連の取引は確実に減るから世界的な不況も考えられるので、株取引は注意が必要と思った。
日本がしたたかに上手く外交をやっていることがわかったのは少し安心した。