池上彰のレビュー一覧

  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

    Posted by ブクログ

    前著「真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945~1960」に続く第二弾。学生運動が盛り上がり、セクト同士の内ゲバが激化し、過激派によるテロ事件が多発した時代、「新左翼」による失敗の本質は!

    0
    2022年09月12日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点

    Posted by ブクログ

    国の政策は因果の果である。
    理由があるから、人は、国は、そう動く。

    あえて掘り起こして知ろうとしないと因は見えてこないが、この本はその因果関係をわかりやすく書いている。
    だから、何がどうして起きたのかがとてもわかりやすい。

    なぜこの間まで対立していた国が、今は協調路線なのか。
    なぜ日本では自由民主党政権が長く続くのか
    アメリカの大学の学費が高いのは何故なのか。

    世界が、「本当にそれでいいのか?」という理由で動いていることがわかる一冊。

    現代史を学ぶには最適な本。
    中学生くらいには読んでほしいな。

    0
    2022年09月12日
  • 池上彰の世界を知る学校

    Posted by ブクログ

    池上彰が解説する世界情勢について。

    2018年出版と若干古いが、当時の世界情勢を網羅してたので勉強になった。

    0
    2022年09月05日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

    Posted by ブクログ

    社会に出たけどなんとなく"大人"になった気がしない、新聞やニュースに関心が持てない。
    若い子に"年金とか政治とかぶっちゃけよくわかんない""なんで選挙が大事なの?"と言われ、これはまずい!と大切さを訴えたいのに自分もちゃんと説明できない…

    そんな感じで、今流行りのループもののように学生のころに戻ってちゃんと勉強しなおしたいな~と感じていたのは、自分の知的基礎体力のなさを感じていたからなのかもしれないと思った。
    一番新鮮だったのは、義務教育(教科書)侮るなかれ、というのと、大人も受験参考書や英単語帳を読んでもいい(当たり前)ということ

    0
    2022年08月29日
  • 池上彰の世界の見方 インド~混沌と発展のはざまで~

    Posted by ブクログ

    経済発展を遂げる中国ばかりに目を奪われている昨今、これから大きく発展するインドを忘れていることに気づいた。アメリカだけでなくインドとの協力関係が大切であることがよく分かった。
    政治や宗教だけでなく地政学の視点からも紹介してあり非常に分かりやすかった。

    0
    2022年08月29日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

    Posted by ブクログ

    新聞や書籍からちゃんと情報収集する。
    本筋ではないが、一冊の本を読むのにかける時間が自分とそこまで変わらなくて少し安心した。

    0
    2022年08月29日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

    購入済み

    分かりやすい

    分かりやすく説明がされており、読みやすく、入門書として良いと思う。もっと詳しく知りたいという気になった。

    0
    2022年08月27日
  • 知ら恥ベストシリーズ1 知らないと恥をかく中国の大問題 習近平が目指す覇権大国の行方

    Posted by ブクログ

    彼を知り己を知れば百戦殆うからず。
    孫子の兵法の一節で締めくくられてましたが、まさにそれがよく分かる内容の本でした。

    良い悪いは別にして、切り取られた報道だけでイメージして、思い込みで中国を判断するのは危険ですね。

    学ぶべきすごいところもいっぱいあるし、めちゃくちゃヤバい部分もいっぱいある。
    先入観持たず、常にフリーの状態で考えたいものです。

    中国は、自分達が考えているより、はるか先を見て行動しているという事は確かな様です。

    台湾有事はアメリカの沖縄基地との関係で日本も強制的に有事になるって可能性が高い事も分かりました。

    人間ってのは、権力とか欲望をもっと抑えられないもんなんでしょう

    0
    2022年08月20日
  • 伝え方の作法 どんな相手からも一目置かれる63の心得

    Posted by ブクログ

    知識としては知っていることが多かった。しかし、池上彰氏と佐藤優氏の対談ということで、類書と比べて内容が深いと感じる箇所も多々あり、読み応えがあった。30ページ弱程のプロローグでは、これからの伝え方の作法として、リモートについて触れられていて、この部分は目新しさもあった。

    0
    2022年08月19日
  • 池上彰の世界の見方 中国 ~巨龍に振り回される世界~

    Posted by ブクログ

    3.8。高校の授業が元なだけに、わかりやすく面白かった。危機感も募る。60歳以上の人に読んでもらいたい。特に精神論好きな人。

    0
    2022年08月19日
  • 歴史の予兆を読む

    Posted by ブクログ

    リーダーを作る仕組みができているのはイギリス。そして、時代の転換期には、傑出したリーダーが出てくるもの。
    コロナ時代でいえば、台湾、ドイツ、ニュージーランドの女性トップ。戦争の時代からみんなで課題解決の時代へ。
    歴史の転換期の真っ只中なのかもしれませんね。

