池上彰のレビュー一覧

  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点

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    12に続いて読ませていただきました。
    今回はロシアのウクライナ侵攻の話が中心で、かなり歴史的背景と紐付けての解説で、よく分かると同時に面白かったです。

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    2022年07月27日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点

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    2022.12th
    今年はなんと言ってもロシアのウクライナ侵攻ですね。ロシアにも歴史的に他国から何度となく攻め込まれて来たという経緯もあり、本質的に相容れない部分もあるのでしょうね。
    他にも、ドイツ、韓国はトップが交代したり、中国は習近平の独裁体制が一層強化されたり…。
    つい最近ですが、安倍元総理が殺害されるという非常に残念な事件があったので、来年はこのあたりもフォーカスされるんでしょうね!
    毎年勉強になりますが、近年は池上さんの個人的な思想が強く出ている感が少し気になります。

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    2022年07月26日
  • 知的再武装 60のヒント

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    45歳を人生の折り返し点とし、残りの人生を知的再武装していかに生きるかの60のヒント。自分がやったことの棚卸し、勉強の効用と残された時間で何をいかに勉強するか、断念することも前進、自分の会社での再雇用のデメリット、自分は書かないというSNSとの付き合い方、家族も含めたコミュニケーション。

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    2022年07月22日
  • 子どもに聞かれてきちんと答えられる 池上彰のいつものニュースがすごくよくわかる本

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     乾いた身体にすぐ浸透する水のように、頭にするする入ってくる文章を書ける能力は素晴らしいと思う。様々なニュースについて子どもに聞かれた時にきちんと答えられるようにというコンセプトだが、確かに知っていることが多いくせにちゃんと説明できないことが多い。知っていると説明できるは全然違う。アウトプット意識しなければ。
     一番驚いたことは、本書が『レタスクラブ』の連載がまとめられたものということ。池上さん『レタスクラブ』で連載されてたのね。

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    2022年07月19日
  • 独裁者プーチンはなぜ暴挙に走ったか 徹底解説:ウクライナ戦争の深層

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    ロシアによるウクライナ侵攻を受けて緊急出版したんでしょうかね…雑誌の連載ということで、一気読みする立場としては同一内容の繰り返しが多く感じますが、逆に言えばその連載を後から振り返った時池上氏の考え方や予測が正しかった事が確認出来るのでまあ良いでしょう。

    書いたのは池上彰氏であっても、この様な形にまとめたのは出版社でしょうし…ただ、題名をもう少し実態に即したものにしてもらう必要はあると思います。

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    2022年07月19日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界

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    本当に高校生レベルでもわかる、イスラム教入門。
    かなり久しぶりに読破。若干イスラム教に寄った書き方をしている気もするが、ユダヤ教、キリスト教との共通点も含めて紹介している工夫含め、非常にわかりやすい。

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    2022年07月19日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点

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    今回はロシアがウクライナに侵攻したということで、その事に関しての内容に多くを割いてます。
    ソ連時代からの経緯や、変わりゆく周辺国の状況を、いつもながらの読みやすい文章で解説されてます。

    池上さんは中立な立場で意見を述べられていますので、安心して読めますが、色々な方の本も読んだ方がいいかもしれませんね。

    ロシア問題は、今リアルに起こっている出来事なので、スラスラと読めました。
    また、中国についても書かれてますが、この本のシリーズ別冊で中国についての本が出たみたいですので、今度はそちらを読んでみたいと思ってます。

    なんだかんだ言っても中国すごいですからね、変な偏見持たない様に、色々な知識を得

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    2022年07月17日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点

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    毎年一冊刊行されているシリーズ13弾。
    今作は、ロシア、中国、コロナという印象でした。
    あとは、引き気味のアメリカ、落ちていく日本。
    読んでいて、暗澹たる気持ちになってきましたが。苦笑
    でも、考えること、知ろうとすることは、
    ひとりひとり止めちゃいけないな、と改めて思いました。

    ウクライナについて、
    池上さんの他の本でも読んでいましたが、
    繰り返されることで、少しずつ頭に入ってきました。

    岸田政権についても、自由党、宏池会の流れを汲んでいるというのを知りました。
    同じ党内でも、派閥があり、考え方は違う。

    14弾が出るころには、コロナは落ち着いて、
    ウクライナも平和を取り戻し、
    景気は回復

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    2022年07月12日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    p105
    共産党的弁証法
    どんなものにも良いものと悪いものがある
    というロジック
    1984のダブルシンクに近い

    p21
    左翼のキーワードは理性
    理性に立脚して社会を人工的に改造すれば、
    理想的な社会に限りなく近づけると信じていた

    p22
    右翼の特徴は、人間の理性は不完全なものだもいう考え方。誤謬性から逃れられないので、歴史に学び、漸進的に社会を変える必要がある。

    p108
    マルクス主義が人格的価値を重視していないというのは流石に鋭い指摘

    p133
    ナロードニキ運動
    都市の貴族の一部が、自身らの贅沢は農民からの搾取、収奪の上に成り立つとして、農民らに革命思想を広めた運動。
    この運動の失

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    2022年07月15日
  • 歴史の予兆を読む

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    近現代史の大家 保阪氏と幅広い知識を持った池上氏の対談内容が深く新事実を知ることが出来た。
    昔から言われてきた「歴史に学ぶ」重要性が殊更ましてきている現代。これからの道標となる本だと私は思う。

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    2022年07月10日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点

