池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ考えることを放棄しても生活はしていけるこの世の中で思考することをやめてしまうとなにが起きるのか分かりやすく説明されていました。
特に日本政治のコロナ対策が後手後手に回ってしまう要因として日本人がプランBを考えることが苦手というお話が印象に残っております。
例えば週末にバーベキューを外でやろうという話を友人と約束した時に誰かが「雨が降ったらどうしよう?」と発言すると言霊信仰の強い現代では「そんなこと言うと本当に雨が降るよ?」や「楽しみにしてるのでそんなこといわないで」なと言葉に出したことが現実に起こるつまり言葉に霊力がこもることを恐れて雨が降った場合の対策を考えることを放棄します。
実際に -
Posted by ブクログ
外山恒一による左翼史本を読んだ直後だったので理解しやすかった。
今の若者として、労働運動の盛り上がりってちょっと想像できず、上尾駅での暴動など当時の様子を興味深く思いながら読んだ。
共産党は、社会党の平和路線をうまく引き継ぐことでここまで生き残ってこられたということも理解できた。共産党は今苦しいだろう、ウクライナ戦争勃発の場面で「帝国主義のぶつかり合いだからどちらにも汲みさない。戦争反対」と日本で堂々と叫ぶことは可能だったのかと考えると…
あと少し思ったのが、マルクスは革命には組織された労働者が担い手になると考えていて、そうではない末端労働者は「ルンペンプロレタリアート」といって馬鹿にして -
Posted by ブクログ
知らないことが多い。こう言う流れでこう言う事が起きたのかと改めて整理出来た。あさま山荘事件とか。テルアビブ空港乱射事件なんて知らなかったし、よど号事件も知らなかった。もっとちゃんと知らないとダメだな。しかしこのエネルギーはどこから来るのか。そう言う時代だったという事なのだろうが、このエネルギーが何処に行ってしまったのかも謎だ。今の若者も政府から過剰なコロナ対策で青春を奪われまくっているが、誰も抵抗しない。革命起こしても良いくらい理不尽に痛めつけられているのに。老人支配国家だし。過度な暴力や内ゲバとか、やっぱり引くよな。支持を失うよ。次の巻も出るようだから読んでみよう。マルクスとか勉強した事ない
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Posted by ブクログ
今回はロシアがウクライナに侵攻したということで、その事に関しての内容に多くを割いてます。
ソ連時代からの経緯や、変わりゆく周辺国の状況を、いつもながらの読みやすい文章で解説されてます。
池上さんは中立な立場で意見を述べられていますので、安心して読めますが、色々な方の本も読んだ方がいいかもしれませんね。
ロシア問題は、今リアルに起こっている出来事なので、スラスラと読めました。
また、中国についても書かれてますが、この本のシリーズ別冊で中国についての本が出たみたいですので、今度はそちらを読んでみたいと思ってます。
なんだかんだ言っても中国すごいですからね、変な偏見持たない様に、色々な知識を得 -
Posted by ブクログ
毎年一冊刊行されているシリーズ13弾。
今作は、ロシア、中国、コロナという印象でした。
あとは、引き気味のアメリカ、落ちていく日本。
読んでいて、暗澹たる気持ちになってきましたが。苦笑
でも、考えること、知ろうとすることは、
ひとりひとり止めちゃいけないな、と改めて思いました。
ウクライナについて、
池上さんの他の本でも読んでいましたが、
繰り返されることで、少しずつ頭に入ってきました。
岸田政権についても、自由党、宏池会の流れを汲んでいるというのを知りました。
同じ党内でも、派閥があり、考え方は違う。
14弾が出るころには、コロナは落ち着いて、
ウクライナも平和を取り戻し、
景気は回復 -
Posted by ブクログ
p105
共産党的弁証法
どんなものにも良いものと悪いものがある
というロジック
1984のダブルシンクに近い
p21
左翼のキーワードは理性
理性に立脚して社会を人工的に改造すれば、
理想的な社会に限りなく近づけると信じていた
p22
右翼の特徴は、人間の理性は不完全なものだもいう考え方。誤謬性から逃れられないので、歴史に学び、漸進的に社会を変える必要がある。
p108
マルクス主義が人格的価値を重視していないというのは流石に鋭い指摘
p133
ナロードニキ運動
都市の貴族の一部が、自身らの贅沢は農民からの搾取、収奪の上に成り立つとして、農民らに革命思想を広めた運動。
この運動の失