池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
引き続き死についての本を探して読んでいる。それはより良く生きることにつながると信じているため。
最初は簡単な内容で物足りなく思っていたが、後半に行くにつれ学び、自分で考えることが多く出てきて良い本であった。
最初の「そもそも死とは」のところは、池上彰さんらしく万人に分かりやすく描かれているが、私には物足りない、あまり得るもの無いかなと思って読む進が、コロナウイルス感染死んだ方の妻が残した記録は衝撃的だった。普通に元気に働いていた人が、徐々に病魔に蝕まれて、急に亡くなってしまう様。怖さを感じる。
また東日本大震災の後、タクシーの方が幽霊を乗せた話が多く残っている話はあり得るよなと思う。
早くなくなった方は、「神から愛されたから」という考え方。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ久々の池上さん。国連英検受けるから国際情勢を理解したいと思って手に取った。ニュースや社会問題なら池上さんで基礎を学ぶのが1番いい。
この本も毎日新聞の小学生向けに書かれた記事を肉付けしたらしく、各国の選挙の仕組み、戦争が起こっている理由などをわかりやすく解説してくれている。
池上さんの本はもう何冊も読んだので、めちゃくちゃ基礎的なことは過去の著書と被る内容が多いが、それでもぶっちゃけ忘れていることも多いのでちょうどよかった。
今回は、アメリカ、日本、中東、アジア、ロシアと主にこれらの地域で24年に起きたこと、25年の予想などが書かれている。
いくつか面白かったところをあげる。こういうの、何回まとめてもすぐ忘れちゃってかなしいけど笑 中東はすごくややこしい。
◎アメリカが銃を禁止しない理由
→独立戦争のときに市民が銃を取り戦い、勝ったという歴史があり、憲法で認められている
◎イスラエルとパレスチナの歴史
第二次大戦後、ユダヤ人がイスラエルに戻ると、ユダヤ人がいない間に住み着いていたパレスチナ人と喧嘩になり、国連が間に入って国を分割した。イスラエル人の国、パレスチナ人の国をつくったがアラブ諸国がこれを認めず中東戦争。イスラエルがヨルダン河西域とガザ地区も支配することに。
◎イスラエルとハマス、フーシ派、ヒズボラ
ハマス→ガザ地区に住むパレスチナの軍事組織、イスラエルを国として認めてない。
フーシ派→イエメンの軍事組織。スエズ運河で海賊やってて、イスラエルの船を攻撃など。もともとサウジアラビアと戦っていたが、イスラエルのハマスへの攻撃でイスラム教徒としてイスラエルを敵に
ヒズボラ→イスラエルの隣のレバノンの軍事組織。イスラエルが以前レバノンに侵攻し、ダメージをうけていたところ同じシーア派のイランが支援、イスラエルと交戦状態に
◎習近平は毛沢東超えを目指している
祖国統一をできなかった毛沢東超えをめざしている。
◎池上さん的に台湾有事は起こらなさそう
軍事的に統合するのはのちの関係に傷を残すことになり、中国も避けたい。経済的に頼らせたり、台湾から歩み寄るように操ろうとしている
◎韓国の尹大統領は日本との関係をよくした
慰安婦問題など、日本はすでにもう何回も謝ったじゃないかと日韓関係を改善。北朝鮮の脅威が背景っぽい。北朝鮮は韓国を敵として24年に認める文書提出
◎ロシアの選挙は民主主義じゃない
プーチンは他の候補がたてないように排除して、しょぼい候補だけを残し、圧勝。民主主義に見せかけた独裁。
◎欧米諸国はウクライナ支援に疲れ
ウクライナの勝利計画はロシアの軍事施設にミサイルを撃ち込むこととNATOに入ることが入っているが、欧米諸国は微妙な顔。アメリカの停戦仲介は、ウクライナがロシアに占領地域を渡すことと、NATOに入らないことが含まれる。
以上。
トランプが注目されているけど、こう見るとどの国も、どの人も結構勝手だなぁと思う。自分とこの利益が1番なんじゃないかなぁ。
全員を幸せにすることはできないから、歩み寄って理解することは重要だけど、歴史とか宗教とか戦争が関わると、もう冷静に、平等にとは考えられなくなるのも理解できるなぁ。
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Posted by ブクログ
著書「After 2040」で気になったのはデジタル社会への日本国の遅れは相変わらず「古き良き時代」を妄想・堅持させる現役労働者(経営者・幹部)が多く、いつ世界の波に追いつき、ついていけるのか疑問に思った。日本の将来で気になるのは、少子化とデジタル化で教育が劇的に変化することは間違いなく、背景にあるグローバル化での正しい日本語の存在、更に一番は気候変動(温暖化)による自然災害に伴う生活環境と食問題が恐ろしく思えた。それは現在の農水産省の備蓄米問題を含め自給管理など主食・食品の異常な高騰・品不足などから全く世間を見ていない、調べもしない、胡座を描いている姿勢では災害時にはどうなるのかとても心配だ。
