池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前著に続き。
世の流れはアメリカと中国の覇権争いであるので、前著とモロ被りする頁が幾多あるのは受け入れよう。。
日本のニュースもどれくらい偏見があるのか分からないし、メディアリテラシーの面からも、こういった基礎知識は踏んでおかなければならないとつくづく感じています。
アメリカを中心に辿ってきた歴史を呼び起こすようか書物や映画にも触れたいなぁ。
特にこの著書に登場した「小公子」や「大統領の陰謀」など、改めて鑑賞したい。
以前読んだ「風と共に去りぬ」「スカーレット」も、ここにきて読んでよかったと思える作品。13の植民地時代、南北戦争時代がより鮮明になる書物です。
トランプさんの影響力が残る24 -
Posted by ブクログ
フィクションをより深く楽しむためにノンフィクションを読む
そんな読書スタイルがあってもいいんじゃなかろうか
というわけで池上彰さんです
スパイです
梅干し食べてスッパマンです(すごい離れた!)
口語体で読みやすく、池上彰さん好きなワタクシはばっちり池上彰さんの声で脳内再生され、それは良かったんですが
半分くらいはCIA批判で、それはそれで分かるんですが『スパイ列伝』みたいなのを勝手に期待してたワタクシとしてはちょっとがっかりな部分もありました
んでも面白かったです
そこはしっかり伝えたい
スパイというよりは各国の諜報機関にスポットを当ててる感じかな?
スパイと諜報機関は(自分の中では -
Posted by ブクログ
自分を客観的に見つめることは、一瞬誰でも出来そうに感じる。しかし、実はものすごく難しい行為だと思う。
やはり広く世界を見て回るしかない。
特に若い時期は留学などをして、世界から学び、日本と異なる価値観に触れることは大切だろうと思う。
大人になって思うことは、自分の考え方が如何に固まってしまうか。
偏った考え方をしていないか?
視野を広く、視座を高く、物事を見られているか?
異なる考え方を持った人々を否定せずに、受け入れることが出来ているか?
世界の様々なことを知ると、逆に他人に対して優しくなれるだろう。
世界は何と多様性に満ち溢れているのか。
このことを知ることが、逆側から自分自身の内面を見つ -
Posted by ブクログ
よくわからないまま社会人になった人へシリーズ読書レビュー第二弾。さすが池上さん、相変わらず非常にわかりやすくまとめてくださっています。経済も、会社も、政治も、なんとなく知っているというレベルで大人になってしまった自分だなと思っていたので、恥ずかしながらもこのシリーズを読み直すことは勇気が必要だったけれど、読んでよかったと思っています。
個人的コメントとですが社会人になってもう23年目、自分なりの価値観やら判断基準はあるけれど、そもそも会社のことってよくわかってるんでしたっけ?と改めて棚卸すこととなりました。やっぱりこちらのシリーズなので一時間ぐらいで読み切れて、再読も十分できたけれど、「 -
Posted by ブクログ
逃げ切れる世代と、逃げ切れない世代。
本書内で登場するのですが、
私はちょうど間ぐらいかもしれません。
いまの20代以下は本書の中の「逃げ切れない世代」だし、
池上さんたち60代以上は「逃げ切れる世代」なんでしょう。
年金制度だって、何十年も前からお金を徴収していたはずなのに、なぜ今になって財源足りませんとなるのか。
戦争だって、今更する必要あるのか。
日本は敗戦国として覚悟をもって主体的になれているのか。
鬼滅の刃の話題は、ちょっと飛躍しすぎでしょと思いましたが。苦笑
たくさんの頭が良い人たちが考えてつないできたはずのものが、結局すべて詰んで破綻を迎えるって。
振り返れば分岐点、潮 -
Posted by ブクログ
基礎知識が乏しいために、半分くらい内容が入ってこなかった。
けれど、とても分かり易くまとめられていると思った。
戦争の体験記や史実を知ることは大切だが、二度と戦争を起こさないようにするには、なぜ戦争が起きたのかを考えなければならないと著者はいう。
全くその通りだと思う。
ただ、戦争に学んで戦争を起こすアメリカの事例を思うと、戦争をなくすことは難しいと思う。
戦争ほど愚かなことはないと思うのだけれど、今も世界では戦争が起きている。
そんな時代だからこそ、池上氏の言うバックミラーを磨いて、反省と検証をしっかりとするべきだと思う。
日本は、戦争の加害者(真珠湾攻撃)でもあり、被害者(原爆)でもあるこ