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著者の他の書籍と同じく、テンポ良く読めて、大切なポイントがわかり易くまとめられている。時事問題を短時間で幅広くカバーできるという点で非常にコスパが良いと言うこともでき、また、何気のない補足的な解説(例えば、ユダヤ人の定義は何か等) からも更なる知識欲を刺激してくれる。
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毎年読んでいるこのシリーズ。以前の内容の復習はあまりなく新しい事が多く書かれているということは、それだけ世界中で「大問題」が起こり続けているという証左。発売からすでに8ヶ月経っているけれど、ウクライナ問題は解決していないし、ガザの問題も発生し、今年はアメリカでの大統領選挙もある。世界は動き続けている。それにしても値段上がったなあ。
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一年に一度必ず読みます。
読みやすく、話も面白いためすらすら読めるのも良い点です。
毎年読んでいると宗教のことや、対立関係のことなどを何度も話してくれるので教養の素地になるような気がします。
過去の歴史から学び、現在起こっている出来事に対処するためにに私には必須の本です。
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とても勉強になりました。世間知らずなもので、ロシアとウクライナの戦争の原因や台湾で起きている問題など、知らない情報ばかりでした。参考書籍も読んでみたいと思いました。
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ニュースで聞いている様々な問題に関してそれがどういった問題か、なぜ問題となっているのかを知ることができた。普段はあまりニュースを見ないので、非常にありがたかった。
様々な問題をまとめているので、要約しようにも難しい。ただ、やはり多くの問題は資本主義と社会主義の対立から起こっている。その中で、欧米列強の力が相対的に弱まりつつあり、アジア諸国の進歩が目立つ。
多くの問題を現在抱えており、素人の意見だが、今にも混乱が起きそうな気配がする。力関係の再構築が行われるのではないか。これからはこの世界の動向に注意し、自分にできることをやっていきたい。
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2022年2月のロシア・ウクライナからさらに分断の進む激動の2023年の途中までの世界情勢、日本国内の状況が整理されている。
今年もありがとうございます。
ロシア、中国、ChatGPT、インフレ、イラン、エネルギー危機、発展の急停止、アメリカ、Z世代、そして水問題。その他にもアジアの危機も盛り沢山だ。
今、世界は本当に大きな転換期にあることが体感として感じている。失われたとされる30年間の日本は、良くも悪くも世界との差に鈍感で、どこか平和だった。今の危機感をどうチャンスに変えるかが問われている。
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● インドとロシアとの関係を初めて知った。インドはロシアから武器を購入しており、関係性が深い。そのため、ロシアのウクライナ侵攻に対して反対していない。インドがロシアとの関係を強化したのは、中印戦争で痛い目にあった反省が背景にあることも全く知らなかった。
● 40代にして世の中の知らないことが多く、追い詰められた、また投げ槍な気持ちにならない日はないが、少しずつでも知識を増やしていくことが重要であると心掛けよう。ピンチ(危機)をチャンスに変えるという意気込みか。
● 昨日見た映画「ビリギャル」とも重ねて、幅広い&正しい知識がいかに重要であるかを認識。裏を返すと、今の自分には知識がないことの証明。
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2023/06/18
毎年この本を買って読むことがもはや恒例になりつつあるこのシリーズですが、世界の中でこれまで起きたことやこれから考えられる問題点などについてニュースをざっと振り返りたい人にはすごくおすすめだと思います。
世界で今何が起きているのか、その背景になっているのはどういうことなのか、今後どのようになっていくと考えられるのかという3点のセットでの気づきを得ることができて、とても勉強になると思います。
また、新聞やインターネットだけでは中々時間がなくて調べ尽くせなかったことも、この本を読むことで調べる内容をより精査できたり、ピンポイントで調べたりすることもできるので読むに越したことはないです。
この本の中に出てくる世界10大リスクというものがあるのですが、我々もどのようなリスクがあるのか、なぜそのようなリスクが発生しているのか、解決に向けてどんなことができるのかという視点を持ちながら読み進めていくと、現代社会や歴史(特に世界史)、政治経済の知識も身についていくのですごくいいと思います。
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今、世界で起きていることが、なんとなくではなく、はっきりとくっきりとよく分かったような気がする。ニュースで聞きかじっていたことが、理由までくわしく分かり、読んでよかったなと思える一冊。池上彰さんのようなニュースを読み解く力って、今求められるものなのかもなと思った。
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日本の出来事はある程度把握しているが、世界へ目を向けると、まだまだ知らないことが多いと思った。
印象に残ったフレーズ
・日本にいると、世界のほとんどがウクライナを支援しているように思えるが、実際はロシアに経済制裁を下している国は4分の1
