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今を読み解くキーワード、グローバリズムを正しく理解できる最強の教科書! 歴史をさかのぼりニュースを読み解き、世の中の様々なことが見えてくる。2段仕立ての第1弾は「欧米・中東を知る」。米国、EU、ロシア、中東を解説。
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Posted by ブクログ
立教大学での授業をテキスト化したもので、アメリカ・ヨーロッパ(EUとイギリス)・ロシア・中東の現代史を大雑把におさらいする。イイトコの大学の授業が、およそ900円で受けられ、これだけのインテリジェンスが手に入るのだから安いものです。第2弾のアジア編も楽しみ。
池上彰が解説する世界情勢について。 2018年出版と若干古いが、当時の世界情勢を網羅してたので勉強になった。
●今更聞けない世界情勢を手堅く教えてくれるので助かる。 ●もう何冊も池上彰の本を読んでいて、聞いたことのある話も出てくるが、何回でも聞いたら覚え易いし丁度いい。
国際情勢をとっても分かりやすく説明してある。 ただ歴史を順番に並べるのでなく、全く関係ない話と思えるものを上手に繋ぐ展開がおもしろい。 第一時間目に記載されている「世界地図から見えてくる世界」が面白かった。 北方領土はどこの国のものか、日本とロシアでは違うと思っていたけど他の国はどう捉えているのか...続きを読む。 イギリスとアルゼンチンが同じ色で塗られている理由など、地図から読み解く国際情勢がおもしろい! こんな風に日常の出来事を、歴史と繋げて読めたら面白いなあ〜
池上さんの本はかなり読んでいるけど、また新たな事実を知ることができてすごく勉強になった。 そこそこ知っていると思っていたイスラエルにあんな歴史があったなんて・・・。
ヨーロッパ、中国、中東、アメリカ、ロシア。社会主義や資本主義。宗教と戦争。共産主義も設立した当初は理想的な体制なのかもしれないけど株と同じでひとが関わる以上は想像通りにいかないもの。中東とヨーロッパの争いは宗教の複雑さも絡まり、より世界を複雑にしてしまった感がありました。時事的なことを知るにはとても...続きを読む分かりやすいと思います。
この本の内容は池上彰さんの立教大学での「国際情勢を読み解く」という講義がもとになっているそうです。 一時限目 世界地図から見えてくる世界 二時限目 アメリカはどのような国か 三時限目 EUの理想と現実 四時限目 ソ連からロシアへ 五時限目 中東問題の本質は「土地問題」 一時限目では、イギリスの地...続きを読む図がスタンダードであることを、まず学びました。 世界地図は国によって描かれ方がまるで違い、著者の池上さんは地図の収集をするのが、趣味だそうです。 ロシアの地図では北方領土は「ロシアの領土」とされていますが、中国の世界地図ではでは北方領土は「日本の領土」だそうです。理屈としては、「敵の敵は味方」で「中ソ対立」があるためにそうなっているそうです。 二時限目のアメリカでは、アメリカという国を全く知らなかったことを思い知らされました。アメリカは「50の独立国が集まって一つの国を作っている」という基本をまず知りませんでした。(恥ずかしすぎるかもしれないです)そしてアメリカでは「聖書は正しい」と教えられていて「進化論を信じていない」なんて目からうろこでした。「アメリカには国民保険制度がなく医療費は全額負担」これは「アメリカは医療費が高いらしい」というのは聞いたことがありましたが、そういう訳があったのは初耳でした。 三時限目のEUの理想では「ヨーロッパ統合運動の基本思想」などは今までに読んだ世界を舞台にした文学作品や歴史漫画などを思い出して、とても楽しく読み進みました。 以上、裏話的なことを中心に書いてしまいましたが、核兵器の保有国がかなり多いのには脅威を感じました。 中東問題については、解決しないと世界平和はないそうで、一番問題であるようです。 これについては、新たにもう1冊本を書かれるそうです。 著者の言葉として「ぜひ、実際に自分の目で世界中を見て実際に世界中の人たちと話をしてみて、世界の生の姿を感じとってみてください。国際理解というものは、そうして少しずつ進んでいくものだと思います」というのが印象に残りました。
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