あらすじ
2017年に入り、北朝鮮はミサイル実験を繰り返し、「日本に対しての攻撃もあり得る」と挑発的発言を続けています。
もし本当に攻撃してきたら日本はどうなるのか?
私たちは有事の際、どう守られるのか?
今だからこそ知るべき、防衛の要“自衛隊”について池上彰さんが徹底解説。海上自衛隊八戸航空基地と航空自衛隊小松基地への現地取材をリポート。知られざる自衛隊の実力が見えてきます。
さらに、ミサイル発射から到達までの時間と言われている“10分00秒”。この緊迫の10分間を池上さんが完全シミュレーション。
本書で「10分間とはどんな時間か?」を疑似体験します。
(「池上彰緊急スペシャル!」HPより、一部引用)
今こそ知っておきたい
「日本を守る自衛隊」の実力
今、日本を取り巻く国際情勢は、北朝鮮のミサイル問題など、とても安心できる状態ではありません。そんな今だからこそ、多くの人たちに知っておいてほしいテーマがあります。それが「日本を守る自衛隊」です。あなたは自衛隊のことをどれだけ知っているでしょうか。知らないではすまされない自衛隊について、基礎の基礎から解説します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自衛隊について知りたい人におすすめ!
概要を掴むことができる。
難しい用語は池上さんが噛み砕いて説明されているので理解しやすい。憲法第9条と自衛隊の問題点が明示されており、歴代首相の捉え方と合わせて認識することができた。
Posted by ブクログ
航空自衛隊:千歳基地、三沢基地、百里基地、小松基地、築城基地、新田原基地、那覇基地
自衛隊が航空管制し、民間機も使用する共用空港:丘珠駐屯地、千歳基地、三沢基地、百里基地、小松基地、美保基地、徳島航空基地
陸上自衛隊:北部方面隊、東北方面隊、東部方面隊、中部方面隊、西部方面隊
海上自衛隊:大湊基地、舞鶴基地、横須賀基地、呉基地、佐世保基地
Posted by ブクログ
相変わらず読みやすい。分量も少なく1日で読める。特に前半の自衛隊の基地・駐屯地の場所や兵器などの紹介は、知らないこともあって興味深かった。中国というより北朝鮮を脅威とした場合の記述が多い。
Posted by ブクログ
これならYouTubeなどで元の番組を見た方がわかりやすかったかも…
本にするならイラストなどでページを稼がず、きちんと文章を増やして欲しかった。
Posted by ブクログ
2018039
22万人の構成人数を誇り、そのハードパワーは世界7位の力を誇る自衛隊。国を衛るための必要最小限度の実力。隣国の軍事大国の存在を考えれば決して大きな力とは言えないと思います。
その存在は戦後の警察予備隊から始まり、保安隊、自衛隊と変遷して、アメリカやソ連と言った大国に翻弄されてきた歴史でもある。
自衛隊のひとは、国民が本当に幸せな時には決して感謝をされないと言う。感謝をされることは、国民が災害などの苦難にある時。22万人という組織もひとりひとりを見たら、自分たちと同じ普通のひとだと言うことを忘れてはいけないですよね。
Posted by ブクログ
アメリカ、北朝鮮、日本を比較しても日本が戦闘機器に対して劣っているとは思えないが、実戦を行っていない分不利になるでしょう。
ただし、その経験値をあげないのが日本であり、誇りです。
Posted by ブクログ
北朝鮮情勢によって否が応でも注目度が高まっている自衛隊を基礎から解説した一冊。著者の主張が打ち出されているわけではなく学校の授業レベルの内容かもしれない。だが、それすら理解できているのか自信が無い自分は読んで良かった。北朝鮮の中での日本攻撃の優先順位の説明に納得する一方で第6章の10分間シミュレーションを読むと準備すべきとあっさり思ってしまう。もっと考えなければ。
Posted by ブクログ
複雑そうに見える自衛隊の組織、歴史、現状をコンパクトにまとめている。ハイライトはやはり6章のシュミレーション。手に汗握る文章だった。欲を言えばここにもっとボリュームを割いて欲しかった。
Posted by ブクログ
池上さんが自衛隊に赴いて、取材されていたり、北朝鮮からのミサイル攻撃のシミュレーションなど、テレビ番組らしく分かりやすい。
もちろん、自衛隊の歴史や、自衛隊の解釈など、池上さんの解説も健在です。
