池上彰のレビュー一覧

  • 知ら恥ベストシリーズ1 知らないと恥をかく中国の大問題 習近平が目指す覇権大国の行方

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    今までの、「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズをベースに、中国について詳しく解説した本です。

    戦後の現代史から、これからの中国の台頭まで、一から中国の問題を知りたい人には最適だと思います。
    もう既に中国の力は強まりつつあることを再実感。

    本に関しては、解説をまとめた図解もあり、分かりやすくはなっていますが、写真が全然ないのが残念。

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    2023年03月12日
  • 僕らの未来が変わる お金と生き方の教室 君が君らしく生きるために伝えておきたいこと

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    大判でイラストが多用されており読みやすかった。内容は初心者でも分かりやすく入り口としては最適な書になっていると感じる。
    少し勉強した人でもある程度復習として使える点も良い。

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    2023年03月11日
  • 14歳からの政治入門

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    子どもと一緒に読みました。
    さすが池上さん!とても分かりやすく政治の歴史や必要性、他国の状況などが書かれていました。

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    2023年03月11日
  • 池上彰の世界の見方 ドイツとEU~理想と現実のギャップ~

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    留学モチベーション維持。ドイツは敗戦国であり、人口規模や国民性、福祉体制等で日本と似た部分がある。世界史の授業をやっぱり思い出すなあ。

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    2023年03月06日
  • 僕らが毎日やっている最強の読み方 ―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意

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    幅広い知識と深い見識をもつ二人がどのように新聞や雑誌、書籍から学んでいるのかがよく分かった。複数の新聞を朝のうちにざっと目を通し、必要な部分だけ見分けるなど、質と量の両方に特化した読み方は、学んだことをすぐにアウトプットするこの二人の立場から生まれたものだと思う。全く同じようにはできないが、ある分野の基本の一冊は集中的に読み、三冊目くらいから同じところを飛ばして読む、というのは実践しやすそうに感じた。二人がおすすめしていた書籍や雑誌にも触れてみたい。

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    2023年03月01日
  • 池上彰の世界の見方 イギリスとEU~揺れる連合王国~

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    おもしろい。留学へのモチベーションを高めようと思って軽く読んでみた。昔世界史が好きだったなーというのを思い出した。高校生向けに話しているので、とても読みやすいしポイントを抑えている。わかりやすく説明しようとするあまり一方的で根拠のない部分もあるように思えるが、とにかく読みやすくてイギリスという国をイメージしやすかった。
    議会制民主主義、二大政党制、健康保険制度など、日本がマネした部分も多い。大英帝国、植民地、軍事大国、保守党と労働党、ビートルズ、シェイクスピア。スコットランド、北アイルランド、ウェールズ、イングランド。オックスフォード、ケンブリッジ、イートン校、ノブレスオブリージュ。ヘンリー8

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    2023年02月25日
  • 池上彰の教養のススメ

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    「実践!○○」「役立つ○○」を読んでも、今ある枠組みの中でしか使えない。
    新しいものを作り出したり、根本的な解決に導くヒントは違う分野からやってくるのだというところが腑に落ちた。

    教養は、物知りになることではない、人間の根っこをつくること。
    すぐ実を結ばなかったり死ぬまで役に立たなかったりが前提だけど、インプットを続けたいと思った。特に今まで見向きもしなかった分野で。そんな積み重ねで、初対面の人ともバックグラウンドが違う人ともコミュニケーション取れるような教養のある人間になりたい。

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    2023年02月21日
  • 漂流 日本左翼史 理想なき左派の混迷 1972-2022

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    20世紀末頃、自分が少しの間通っていた都内の大学では革労協が自治会を牛耳っていた。あさま山荘事件で学生運動がその支持を失い、低迷が決定的になっていた時代だったが、校門の前には角ばった文字で政治的主張をする立て看板が置かれていたものだ。(遠い目)
    当時革労協は狭間派と木元派に分裂、木元派が自治会を掌握していた。そんな中、学内から閉め出された狭間派がキャンパスに侵入し、旗竿持ってシュプレヒコールを上げたりしていた。安保闘争の頃ほどじゃないが、かなり不穏な時代だった。

    当時は学園祭も自治会が管理していて、まあおそらく学生から集めた学園祭の費用は革労協にも流れていたのだろう、それを快く思わない大学当

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    2023年02月23日
  • おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

