あらすじ
法律改正により、2022年4月で成人年齢が「18歳」に。
「成年」の定義が変わるのは実に約140年ぶりのことで、これによって18歳から、
たとえば「親の同意なく契約を結ぶ」「パスポートを取得する」「不動産を契約する」といったことも可能になります。
でも、成人年齢が引き下げられることは「大人になるまでの猶予期間」が短くなるということであり、
みなさんは現実として、今までより2年も早く“大人になる準備”をしなくてはなりません。
この本は、そうしたことを背景に、
これから大人になっていくみなさんが「世の中を渡っていくために最低限知っておくべきこと」を伝えるべく、
未来を生き抜くためのヒントを図版満載でわかりやすく展開していきます。
「大人になるの、面白そう」と、“期待と楽しみ”が湧いてくる一冊です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まだ先の話ですが、親として、いずれ大人になる我が子へ助言やサポートができればと思い読みました。
しかし、大人の私でも言葉は知っているけど意味をしっかりと理解していなかったり、全く知らないことだったり、予想外に学びの多い読書になりました。
自分が子どもだった時と今を比べると、法律、考え方、世界の流れなど異なることが多いです。
今では18歳が「成年年齢」。選挙権が与えられ、クレジットカードを作れたり、ローンも組めます。
LGBTQ、SDGsも私が子どもの頃には、議論されていませんでした。
日本は先進国の中でも貧困率が高く、6人に1人が貧困状態だそうです。
無知は恐怖
知らないことで人を傷つけたり、損をしたりすることは往々にしてあります。
日々自分から情報取り込み、精査し、解釈していかなければいけないと思いました。
Posted by ブクログ
池上さんの本ということもあり非常にわかりやすく社会の仕組みや政治、幸せなどさまざまな分野について書かれている。
小中高生用の本のため一つ一つに詳しいことは書かれていない。しかし小中高生が読んで得られるものは一冊のビジネス書以上にあるだろう。
この本を入り口として普遍の知識から自分で考える習慣をつけることが目的だと思う。
当たり前なことやすでに分かっていたことでも、改めて実感させてくれる本のため大人が読んでも面白い•ためになると思う。