ただ、フジテレビ「池上彰緊急スペシャル!」の放送内容をまとめているので、紙媒体で読むと読みにくい。また、写真や映像が使えなかったらしく、写真の再現イラストが多い。書籍としてのまとめ方が、残念。テレビ番組として、見ておきたかったな...。
Posted by ブクログ
テレビ番組 コマーシャルのよう
自衛隊の構成がある場所なんかはよくわかる
自衛隊 誕生の歴史が書いてあるが 現代では軍隊という認識になっているようだ
海上自衛隊 日本は 島国なので 国防の早期発見の要であろう
航空自衛隊 最近では映像でも 見るほど テレビ番組で見ているが早い スクランブル
陸上自衛隊の練馬駐屯地 首都圏を守る要であるようだ
自衛隊の海外派遣 金を出すだけでは既に認められない 実際に軍を派遣しなければいけないようだ
北朝鮮と 国防 J アラートシュミレーションで開設しているがよくわかる
Posted by ブクログ
物騒な世の中だし
自衛隊とは何か、どのくらいの実力なのか ある程度知っておくだけでも違いますよね
恐らくこの特番、前半はTVで見てたような気がしますが
やはり、本の方が頭に入ります
子供にも分かりやすく書いてありますが
やっぱ内容が内容なので不安を煽る形にもなるから
難しいですよね。
Posted by ブクログ
今の時代だからこそ自衛隊について多少は知っておいた方がいい。
万が一日本が外国から攻められた場合、真っ先にアメリカが助けてくれるわけではない。あくまで日本の自衛隊が出動し、安保条約のもと、後方からアメリカが助けてくれる。
僕自身は武器を持たないことが平和への道だと思っていたこともあるが、ウクライナ問題で、甘い理想論など現実に通用しないことが証明された。
国防とはどうあるべきか考えるのにいい本です。
戦後の自衛隊の歴史も知れます。
Posted by ブクログ
読んだことのないジャンルだったが、自分のようにほぼゼロベースの知識の人間でも「ちょっとわかったかも」と思えるようになるのでさすが池上彰さん。
都庁より高い護衛艦のはなしとか、レーダーの機能とか、知らないことばかりで新鮮。
Posted by ブクログ
前提として池上さんの思想を肯定するわけではない。
国防に関すること。とにかくわかりやすい。
個人的には自衛隊とは戦力である。これは事実だろう。
歴代総理大臣の憲法第九条における解釈は様々だった。賛否両論あるし、議論を続けていく価値はある。戦争する国にはなりたくない。でも戦争仕掛けてくる相手が出現した場合、負けるわけにはいかない。このジレンマはどうにもし難い。
絶対に戦争はダメ。けど絶対に日本を守りたい。
いっそのこと!
全世界の国家元首やら首相やら大統領やら、全員漏れなく女性にしたら意外と変わったりしないかな・・・男ってやっぱ野蛮だと思うんだ。うん。思い切りも大切やん?
Posted by ブクログ
自衛隊を戦力とみなすのか…問題は各個人の判断によるところが多いのではと思う。
しかし、その判断も自衛隊という組織がどんな役割を今の段階で担っているのか?どういう位置づけにあるのか?どんなことを行っているのか?どんな設備を持っているのか?などなど自衛隊について知った上で判断できると思う。
すごく詳しく自衛隊について書かれてあるわけではないが、自衛隊への税金を出している国民の一人として知っていおいても良い内容ではないかと。
しかし、本当に日本の軍事力は第7位なのだろうか…?
Posted by ブクログ
世界第7位の軍事力を誇る自衛隊。海上、航空、陸上、それぞれの部隊が全国津々浦々に配備されている。23万人自衛官を擁しとてつもない鉄壁の組織から成る。「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえる」入隊の際には宣誓しなければならない。いろんな意味で今、欠くべからざる存在。読めば読むほど、この組織が本当に今の自衛隊のままでいいのか深く考察させられた。
Posted by ブクログ
各国との戦闘力比較に触れていないので、「本当の実力」についてはさっぱり分からない。
小中学生に、自衛隊とはこういうものですよと説明するには程よい内容というところか。
Posted by ブクログ
現状はよくわかったよ、で、どうしようっていうのは、書いてない。まあ一人一人が考えてね、っていうスタンスなんだろうなあ。隊員の方々には本当に頭の下がる思いです。いろんな意味で日の目を見て欲しい。