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    現代の教養七科目。そのそれぞれに対する知的好奇心を掻き立てられる。
    平易かつわかりやすい説明でさらっと読み切れるものの、得たものは大きかった。

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    2023年02月19日
  • 超訳 日本国憲法

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    憲法の知識が殆どない自分にも分かりやすく憲法が解説されていてなかなか分かりやすかった。
    41条からの国会がちょっとややこしかった。図にしてくれたらいいのに。
    何はともあれれ憲法を中国や北朝鮮みたいに暗黙の了解で無視されないよう、国民一人一人がその内容を知っておかないと行けないね。政府が暴走したら、「国民の不断の努力によって」きちんと止めなければならないね。

    憲法で定められた国民の義務 憲法の順番 天皇 国民統合の象徴
    戦争の放棄 9条 戦争の放棄 芦戸修正 裁判所の逃げ
    国民の権利 基本的人権 犯すことの出来ない永久の権利 「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立」最低限度の生活 70%

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    2023年02月12日
  • 池上彰の世界の見方 ドイツとEU~理想と現実のギャップ~

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    戦後のドイツと日本の比較が興味深かった。
    大戦では日本もドイツも周辺国に大きな被害をもたらしたのは同じで、戦後に日本は隣国と今でもギクシャクしている反面、ドイツはそれなりに隣国からの信頼を得て友好な関係を築いている、その違いは何か。
    ドイツは他の欧州諸国とソ連という共通の脅威があったり、根っこを共有する宗教で繋がっていたり、直に国境を接していて利害関係により敏感にならざるを得なかったり、戦前に完成度の高かった民主主義で国民自ら独裁者を選んだ自覚があることなどが日本との違いなのかなと思った。

    また、ドイツやEUの成り立ちを知って、民主主義がベターであっても決してベストではないこともよくわかった

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    2023年02月07日
  • 池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

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    やはり池上彰さんの解説はわかりやすい。
    私が仏教の教えに興味を持ったきっかけは、メンタル失調からだった。
    最初はメンタルを保つための心理学の本やYouTube動画を見ていた。
    その中で、マインドフルネスに辿り着き、そこからブッダの教えに興味を持つに至った。

    仏教とはとても合理的だとは思っていたが、この本でも心理学的な側面がある事に触れている。
    神を信じるのではなく常に自分の心と向き合い、他に対して慈悲の心で接するという教えはとてもとっつきやすい。

    日本における仏教がなんとなく身近にあるが仏教が何かをよくわかっていないという当たり前の事が、だんだんとおかしなものと感じてきている。

    仏教の歴

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    2023年02月07日
  • 池上彰の世界の見方 中南米 ~アメリカの裏庭と呼ばれる国々~

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    やっぱり新宿高校の生徒は賢いね~1欧米に従属させられた中南米の歴史(メキシコの領土の半分を奪った国とは)2」アメリカにたてつくキューバと非核化の動き(核戦争が寸前で回避されたキューバ危機)3アメリカは何をしてきたのか(アメリカが民主的な政権を倒した「チリの9・11事件」)4中国との関係を深める現在の中南米(中南米諸国への援助で台湾を揺さぶる中国)5アルゼンチンとブラジル,対立と和解(嫌い合う隣国とどうやって関係を改善したのか)6「勝ち組」「負け組」抗争があったブラジル(日系人同士の凄惨な殺し合いはなぜ起きたか)~多分,朝日新聞のオーソリティ招待で行った新宿高校での講義…そう・・4回?分をまとめ

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    2023年02月07日
  • 世界から格差がなくならない本当の理由

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    入門書で、経済格差が生まれた理由や広がる理由が端的に述べられている。

    主に経済格差は「グローバリゼーション」と「不労所得の富が労働で生み出した金を上回る」からだという。
    そして池上さんは格差を防ぐ解決策として
    「金持ちだからいい教育を受けられる、貧乏だから受けられないではなく、子どもたちのスタートラインを一緒にする必要がある。その後の本人の努力によって差が出るのは仕方ない。スタートラインを一緒にするために、国がもっとお金を使う必要がある。」と述べる。

