池上彰のレビュー一覧

  • 学び続ける力

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    池上彰さんの経験を通して、学ぶとはどういうことなのかがつづられた本。

    学ぶこととは社会を知り自分を知ること。理解を深めるには、自分で考えることも必要。受け身ではなく、主体的に学び続けることで、自分の視野は大きく広がる。

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    2024年07月02日
  • 池上彰の世界の見方 北欧 ~幸せな国々に迫るロシアの影~

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    ネタバレ

    若い頃、デンマークとノルウェーを訪ねたことがある。それ以来、北欧が気になっていたが、その歴史的背景と現状を知ることができた。

    ソ連崩壊で経済の危機に陥りフィンランドは
    よき納税者を育てるために教育に力を入れる。
    PISAで読解力のトップに立った理由にも納得。
    教師が授業を教えることに専念できる。
    進路相談は家庭に、悩み相談はカウンセラーに任せ、仕事と生活の調和がとれているから教材研究に力を入れることができる。
    15〜21週間の教育実習を行い、教師の質も高く、社会的ステータスも高い。すべての国民に平等に教育という精神が根付いている。

    デンマークがなぜ酪農国になったのかもわかった。そしてデンマークが北海道の酪農に影響を与えていることも。

    フィンランドの放射性廃棄物最終処分場、オンカロの話にも驚いた。

    日本が北欧に学ぶべきことはたくさんある。
    池上彰さんの提唱するバックキャスティングの考え方は興味深い。

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    2024年06月29日
  • グローバルサウスの逆襲

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    グローバルサウスの国々を軸としながら、ガザ地区イスラエル問題や、アメリカ大統領選挙、ロシアウクライナ戦争など様々な世界情勢を池上さん、佐藤さんの目線で語ってる作品。
    特にロシアのアフリカにおける投資戦略は全然知らなかったので、勉強になりました!

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    2024年06月23日
  • 池上彰の世界の見方 北欧 ~幸せな国々に迫るロシアの影~

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    「北欧」というと、最近はオシャレなイメージで通っています。でも、それだけじゃなく、厳しい寒さ、人口の少なさ、周辺国に揉まれた歴史。これらが、「冷徹、合理的」さを求め、それによって先進的な政策、それも徹底的にシステム化して行なっている。どこかの国とは大違いです。政策の行き着く先は似ているので、それを根気強く冷静に合理的に導入していく「努力」が必要なんだなぁ、と学びました。

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    2024年06月23日
  • 池上彰が大切にしている タテの想像力とヨコの想像力

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    時事問題を考える時、池上さんの著書は非常に有益です。テレビ番組でのご活躍から言うまでもないのですが、説明がわかりやすい。小難しく説明する必要ないよねっていう想いが伝わります。加えて池上さんの意見も偏りがなく、読者に考えさせるスペースを与えてくれます。普段の自分の生活から離れた世界の事も考えたいなと思った時、私は池上さんの著書を選びます。

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    2024年06月23日
  • 池上彰の世界の見方 イギリスとEU~揺れる連合王国~

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    英国のことは比較的知っているつもりでしたが、だんだんと記憶が不明確になっていたので、ちょうど良い復習になりました。階級社会をこんなもの、と受け止めていること。ヘンリー8世の歴史へのインパクトなど。日本は現実的には核兵器を持てない、なるほど。

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    2024年06月19日
  • 私たちはなぜ、学び続けるのか

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    ネタバレ

    現代史を受験勉強の比重が少ないからと勉強しない学生が多いが、世界大戦など人類が再び戦争をしないという意味を見出すためにも現代史は大事だと問われてる気がした。
    私たちはどう生きればいいのか、との問いを立てることがAIにできない人間たる所以。

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    2024年06月16日
  • グローバルサウスの逆襲

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    東京に長いこと暮らしている実感として、周囲には資本主義に包摂されアメリカ的フィルターを通した物の見方に染まった人が大多数だ。対して、保守・復古的価値観に意義を持つ人も散見するし、やれ風の時代だ、直観が大事だ、大いなる力だ、闇の権力者だとスピリチュアルや陰謀論に染まる人もやたらと多い。こちらはいずれも反知性主義的傾向が強く、ナイーブすぎる。
    認知バイアスがある以上、情報をバランスよく、現実的に受け取ることは難しい。それでも真摯に、丁寧に情報を集め、主体的・柔軟に思考を積み上げることで強くしなやかなビューを持つことができると私は信じている。

    世の中には南:北、リベラル:保守、先進国:途上国、民主主義国:社会主義・独裁専制国といったような様々な二項対立軸があって、その枠組みで世の中の構造を我々は紐解いてきた。本書では今あげたような二項対立軸を再編して、グローバルノース:グローバルサウス(インターナショナルサウス)という視点で現代の世界的社会的課題を読み解いていく。

