池上彰のレビュー一覧
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ネタバレ池上彰氏によるスパイに焦点を当てた近現代史の解説書です。
第二次世界大戦からウクライナ戦争に至るまで、現在までに明らかになっているKGBやCIA等の活躍やその背景を分かりやすく解説してます。
スパイの活躍についての解説書ではあるものの、科学技術の発展によりスパイという情報収集手段が、サイバー空間を活用した情報収集やインターネット上のSNS等、個人が発信しているものを含む一般に公開されている情報の収集•分析に置き換わりつつあるという指摘が印象的でした。
なお、実話を元にしたスパイにまつわる映画の紹介もあったので、興味が湧いたものは見てみようと思いました。 -
Posted by ブクログ
あんまり学校でも習わず、よく知らなかった戦後の経済史をしっかり学べる本。日本だけでなく、社会主義など世界の経済の歴史もよく分かります。
日本は、高度経済成長やバブル経済で、環境問題や融資のやりすぎなど、後々大問題となったこともありました。また、中国・ソ連など、社会主義国家は、生産性低下や大飢饉など、いろいろな問題が噴出しました。そのような失敗談をそのまま語ったり、批判したりするだけでなく、そこから学べる教訓や生かせることなども、同時に話されており、池上さんらしい解説で、学びが深まった感じがしました。
今までの経済学は合理的にしか考えていませんでしたが、実際は人間の心理までしっかり考えないと -
Posted by ブクログ
おもしろい。留学へのモチベーションを高めようと思って軽く読んでみた。昔世界史が好きだったなーというのを思い出した。高校生向けに話しているので、とても読みやすいしポイントを抑えている。わかりやすく説明しようとするあまり一方的で根拠のない部分もあるように思えるが、とにかく読みやすくてイギリスという国をイメージしやすかった。
議会制民主主義、二大政党制、健康保険制度など、日本がマネした部分も多い。大英帝国、植民地、軍事大国、保守党と労働党、ビートルズ、シェイクスピア。スコットランド、北アイルランド、ウェールズ、イングランド。オックスフォード、ケンブリッジ、イートン校、ノブレスオブリージュ。ヘンリー8 -
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Posted by ブクログ
20世紀末頃、自分が少しの間通っていた都内の大学では革労協が自治会を牛耳っていた。あさま山荘事件で学生運動がその支持を失い、低迷が決定的になっていた時代だったが、校門の前には角ばった文字で政治的主張をする立て看板が置かれていたものだ。(遠い目)
当時革労協は狭間派と木元派に分裂、木元派が自治会を掌握していた。そんな中、学内から閉め出された狭間派がキャンパスに侵入し、旗竿持ってシュプレヒコールを上げたりしていた。安保闘争の頃ほどじゃないが、かなり不穏な時代だった。
当時は学園祭も自治会が管理していて、まあおそらく学生から集めた学園祭の費用は革労協にも流れていたのだろう、それを快く思わない大学当 -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
憲法の知識が殆どない自分にも分かりやすく憲法が解説されていてなかなか分かりやすかった。
41条からの国会がちょっとややこしかった。図にしてくれたらいいのに。
何はともあれれ憲法を中国や北朝鮮みたいに暗黙の了解で無視されないよう、国民一人一人がその内容を知っておかないと行けないね。政府が暴走したら、「国民の不断の努力によって」きちんと止めなければならないね。
憲法で定められた国民の義務 憲法の順番 天皇 国民統合の象徴
戦争の放棄 9条 戦争の放棄 芦戸修正 裁判所の逃げ
国民の権利 基本的人権 犯すことの出来ない永久の権利 「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立」最低限度の生活 70% -
Posted by ブクログ
戦後のドイツと日本の比較が興味深かった。
大戦では日本もドイツも周辺国に大きな被害をもたらしたのは同じで、戦後に日本は隣国と今でもギクシャクしている反面、ドイツはそれなりに隣国からの信頼を得て友好な関係を築いている、その違いは何か。
ドイツは他の欧州諸国とソ連という共通の脅威があったり、根っこを共有する宗教で繋がっていたり、直に国境を接していて利害関係により敏感にならざるを得なかったり、戦前に完成度の高かった民主主義で国民自ら独裁者を選んだ自覚があることなどが日本との違いなのかなと思った。
また、ドイツやEUの成り立ちを知って、民主主義がベターであっても決してベストではないこともよくわかった