【感想・ネタバレ】学び続ける力のレビュー

あらすじ

初めて語った、父の背中に学んだこと。記者時代、コツコツ独学したこと。そして、いま大学で一般教養を教える立場になって考えること。いまの時代に自分らしく生きるための「学び」について考えるエッセイ。(講談社現代新書)

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改めて勉強の大切さを感じました

日々の雑務に追われる中で何か自己啓発しなければと思うようになり、最近、池上さんや出口治朗さん、佐藤優さんの本をよく読むようになりました。本書は、おそらく大学生を対象としているのだと思いますが、中高年が読んでも十分、自己啓発できると感じました。というか、むしろ、学生時代にもっと教養を身につけるために勉強をしておくべきだったと自省してしまいました。ただ、学びはいつから始めても遅くはないと思いますし、学び続けることを楽しめるようになれれば良いのかなという気持ちになりました。

#タメになる #スカッとする #共感する

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2024年02月01日

購入済み

彼の価値観・哲学に触れられる

 この本は池上さんの考える「リベラルアーツ(一般教養)」について、彼の経験や価値観に基づいて書かれたものです。そのため「こういうものをリベラルアーツというんだ」「教養とはこうあるべきだ」というような強い論調にはならず、あくまで池上さん個人の考える勉強の楽しさや教養の重要性といったことをメインに、なぜそう考えるに至ったか、そうすることでどういう力がつくのかといったことを、彼の経験や知識、価値観を通して見ることができます。
 こういった問題は込み入った事情をいくつも考慮することで複雑怪奇な内容になっていくことがあります。しかし彼自身が文系寄りの人間で、いかに専門的な知識を誰にでも分かるよう説明するかを常に考えている彼だからこそ、この手の曖昧な問題も「池上さん」という個人をバイアスにすることで、何が伝えたいのかしっかりと理解できるようにできています。

 一つ難点(?)を挙げるとすれば、タイトルからして当たり前ではありますが、池上さん自身にも興味がなければ価値が薄れるかもしれない、ということでしょうか。
 何度か触れたように、この本は彼の目を通して「教養」や「勉強」を見る…すなわち、彼の人生の轍にそれらの答えを見ようとする一種の伝記的な作品でもあるわけです。彼自身、論理的かつ客観的なものの見方を得意とする方ですが、なぜそれができるのかを紐解くと当然彼自身の経験を語るほかありません。池上さんが好きな人ほど、より頭に入ってくるかと思われます。

 私自身、学生の頃は勉強を疎かにして友達と遊んでばかりいた人間で、勉強の楽しさに気づいたのは成人してからでした。それもここ数年の話です。こういった人間(私)にとって、この本は勉強について再び考えるいい機会となりました。
 社会人でなくとも、彼のわかりやすい文章は高校生や大学生でも気軽に接することができると思いますので、勉強に興味を持たれた方(それから池上さんが好きな方)なら誰にでもおすすめできる一冊です。

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2019年07月08日

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