・数字は誰が見ても同じだが、見方によっては記事の方向性が正反対になりうる
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台湾有事やロシアの軍事演習、ワグネルの話などが面白かった。定期的に読むと理解が深まり楽しい。70年代のオンボロミサイルなんかを買い集めていないで、自衛隊の兵舎や弾薬庫の耐震強化に努めよ、とのこと。最新のミサイルは方向転換できるため、落ちる前に撃ち落とせないらしい。ユーラシア・グループの世界の10大リスク、2024年版は何が上がるだろう。
もちろん世界のニュースも興味深いけれど、日本国内のニュース総まとめみたいな本も読んでみたい。
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毎年出版されていると言う池上彰さんの本。
文字でつらつらと書かれているだけでなく、
ところどころ図解もあってわかりやすい。
先日、地政学の本を読んだからか納得感あり。
これは毎年読んで世界の動きを理解するのに良さそう。
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【内容紹介】
2022年2月のロシアのウクライナ侵攻以降、新しい局面に突入した世界。分断が加速し、対立が深まる中、世界のリーダーはどう動くのか? ロシアと隣接するヨーロッパNATO諸国の対立、覇権争いや台湾をめぐり対立する米中関係、新たなグローバル・サウスの動きなど。世界、そして日本が抱える大問題を、歴史的な背景を交えながらわかりやすく解説していく池上彰の人気新書「知ら恥」シリーズ最新第14弾。大転換の時代に欠かせないニュース解説本だ。
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今世界のリスクとなっている「ウクライナ問題」「台湾有事」や、新しい動きとしての「インドの台頭」といった話題について、過去からの背景に触れつつわかりやすく記した本です。「そもそも何でロシアはウクライナに侵攻したんだっけ?」と書くとすごく馬鹿っぽく見えますが、これについて歴史的経緯も含め説明できる人は実はとても少ないのではないかと思います。書いてあることが全て本当か、裏付けの確認は必要だと思いますが、知識の幅が広がりました。
個人的に注目したいのは、インドを始めとした「グローバルサウス」に関する話題です。特に、グローバルサウスがこれからの世界で存在感を高めることを念頭においた中国の戦略は、全面的に褒められるものではないものの、鋭い先見の明があると感じました。日本も同じ思想でアフリカ諸国に技術支援などを行っています。関係者の皆さんにはぜひ頑張ってほしいです。
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視野が広がりました。知っているようで知らなかった事実を知ることができました。読み進めていく中で、起こっている事柄の背景や歴史について知らないことが多かったので、知識をつけていこうと思いました。あまりにもニュースで取り上げられていないことが多くあったのでいろんな媒体から情報を得ることが必要と思いました。
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ここ数年、毎年お世話になっています。
同じ説明を繰り返してくれることで定着するし、
さらに一年でアップデートされた情報が乗っかってくるので、読んでいて賢くなった気分です。苦笑
世界史や政治経済に疎かった私ですが、
知ろうとすること、興味はここ数年でかなり上がりました。
先日読んだ宮崎駿さんのインタビューの中で、
戦争は終わったと思っていたのに、
ユーゴスラビアでの内戦は衝撃的だったというような話が掲載されていました。
本書内でも、ロシアのパートで登場しています。
守るためには力が必要で、
力を調達するためにはお金が必要、
というサイクルが国益のために私益のために
どんどん罪のない無力な人たちを殺してる現実が、
池上さんのわかりやすい言葉で淡々と描かれています。
自己保存の本能って、国家という大きな単位でも存在するんだなあと。
ロシアとウクライナの戦争もいつまで続くのでしょうか。
個人的には値上がり値上がりで、給料は増えないし、
色々苦しいなか、世界中どこでも問題が噴出していて、
ニュースを見るたび気持ちがふさぐことが多いです。
でも、感情だけに引きずられることなく、
本書のように事態を見つめ、前後を確認して、考えることを忘れないようにしたいです。
来年はもう少し良いことが本書の中で描かれていれば良いなあ。
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このシリーズを続けて読むようになって、自分の中で少しずつ書いてあることに対して疑問を持ちながら読めるようになってきたように思う。
知らないことを知らないと認識して調べながら読めるようになったので、いい傾向だと思った。
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今年も4〜5月ごろになると「あ、もうすぐ池上さんの知ら恥新刊出るな、あのニュースを池上さんならどう書くんだろう」とワクワクしているくらいには毎年愛読している知ら恥シリーズ。
やっぱり話題はロシアやアメリカ、中国がほとんどを掻っ攫っている中で、気になったのはトルコなどの中東とインドの動向でした。
この本が出版された後すぐに、スウェーデンのNATO加盟にトルコが合意したことも、この本を読んでいたから尚更目を引くニュースだったし、インドの地理的、政治的立場に立って世界の現状を見ていくと、なるほどインドが「全方位外交」をしている理由や理屈が明確になった気がします。