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Posted by ブクログ
創価学会、投資関連、過去の政治の流れ、上皇にまつわる歴史、、、など、
「日頃ニュースで見るけどよく知らないな…」という内容の背景を知ることができた。
題材として取り上げられている人物の周りが、政治一家だったり結構なお金持ちだったりで、一般市民の自分には直接関係のあるようなことは正直なかったように思うんだけど、
世の中の流れってこういうひと握りのトップ層の人たちが作っていて、一般市民の自分たちはそれに翻弄されてるんだなあって改めて気づいた。
そこに気づくことで世の中の見方は変わるし、上手い立ち回り方をしようっていうスタート地点に立つこともできるから、知識として入れておくべき内容だと思う。
池上さん自身の相手への評価には結構高低差があったかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ池上彰さんはNHKを辞めた後、小田実さんの『何でも見てやろう』のように、中東に現地取材に行ったと知って、池上さんが机上の人でないことを改めて知った。
シリーズ15回めの今回は、特にパレスチナ問題が勉強になった。歴史的背景と宗教の問題、そしてバイデン元大統領の支持率ダウンへの影響が分かってきた。日本がロシアから天然ガスを買うためにある意味したたかな外交をしていることも知った。JTグループもロシアと密につながっている。
南海トラフの危機感をあおるために、計算方法を変えているのにもビックリ。どこでも地震が起こるという構えと備えをしておかないと。
日本政治家の汚職問題は言語道断。
後期高齢者になる池上彰さんが勉強し、バリバリ働いている。
私もがんばらないと。 -
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エマニュエル・トッド氏と池上彰氏の対談本。
ウクライナ戦争について、「ロシアが悪」という画一的な見方に疑問を投げかける。
ウクライナ戦争は、ロシアとアメリカの代理戦争の様相を呈しており、長期化するだろうとの見立てだったが、トランプ政権が誕生したことにより、状況は変わりそうだ(この対談は2023年に行われた模様)。
トランプを見ればわかるように、アメリカはもはや「良いことをしよう」という気がないことを隠そうともしておらず、国力も落ちてきている。そんな中で、日本は今まで通りアメリカにただ追随していて大丈夫なのかという不安を禁じえない。
西側諸国ではあたかも「狂人」のように言われるプーチンだが、世界的に見るとロシアに賛同する国々が多いこと、そこには人類学的な家族構造のありかたなども影響するのではないかとの指摘は新鮮だった。
トッド氏自身はリベラルだが、世界的にはLGBTなど性的少数者には保守的な国々が多い中、セクシャルマイノリティであることをアイデンティティの中核に置きすぎることへのバックラッシュが起きうることを指摘している。
アメリカは、国内は自由主義的だが、自由主義や民主主義を他国に押し付けてきた。一方ロシアは、国内は権威主義的だが、他国の多様性は尊重する姿勢を見せている。そのようなところも、ロシアを支持する国々には魅力に映るのだろう。
プーチンはもちろん悪いのだが、かと言ってアメリカが善かと言うとそうでもなさそう。国どうしのメンツを賭けた争いで、今日もたくさんの人が亡くなっている。しかも争っている国の国土ではない場所で…
アメリカは自国が戦場になったことがないから好戦的なのだという指摘はすごく腑に落ち、そういった視点で、自分も「アメリカフォビア(米国嫌悪)」が沸き起こるのを感じた。 -
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トランプ大統領の再選で混沌とする世界情勢
という程のことではないかもしれませんが、NATOや気候変動の枠組みなど、アメリカファストで世界の枠組みは大きく崩れそうな気はしました。
一方で、米中の関係は大きく変わることはないだろうなと感じました。台湾についても、侵略による世界へのイメージや侵略後の統治を考えれば、やはり難しいた感じます。
ウクライナやロシアの戦争も、トランプさんのパフォーマンスひとつで、どう転ぶのか。
中東情勢は、トランプさんのイスラエル贔屓で、更に混乱しそうなど、全て、アメリカ中心でものごとが、動いていきそうな予感がしました。