    日本の強みは「和」だ。
    対立するでもなく、孤立するでも、従属するでもない。主義主張の強い国々が周囲で争っているのならば、それぞれの主張を傾聴し、和ませ、濁らせながら現実路線で行けばいい。そして彼らのいいところを吸収して学び、貢献できる点で貢献し、じっくり着実に成長していけばいい。
    一矢報いようだとか、華々しく返り咲こうだとか考えるのは発奮するには良いかもしれないが、正見を備えない張りぼての自信は空回りしてしまうだろうし、下手すれば玉砕の道に突き進むリスクもある。
    かといってボヤっとしていたら大波に流される。

    自由と民主主義は素晴らしい。それの恩恵を得て、私は今幸せに暮らせている。しかしそれが100%正しい概念というわけでも、100%我々に馴染んでいる概念であるわけでもない。綻びもあれば、馴染まない人もいる。
    グローバルサウスの面々は我々日本人以上にそう思っているわけで、彼らの理解なくして共生はできない。
    日本の歴史を顧みれば、和を尊ぶとはいえ、排外精神と争いの多さがよく目につく。
    不安定を嫌い異分子を敵視する性があったとしても、徐々にでも他者を理解すれば壁は薄く出来る。

    米大統領がトランプでもバイデンでも、遠からずアメリカの権力は弱くなる。そしてその空白はグローバルサウスの増大によって埋まる。
    メガテック企業は依然として存在するし、画期的なアイデア、プロダクト、サービスは今後もその大きな競争社会から生み出されてくるだろう。ピークは過ぎるかもしれないが、経済的な強さは今後も続くに違いない。
    ただしもはや一強ではないのだから、例え相いれない価値観であろうとも、日本は今後のグローバルサウス側の面々とも関係性をしっかり築いていかねばならない。そしてそれは決して不可能じゃない。

    歴史はいつだって一筋縄な予想通りにはいかない。
    甘い見通しをすると上回ってくるのに、最悪の場合を想定してもその通りにもならない。
    カオスな世の中に起きる大きな事件はいつだってブラックスワンであるようだ。
    それでも、準備なくして事変には対応できないため、常に未来を予測・分析することには重要な意味がある。

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    2024年06月16日
  • 池上彰と学ぶロシア・ウクライナの歴史地図

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    ロシア・ウクライナのリューリックに始まり現在にいたる歴史を地図、写真を使って説明している本。
    ほぼ時系列で流れが掴めて、理解が深まる良書。
    相容れない思想、社会体制があるが、突き詰めればそれはある個人の考えから始まっている。それはいずれ儚く散る夢であることは歴史が教えてくれる。

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    2024年06月15日
  • これが日本の正体!~池上彰への42の質問

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    相変わらず分かりやすい内容で日本の論点を解説していた。

    色々と複雑な国際事情があり、国内経済等も絡んで簡単にはいかないことだとは分かっていても日本の弱腰外交には将来の不安を感じない訳にはいかない。

    また、昨今の政治資金規正法の改正審議をみても政治不信にならざるを得ない状況の中、何が問題で何が正しいのか自分なりに考える力を備える必要があると感じた。

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    2024年06月12日
  • 池上彰の世界の見方 アメリカ2~超大国の光と陰~

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    今回も分かりやすい。特に司法制度や教育制度はなかなかまとまって聞いたことがなかったので勉強になりました。アメリカって、ほんと個人主義、自分のことは自分で、が徹底して、それが通底を成しているんですね。自由であり勝手、「とてつもなく先進国であり、大変な発展途上国」でもある。共和党と民主党の立ち位置、支持母体が時代によって変化して今では逆になっているところ、興味深かったです。

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    2024年06月11日
  • 問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界

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    アメリカはウクライナを使ってロシアと代理戦争をしている、ドイツにも戦争を仕掛けている(ノルドストリーム)、勝者がいない戦争が展開されている、アメリカの崩壊、ロシアが勝者になる可能性、など興味深い視点でウクライナ戦争が語られている。世界の構造が大きく変わりつつある点、その中で日本はどういう立ち位置になっていくのか、考えさせられる内容でした。

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    2024年06月07日
  • 池上彰の世界の見方 中国 ~巨龍に振り回される世界~

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    中国のニュースはネガティブに報道されている事が多いので、何となくマイナスのイメージがありますが、現実を直視すべき、ということですね。中国製品が良質で世界で選ばれている事、科学技術、それもITが日本より進んでいること、我々世代は特に、「まだまだ日本は、、、」と考えがちだけど、それはもう変わったのだ、と認識するのが大事なんですね。

