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Posted by ブクログ
【学びたいこと】
憲法改正について、自分の意見を持ちたい。
中立的な解説で知られる池上彰さんの著書から、日本国憲法を基礎から学びたい。
【質問】
Q1自民党の憲法改正案とは?
Q2どのような手続きで憲法は改正されるのか?
Q3憲法改正をしたくない派の意見は?
【本書の答え】
A1
「日本国憲法改正草案」を発表(2012)。以下を明記。①〜④は直近で自民党が掲げていること。
①自衛隊(違憲か合憲かを明確にしたい)
◯全ての国民は憲法を尊重
◯家族の助け合い
④宗教系私立学校への助成金
②緊急事態条項
◯臨時国会召集の期日
※本書にはないが、③参議院選挙の合区解消
A2
①原案の提案:衆100人以上、参50人以上の賛成
②発議:衆参ともに2/3以上の賛成
③国民投票:国民の過半数の賛成
A3
主な反対意見は以下のとおり。
①自衛隊←
・自衛隊は防衛省が法律で運営されているのに、憲法に明記すると立憲主義と整合しにくい。
・集団的自衛権が容認され、自衛隊が危険なを海外活動する中で、自衛隊民が減り、将来的な徴兵制に繋がる
◯国民の憲法尊重←憲法は権力を縛るものなので、国民に義務を課すのは性質が違う。
◯家族の助け合い←道徳の領域
④宗教系私立学校への助成金←宗教的活動(政教分離原則を弱める)
③緊急事態条項←総理大臣の宣言で武力行使ができる。憲法なのに法律と同じ効力。
◯臨時国会召集の期日←反対しにくく、改憲のお試し?
【本の概要】
本書は一言で言えば、「日本国憲法」を体系的に解説した一冊。
著者は経済ジャーナリストの池上彰さん。
・権力者(国会議員、官僚、裁判官、公務員)は憲法を守り、国民は法律を守る。
・日本国憲法は条文数が少なく抽象的に書かれており、具体的な制度設計は法律に委ねられている。そのため解釈の幅があり、柔軟性を備えている。施行以来改正されていない点は、世界的にも珍しい。
・改憲論の背景には、日本国憲法の草案がGHQ主導で作成されたという歴史があり、「自主憲法制定」を掲げた安倍晋三氏の思想もその一つである。
【感想】
・改憲案と照らし合わせながら読むことで、日本国憲法の特徴や立ち位置を具体的に理解できた。
・日本国憲法には解釈の余地が多く残されている。その“グレーさ”は、日本人らしさと通じるものがあると感じた。私は、すべてを白黒はっきりさせる必要はないと考えているため、現時点では「絶対に改憲すべきだ」とまでは思えていない。
【実践すること】
・国防の観点から、高市早苗総理が改憲を主張する理由を整理する。
・各党の立場や反対派の意見も調べたい。
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