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経済はむずかしい。簡単に理解できる本はないだろうか。
こんなことが言われるのは、日本だけではないのですね。アメリカでもしばしば聞かれる声だそうです。では、それに応えよう。こうして生まれたのが、この本です。
著者のティモシー・テイラー氏は、経済学者。アメリカ経済学会発行の雑誌の編集に長年携わってきました。全米各地の大学で経済学の講義も担当し、スタンフォード大学とミネソタ大学では「学生が選ぶ講義が上手な教師」の1位を獲得しています。
アメリカの有名大学といえば、東はハーバード、西はスタンフォードです。極めて優秀な学生たちが熱狂したテイラー先生の講義とは、どんなものだったのか。この本で体験してみましょう。その教え方のうまさは、実際に本文を読んでいただければ明らかです。
経済の基本を、身近な具体例を引きながら、鮮やかに説いていきます。
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Posted by ブクログ
■需要と供給を考えるとき「弾力性」と考える。
弾力性が大きいと変化が大きく、弾力性が小さいと変化が小さい。
例:
①需要の弾力性が1より小さい
価格を10%引き上げても需要は5%しか下がらない。
→その製品への依存性が高く、代替え不可能なもの。
タバコ、薬(ジェネリックがない場合)
この時製造コストが高くなって価格が高くなった場合、そのコストは消費者が負担している。
コストの増加分を消費者に引き受けてもらって生産量を保てるから。
②需要の弾力性が1より大きい
価格を10%引き上げると需要が20%低くなる
→製品への依存性が低く、代替え可能なもの。
コーヒー(他店に行ったり水で我慢したり)、オレンジジュース
この時製造コストが高くなって価格が高くなった場合、そのコストは消費者が負担している。
→高くなると売れないから、コストの増加分を生産者が引き受けて生産量を減らすしかない。
■市場は、財市場、労働市場、資本市場に分けて考える。
・財市場
家計:商品やサービスを求める
企業:商品やサービスを提供する
・労働市場
家計:労働を提供し、対価をもらう(給料や福利厚生)
企業:労働をもらい、対価を与える
・資本市場
家計:資本を提供し、対価をもらう(利子や配当)
企業:資本をもらい、対価を払う
Posted by ブクログ
マクロ編と合わせて読みました。
ミクロはマクロのような大きな枠組みよりも視点を個人に近づけたもので、政策やそれを受けた公共事業・福祉(とそれにまつわる補助金)など。
良くニュースの感想等でよく聞く「もっと困っている人に金を使え」的なコメントが、実は的外れだったりすることがなんとなく分かった。
仮にそうしたら補助金・給付金をもらった人は努力することをやめてしまうのでは?それに、政府がばら撒いた金はスピード感を持って市場で回されなければ意味がない。貯金に回されたら循環が止まり誰の利益も生まなくなってしまう。
世の中を豊かにするには、ビジネス上(技術であったりサービスであったり)の進化はさせ続けなければいけない。そのためには教育が大事。企業だって目標のために専門の知識を持つ人がほしいので募集をかけるしより高い給料を払う、そうしなければ他社に取られてしまうし、国がそういう人材が育つような教育の仕組みを作れなければ海外からの優秀な人材であったり、逆に競争力を失った日本企業に愛想を尽かし海外へ人材が流出してしまうかも知らない。
意外と色々なことがつながって最終的に自分達の身に降りかかってくるのだということが改めて分かりました。
政府でも個人でも何か行動を起こすために金を使う、それが巡り巡って誰かの利益になるわけだけどあんまり実感がないのが悲しいところ…
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