池上彰のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレこれまでの誠実による政治は、もう御免だと言う支持者たちの思いです。とにかく自分たちのことを考えてくれるリーダーが欲しい
社会が政治してくると、その社会を構成する人たちが求める理想も変化してくると思います。そして、そこに合致してくる政治家が求められ、選ばれるようになる
自分で動かないと何も得られない選挙システムは、能動的にならないと誰も得られないアメリカ社会のあり方、時代を示しているのだと思います
経験なクリスチャンだったジュリアンさん一家は、子供たちを学校には通わせず、ホームスクーリングと言う形で、ザ学習をさせていた。アメリカでもよくある話で、学校で教える内容が、キリスト教の教えと愛入れない場 -
Posted by ブクログ
多様な文化や思想、生き方……。日本にいるだけでは持ち得ない視点を持てたら、世界はもっと面白い。
世界に目を向けるためのガイド本。
池上彰さんが両国高等学校附属中学校で行った授業をもとにした、「自分とは違う視点」を持つためのガイド本です。
近代史を中心に政治や国際認識の話や、世界の若者の活躍、世界を知るためのきっかけになるような話が嚙み砕いて語られています。
日本で選挙の方式が記名式なのは識字率が高いから、とか。感染症を防ぐためにはどんな政治体制が良いのだろうか、とか。些細な事や歴史にも理由があって、広い視野で自分を、日本を見直すことができれば、確かに世界はもっともっと広く、深く、面白くなる -
-
Posted by ブクログ
歴史から各国の思惑を読み解く
こうしてみると、改めて戦争や争いの歴史と重なることも実感
人口世界一となったインド
ロシアとの関係が興味深い
覇権国家を目指す中国
アヘン戦争から始まる恥辱の歴史からの脱却
ウクライナへの侵攻のロシア
ソ連の崩壊から再びの周辺の領土拡大を目指す
移民大国のフランス
フランス革命と人権重視の歴史
移民との摩擦も
情報大国としてのイギリス
旧植民地との連携により情報大国としての地位を築く
EUの中心と自負するドイツ
東西ドイツの統一による弊害が影を落とす
マルクからユーロによりより経済が発展
インドを中心とするグローバルサウスの存在感
アメリカや中国の二 -
-
Posted by ブクログ
※audiobookによる耳読にて。
思考力とは、自分で考える力。
思考停止の様々な例を通じて、何を考えてどう生きるかを考えさせられる内容でした。
特に戦時中の話で、米国は空中戦の時に戦闘範囲の海に潜水艦を忍ばせて撃墜されたパイロットを助けた。日本はそういった事をしなかった。
その理由は人道的なものも当然あったが、一番は「パイロットを育成するのには時間もコストもかかっているから」というもの。
こういった事の積み重ねで、日本はどんどん疲弊していった。
また、日本は休まずに働くというのが美徳とされていたが、米国は兵士の休息のためにハワイにワイキキビーチを作った、など、今聞くと負けて当然の戦いだっ