あらすじ
アメリカ大統領選挙、イギリスEU離脱問題、そして東京オリンピック開催――
世界が大きく動く2020年。ますます目が離せない国際情勢を、わかりやすく解説!
2020年は、アメリカで4年に一度の大統領選挙の年。一方、ヨーロッパでは、イギリスのEU離脱問題がいまだに未解決のまま。アジアに目を転じれば、中国建国30周年節目の年に、香港では若者による大規模なデモが起こった。そんな中、「一帯一路」構想によって、中国は世界の覇権を虎視眈々と狙っている。日本ではいよいよ東京オリンピックが開催され、夏には世界中の注目を集めることになる・・・。2019年を振り返りつつ、世界が大きく動く2020年の世界情勢を徹底解説。
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Posted by ブクログ
2020年も半分近くが過ぎてしまったので、第1部の2020年・展望編は状況が変わってしまった部分もあると思います。でも第2部の国際情勢おさらい編で今の世界の流れを理解する上で必要な知識を学べて有益でした。
Posted by ブクログ
近年日本や世界の諸外国が抱える問題について歴史を紐解きながらも優しい解説でとてもすらすらと読みやすい印象を受けました。
特に南極大陸の氷が温暖化の影響で溶け始めそこに資源が眠っているという情報を仕入れた近隣諸国が利権争いを繰り広げているというニュースなどではなかなか報道されない事実なども事細かに書いてありつい自分で深掘りして調べたくなるようなコンテンツが散りばめられているなと思いました!
Posted by ブクログ
2020/2/3
2020年を迎えての世界の主要国や地域の最近の動向についてコンパクトにまとめられている本。
個人的には世界の見方シリーズを全部読んでいるので、より詳細なことを知りたい場合はこの本だけでは情報が足りないのではないかという印象。
世界情勢についてざっくりと状況を知りたい程度だったらお手頃だと思います。
世界の見方シリーズにも同じようなことが書かれていたけれど、世界はアメリカをはじめとして確実に自国ファースト(自分の国がよければそれでオーケー)という考え、動きが広がっているのは間違いない。
昔は、そうした動きから保護貿易になったり、世界恐慌になったりして世界大戦へと発展した過去もある中で日本も含めて世界の国々がどのような場面でどういう風に足並みを揃えて行くのか、それぞれの国で行なっていくのかをより明確にしていかないと、また昔みたいな事態になるんじゃないかと不安にもなります。
Posted by ブクログ
基本的なことをわかりやすく書いてあったので、理解しやすかった。ただ、国名がたくさん出ているので図などがあればよりわかりやすいと思った。
本書は新聞記事を編集し出版されているため、途中途中で話のつながりが見えなかった。
また、この国はこう、あの国はああだと断言してしまっているため偏ったイメージ持ちやすくしてしまい、新たな価値観などを持ちづらしているのではないかと思った。