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    2024年06月07日
  • 池上彰が聞いてわかった生命のしくみ 東工大で生命科学を学ぶ

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    新学習指導要領に合わせて現在の教科書は変わってきているようだが、小学校、中学校、高校と生物学をぶつ切りにして教わっているため、本書で生命科学を体系的に学ぶことができた。
    そもそも生命とは何なのか、生命はどのようにして誕生したのか、そして多様性、死のしくみまで細胞レベルで学び、自分は何であるか、私たちはいかなる存在なのか、私たちはどこから来てどこへ行こうとしているのか、を考えるきっかけとなった。どの生命も一個の細胞から始まりセントラルドグマのもと多様な機能を身に付けてきたこと、バクテリアも植物も人間も生命のしくみの根本は同じであること、生物学は暗記科目ではなく、統一原理から始まる多様性の世界であることが分かり面白いと思った。
    今回生命科学を学び、生命、そして私たちは奇跡的な存在なのだと感じた。まだ解明されていない未知の部分も多いが、今後の新たな発見を期待し興味を持って新しい情報を得られるようアンテナをはっていたい。

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    2024年06月07日
  • 問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界

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    そうなのか…問題なのはロシアではなくむしろアメリカ。それも「悪いのが」ではなく「崩壊するのが」らしい。
    アメリカもイギリスも崩壊する可能性を秘めてるのだというが、崩壊とは?どういうことをいうのだろう。
    そしてそうなった時、日本はどうなっていくのだろう。
    でも、ロシアが勝った方が安定するんだという考え方はわからないではないのだけれど、ウクライナで、いやロシアでもその国で焦土と化した我が町をただただ泣いている子供のことは考えられているのだろうか?この戦争は5年、10年続くとか言ってる場合かよ…

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    2024年06月05日
  • 世界史を変えたスパイたち

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    東西冷戦時代のスパイから、つい最近の出来事まで網羅しているスパイ入門本。でも、時代も人も多岐に渡り、はっきりいって基礎知識ないと読むのが難しいです(ちょっと辛かった)。時代や地域別に3冊位にしてくれて、こどもニュースくらいかみ砕いて書いてあったら、私には読みやすかったかな。
    この本ではCIAが失敗ばかりでダメな組織でした。そして、アメリカのイメージが変わりました。

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    2024年06月04日
  • 考える力がつく本―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

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    第一線の経営者のすすめる本や読書体験の話が印象的だった。読書すること、読書記録をつけることで、少しずつ自分で考えて判断する力がつくように思う。これからも読書していきたい。

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    2024年06月04日
  • 松下幸之助(学習漫画 世界の伝記NEXT)

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    今では考えられない部分もあると思う。目先のことにとらわれず、最終的にどんな風にしたいか考えて、工夫する。景気よし、不景気さらによし。

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    2024年06月02日
  • グローバルサウスの逆襲

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    グローバルサウスとは西洋民主主義に対する対抗概念。冷戦後世界に広まった西洋的民主主義と自由主義の概念は急速に力を失いつつある。
    今世界は大きく変化しており、今までの常識で測ると情勢を読み誤る。

    ・グローバルサウスの特徴として、国際的協調より自国第一主義、民主主義より権威主義でも強力なリーダーシップ。
    ・G7のGDP比率1986年68%が2022年には42%に低下。グローバルサウスの存在感が高まっている。
    ・ウクライナに対して明らかに侵略行為を行ったロシアへの非難決議に中国、インドを初めアジア、アフリカ、南米の多くの国が棄権した。
    アメリカ、ヨーロッパ先進国に対して明らかに距離を取る動き。
    ・古代ギリシャでも国の統治について、初めは王様が国を治めるが堕落していく、すると次にモラルの高い貴族が政治を握る。やがて貴族も腐敗して寡頭政治になる。次は民衆の力がそれを倒して民主制が出来るが、いずれ衆愚政治となる。そして優れた王様が出てくる。
    ・人類は進歩しているという思い込みは浅はかだと思い知らされる。

    ・トランプが勝ってもバイデンが勝ってもこの流れは止められない。今後も世界で今まででは考えられなかった事は起こり続けると思った方が良い。

    日本は、そして自分はどうすべきか真剣に考えたい。

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    2024年05月30日
  • グリム、イソップ、日本昔話 人生に効く寓話

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    童話を通じて現代の危機的な分断や戦争の背景までたどり着く。最後に自分を大事にしないが故の社会に対する無関心なニヒリズムを批評している。佐藤さんと池上さんの掛け合いが面白かった。

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    2024年05月26日