    0
    2022年08月18日
  • 何のために伝えるのか? 情報の正しい伝え方・受け取り方

    Posted by ブクログ

    池上さんの本は月2冊くらいのペースで読んでいるけど読む度にいまだ新たな知識や発見があるのは凄いと思う。
    今回はジャーナリスト池上彰の側面が強い内容だったけどすごく勉強になった。

    0
    2022年08月16日
  • 社会に出るあなたに伝えたい なぜ、いま思考力が必要なのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    考えることを放棄しても生活はしていけるこの世の中で思考することをやめてしまうとなにが起きるのか分かりやすく説明されていました。

    特に日本政治のコロナ対策が後手後手に回ってしまう要因として日本人がプランBを考えることが苦手というお話が印象に残っております。

    例えば週末にバーベキューを外でやろうという話を友人と約束した時に誰かが「雨が降ったらどうしよう?」と発言すると言霊信仰の強い現代では「そんなこと言うと本当に雨が降るよ?」や「楽しみにしてるのでそんなこといわないで」なと言葉に出したことが現実に起こるつまり言葉に霊力がこもることを恐れて雨が降った場合の対策を考えることを放棄します。

    実際に

    0
    2022年08月13日
  • 伝える力

    Posted by ブクログ

    100万部売れるだけの充実した内容です。3つの袋の話は初めて知ったので使わせて貰うかも知れません。簡単に読めるので一度は読むべき本。

    0
    2022年08月12日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点

    Posted by ブクログ

    ほぼ毎年買っている。問題の歴史、背景から解説してくれるので勉強になるし、ものを考える上での良い土台となる。

    0
    2022年08月10日
  • 漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022

    Posted by ブクログ

    外山恒一による左翼史本を読んだ直後だったので理解しやすかった。
    今の若者として、労働運動の盛り上がりってちょっと想像できず、上尾駅での暴動など当時の様子を興味深く思いながら読んだ。
    共産党は、社会党の平和路線をうまく引き継ぐことでここまで生き残ってこられたということも理解できた。共産党は今苦しいだろう、ウクライナ戦争勃発の場面で「帝国主義のぶつかり合いだからどちらにも汲みさない。戦争反対」と日本で堂々と叫ぶことは可能だったのかと考えると…

    あと少し思ったのが、マルクスは革命には組織された労働者が担い手になると考えていて、そうではない末端労働者は「ルンペンプロレタリアート」といって馬鹿にして

    0
    2022年08月08日
  • 漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    たしかに労働者が団結することを希薄化させた政府の計略は成功したのだろう。しかし、自民党が備えていた、社会民主主義的な性格も、どんどんと失われた。結果として、現在の日本が、ますます張りぼて化していることも明確だ。
     社会党の批判的な検証は、確かに必要だろう。
     しかし、正直言って、批判的な検証が必要な政党は、他にもありそうな気がする。

    0
    2022年07月30日
  • おとなの教養 2 私たちはいま、どこにいるのか?

    Posted by ブクログ

     池上さんもダン・ブラウン読まれるのか、と親近感が湧いた。AIについてはまったく脅威とも思わないので軽く読んだが、ブレグジットやポピュリズムの章が興味深かった。地政学は以前読んだイラスト付きの本がとても面白く、記憶に残っていたので、本書の内容もするすると頭に入ってきた。2019年に刊行され、ウクライナ「危機」について触れられているが、まさか「戦争」になろうとは。
     現代史の勉強として、『世界の大問題』シリーズも読もうかな。

    0
    2022年07月29日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

    Posted by ブクログ

    知らないことが多い。こう言う流れでこう言う事が起きたのかと改めて整理出来た。あさま山荘事件とか。テルアビブ空港乱射事件なんて知らなかったし、よど号事件も知らなかった。もっとちゃんと知らないとダメだな。しかしこのエネルギーはどこから来るのか。そう言う時代だったという事なのだろうが、このエネルギーが何処に行ってしまったのかも謎だ。今の若者も政府から過剰なコロナ対策で青春を奪われまくっているが、誰も抵抗しない。革命起こしても良いくらい理不尽に痛めつけられているのに。老人支配国家だし。過度な暴力や内ゲバとか、やっぱり引くよな。支持を失うよ。次の巻も出るようだから読んでみよう。マルクスとか勉強した事ない

    1
    2022年07月29日
  • 世界の〝巨匠〟の失敗に学べ! 組織で生き延びる45の秘策

    Posted by ブクログ

    佐藤優氏の結構な著作を読んでいるので重複は多いが、この2人の対談で面白くない訳が無く。組織での生き延びる術云々は枕詞だと思ってよい。特に山本七平の章は面白かった。「空気の研究」にこのような解釈があるとは、目から鱗だった。

    0
    2022年07月27日