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    ロシアのウクライナへの軍事侵攻
    中絶禁止で二分されるアメリカ
    経済からイデオロギー政策へと転換する中国
    NATOとロシアの対立

    世界では、21世紀には起こり得ないと思うことばかりが起きている。日本でも、円高で輸出が苦しいと言っていた日本が急激な円安になり、更に物価高に苦しむことになる。
    この本にはありませんが、イギリスのジョンソン首相の辞任や安倍元総理の殺害など、コロナ禍で蓋がされていたパンドラの箱が開ききった印象さえあります。

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    2022年07月08日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

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    さすが池上さん。優しい文章と分かりやすい説明で、初めて「資本論」の内容がよく分かった。理解するほどに搾取される側でいることが恐ろしくなる。自分の労働力(時間)を切り売りすることしかできず、それと引き換えに雇用主からお金をもらい、雇用主に完全に依存する生活は不安で恐ろしい。緩くしすぎて遠くへ飛んでいってしまわないように、ただし苦しすぎて死んでしまわないよう、適度に調整された織の中で生涯飼い殺されるようなイメージが浮かんだ。

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    2022年07月06日
  • 14歳からの政治入門

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    自分が10代の頃に読みたかった。今の17、18の子に読んでおいてほしいな。いつだって書いてあることは同じ。このままでいいの?私たちがどうにかするんだよ?選挙に行かないと、ってこと。まずは自分が動かないと。悩ましいね〜日本。

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    2022年07月03日
  • 社会に出るあなたに伝えたい なぜ、いま思考力が必要なのか?

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    日本の無策の理由「思考停止」
    「何も考えていないばかりか行き当たりばったり」がコロナ禍での政府対応策が目立った。しかるに現代、「考えない方が楽」と言う意識も多く、「長いものには巻かれろ」意識が多くなり、自然と「任せっきり」で自分自身で考えない「思考力停止」状態になっている気もする。ここにある「対話」こそその思考力を高める方法かも知れない。

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    2022年06月29日
  • 本音で対論! いまどきの「ドイツ」と「日本」

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    フォルクスワーゲンの前身は、ヒトラーによる国有企業だったというのは本書で初めて知りました。

    お三方の知識の深さや頭の回転の早さに驚き。
    当たり前ですけど、池上彰さんは特にさすがでした。「カナン」と聞いて「聖書に出てくる約束の地」ってすぐに解説出来ます?!その割に雑誌VERYの内容に笑ってしまうあたりがチャーミングで(笑)。
    内容的にドイツや欧州賛美にならないよう気を配っている内容ではありましたが、やはり、フィンランドやドイツでは教育の目標として、全ての子どもに教育を与え、収入を得られる仕事につき、税金を納めてくれるような人材を育てるというところが明確であると述べられていました。
    また続編の本

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    2022年06月23日
  • 池上彰の世界の見方 インド~混沌と発展のはざまで~

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    ■ Before(本の選定理由)
    同シリーズ6冊目。インダス川とモディ首相のイメージが強いインドは、どこに向かうのか。

    ■ 気づき
    カースト(というか職業ランクを定義するジャーティが主)が日々の生活に深く根ざしている。どの国政政党も、身分制度は容認するがそれによる差別を禁止する、というスタンスを取っているらしい。

    ■ Todo
    インド工科大学の入学生の約半分が、アファーマティブ・アクションのような優遇措置の枠らしい。のし上がるためのバイタリティは学ばなくては。

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    2022年06月21日
  • 学び続ける力

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    学生時代に読みたかった一冊。
    ブックマークだけつけてここまで来てしまった…

    主に大学生に向けて講義する際に留意している点などが記載されているので、大学生には特におすすめ。
    学生じゃなくなっても学ぶ姿勢、学びとは何かを池上さんなりに説明しているので、とても参考になる。
    何よりテレビの解説と同じくらいわかりやすい。

    池上さんがショーペンハウエルの本から抜き出した、「読書は他人の思考を反復するだけ」、というのはなるほどと思い、学んでる気になってる身からすると、ぐさっと刺さりました。
    たしかに読み終えてからこの感想を書くまでにも、すでにぽろぽろと内容は抜け落ちてる。
    自分なりにインプット、アウトプ

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    2022年06月20日
  • 日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>

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    面白かった。
    当然だけど一人一人に癖がありキャラがあり波瀾万丈でその辺の小説なんかより数倍面白かった。
    是非こんどは同構成で世界の12人も扱って欲しい。

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    2022年06月20日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    極まったインフレが起こると何が起こるか、人、国がどうなるのかを知れる本。

    需要と供給、為替相場における通貨安/通貨高など経済の基本的な考え方を知った上で読むと、より実感を持って読めると思う。

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    2022年06月18日
  • 学校では教えない「社会人のための現代史」 池上彰教授の東工大講義 国際篇

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    沢山本を読んでいるつもりだけど、歴史的出来事を関連付けて理解するには、何だか知識が断片的な部分があり、池上彰のこの本はその点を補完してくれる良書だった。特に、冷戦構造を軸に、朝鮮戦争やベトナム戦争、キューバ危機、中国が反日に傾いたきっかけなど。

    読めば読むほど、英国も米国も好き勝手やっている事を改めて学ぶ。最近になって新自由主義とか自国中心主義とか言うムードがあるが、歴史は一貫して、自国の国益を中心としたものであったし、これからもそうだという事だ。この本を読んで、改めて、ソ連の解体が起きた事の凄さを感じた。

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    2022年06月17日