    ●経済格差→
    富裕層の上位8名の資産=人口の半分にあたる下位36億人の資産
    ●2つの貧困→「絶対的貧困」「相対的貧困」
    前者は最低限の生活を

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    2023年02月07日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    スターリン批判が世界に及ぼした影響が、教科書的な知識よりも大きかったのですね。
    対談形式なので、語り手(佐藤氏)の口調に引きずられるのだけど。

    まあ1945年から1960年あたりは既知の話が多い印象。
    次巻で語られる1960年代以降、新左翼の話は佐藤氏も池上氏も地続きの時代に生活していたのでよりライブ感が出てくるのかなと楽しみ。私にとってはゴチャゴチャしているし。

    面白かったのはこのあたりの佐藤氏の発言。
    ーーーーー
    「どんなものにも良いものと悪いものがある」というロジックは、共産党的弁証法の特徴です。「良い戦争」と「悪い戦争」があるように、「良い核兵器」と「悪い核兵器」もあって、ソ連や中

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    2023年02月04日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題2

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    政治についてはほとんど知らなかったけど、分かりやすかった。どこのハードオフに行っても100円コーナーにあるから、結構読まれてるのかなって思って買ってみた。経済に関しては初心者には若干難しくて、明日になったら忘れてそう。

    2022年版はもう出てるのかな?あればまた読んでみたい。

    共和党 民主党
    ビンラディン タリバン アフガニスタン ブッシュ オバマ
    イラン ペルシャ スンニ アーリア人
    パレスチナ ユダヤ アラブ イスラエル
    中国 共産党 党大会 全人代 レアアース
    エルニーニョ ラニーニャ
    北朝鮮 世襲
    民主党 鳩山 沖縄基地 菅 最小不幸社会 ねじれ国会
    今後の日本

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    2023年02月03日
  • 池上彰の世界の見方 中南米 ~アメリカの裏庭と呼ばれる国々~

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    いつものように新聞の延長」で読んだけど今回は特に新たな情報が多かった。
    それだけ中南米の現状を知らなかったと言うことか。
    それにしてもアメリカがあれだけえげつない仕打ちを中南米の国々に行っていたとは・・・。
    まんま今のロシアと同じ。

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    2023年02月01日
  • 池上彰の教養のススメ

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    専門的な言葉も多かったけど、対談形式でおもしろく読める1冊でした。
    大学時代にかなり教養科目があって、当時はなんでこんなに専門と関係ない科目があるんだと思ってたけど、今考えたら私の出身大学はリベラルアーツにも力を入れてたんだなあと。。。
    不真面目に受けてた科目もあって本当に今考えたら申し訳ないしもったいないのですが←
    教養科目があったからこそ専門分野に生きてるなあとか、自分の人生に生きてるなあってことが結構最近になって実感することが多くて。
    今の私だからこそ興味深くおもしろく読めたのかなーとおもう!

    大学時代、文化人類学大好きだったんだよな〜
    上田先生のダライ・ラマ先生との本、これ読んでたら

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    2023年02月01日
  • 池上彰の世界の見方 東欧・旧ソ連の国々 ~ロシアに服属するか、敵となるか~

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    決して油断するわけではないけど、人としてまともではないことをしたことがない国はないのではないかと思えるくらい、各国に複雑な歴史があるということがわかる。
    自分にできることは何か。世の中のいろんなことに広く関心を持って学ぶこと。よその国、だけでなくお隣さんや同僚や妻も含め相手の立場で考えること。と、「お互い様」の気持ちを持って許すこと、大人のつきあいをすること なのかなと思った。

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    2023年01月27日
  • おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

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    「教養としての〜」と銘打った本が多数刊行されているが、教養とはどういうことを指すのか。
    著者は、教養とは、今すぐには役立たないかもしれないけれど、長い人生を生きていく上で、自分を支える基盤となるもの、と説明する。そして、教養があれば、世の中の動きが速くても、ブレることなく自分の頭で物事を深く考えることができるのだ、と。

    惹き寄せられる書き方で、続きがどんどん知りたくなる。小学生のころから大学を卒業するまで、大半の場面を暗記でかいくぐってきたけど、本書のような授業を受けていたら、今ごろはきっと自分で考える力もあっただろうし、結果物事の考え方も違ったんだろうなぁ。

    印象に残ったのは旧約聖書と新

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    2023年01月26日