特に今回印象に残ったのは、「加害の歴史は忘れてしまいがちだけれど、被害の歴史は忘れないものだ」という言葉。まさにその言葉通り、国と国が過去の歴史から軋轢が生まれ今も歩み寄れず複雑化している中で、現スリランカや台湾は、日本の過去の加害を許し受け入れ、親日でいてくれているという事実。「憎しみは憎しみによって消え去るものではない、慈悲によって消え去るものである」…どれだけ寛大で勇敢な心なんだろう。。
この言葉に甘んじず、被害の歴史だけでなく加害の歴史をしっかり見つめ受け止めていかなければならないと痛感した。まずは史実をちゃんと知ることから始めたい。
昨今ただただ外国にやたらお金を撒き散らしてるなぁと思うだけで、過去のその国との繋がりや歴史、背景などを見ようともしなかった自己を反省しました。笑
ちゃんと事実を知るって難しい。
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いつもニュースを見てもよくわからないことが多い。なので、このシリーズが出るといつも読んでいる。今回はロシアのウクライナ、侵攻について。宗教的な意味合いが非常に強いのだということがわかった。その他統一教会についてはネット上だと何を信じていいか、どの記事を読めばいいかわからないことが多かったものも、非常にクリアになった。
やはり世界で起きている事と言うのは、過去の歴史に紐付くことが多いのだと、このシリーズを読むたびに毎回感じる。
歴史をもう少したくさん学び、今のニュースが頭にすっと入れるような教養を身に付けたい
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ユーラシア・グループ「世界の10大リスク」2023年の1位が「ならず者国家ロシア」、2位が「『絶対権力者』習近平」。表現の仕方はともかくとして、まあそうなんでしょう。米国のコンサルティング会社の言うことですから。それにしても、あれだけ広大な国土を保ちながら独裁体制を敷けるってのが凄い。独裁体制でないと国が保てないってことか。リスク8位に「分断国家アメリカ」が掲げられている。民主党と共和党は対立であって分断とは言えんでしょうが、共和党内部は明らかに分断だ。ま、よその心配してる場合でないことも改めて実感した。
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私にとって池上さんは、実の父親と同世代であり、小学生の頃に「週刊こどもニュース」を見ていた身としては、とても親しみ深い。こうやって毎年本を執筆くださり、世界のニュースを手軽にかつ満遍なくアップデートできるので本当にありがたい。
安倍首相の銃撃事件、統一教会の問題、ウクライナ戦争の背景にある宗教の問題、日本を取り巻く地政学的な課題、米国社会の分断などなど。普段目にするニュースではサラリと読み飛ばしている内容だが、今一つ理解できていなかった。この本では、それぞれしっかり体系づけて解説くださり、おまけに面白おかしいイラストまで付いているので、とても分かりやすい。毎日なんとなく新聞を斜め読みするよりも、2時間程度集中して読むだけで、スッキリと理解できる。
今後も「ニュースのお父さん」にお世話になりたいと思う。
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ユーラシアグループの10大リスクをもとに、世界の問題を解説
引き続きのロシアによるウクライナ侵攻
中国による台湾侵攻の可能性
中東でのイランやサウジアラビアの接近
中国の人口を抜くインドの躍進
北朝鮮のミサイル問題
などなど
ロシア、中国の様にますます権力者に権力が集まり他国に脅威を与える。アメリカのプレゼンスの低下による民主主義の危機と言われるけど、ヒトラーの様な過去の歴史から見ても必ずしも民主主義が最善の統治形態とも限らないと感じます。
民主主義の様に自分たちで政治を変えられると言っても、判断能力、知識があることが前提だと思いますし、情報もバイアスがかかったものであれば、結局は一部の権力者のいいようにされると感じたり。どんな仕組みであっても、生きていく上で、知識や教養は必要なのだと改めて実感。
日本のリスクに対しても、少子化問題への対策や防衛費の増額への対応、原発の再稼働など問題山積みですね、
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毎年恒例の本シリーズも遂に14弾。
いつも通り分かりやすく、新聞で何となく読み飛ばしている記事も重要であることを今更ながら感じさせられる。
今年のトピックスは何といってもウクライナ侵攻。どの章にも多かれ少なかれ、その影響が感じられる。
Posted by ブクログ
2023.11th
本シリーズをずっと読み続けて来ました。今年も世界の流れに追いつくために購読!
昨年は安倍元首相の銃撃事件、旧統一教会問題など国内では大きな動きがあったものの、世界規模では比較的大きな動きは少なかったんですかね?!アメリカの中間選挙くらいかな。
…と思ったら、ここ数日くらいロシアのワグネル、プリゴジンの名前がニュースを賑わせていますね!
もはや、初夏の風物詩とも言える本シリーズの購読は今後も続けていくことになりそうです(*^^*)
Posted by ブクログ
本シリーズは毎年購入し、世界情勢の整理に役立てています。ただ、ここ数年は中々読みきれておりませんでしたが、今年はやっと読みきれました。そういう意味では、このシリーズは鮮度が重要な書籍だと思っています。また比較的、フラットに書いてある分、知識の整理には非常に良いと思っています。
ただ、宗教や思想的な箇所は、「文字では書けない残余」があり、この部分については非常に弱い。なので、あくまで宗教史、宗教学のレベルで捉えておく必要があると改めて認識しました。
Posted by ブクログ
いつものように新聞の延長で読んだ。
ある期間のニュースのおさらいをすると言う意味でも池上さんの本は有効。
流石に新たな発見は以前ほど無くなったかな。