世界を動かした名演説

世界を動かした名演説

ビジネス・実用
1,012円 (税込)

5pt

3.7

名演説とは時代や歴史、社会問題や政治運動を色濃く記録したサムネール(縮図)だ! 武器にもなり癒しにもなる言葉の力とは。チャーチルの第2次世界大戦の戦況を逆転させた演説から、ドイツ発史上最強の謝罪演説、ゼレンスキーの戦時下演説まで。冷戦、戦争責任、グローバルサウス、人種差別、宗教戦争、コロナ禍そしてウクライナ戦争。現代史と世界情勢の要点を、話術のコツと合わせて総覧し、歴史に残る名言を味わい尽くす。

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世界を動かした名演説 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    人にわかりやすく伝える優れた知性を持つ二人の解説によって、時代・国家背景がよくわかり、演説の内容、人となりがよく分かる。
    だがこれを読んでも自分のスピーチは上達しないな

    0
    2024年10月25日

    Posted by ブクログ

    演説で概観する世界の近現代史。英語の表現にも、これはうまいとか、音韻にふれられていて、聞く人の琴線にふれる言葉の使い方を教えてくれる。なかなか楽しかった。

    0
    2024年07月20日

    Posted by ブクログ

    名演説が名演説たるゆえんを、池上さんとパックンの解説で読む。

    なぜ聴衆に響くのかを、背景となった出来事やその国や民族の文化、歴史、演説内の言葉や言い回しを解説してくれる。

    この本は英語話者ならではの解説があってこそ。
    演説内のどこがどう感じるのか、これを言われると何を思い出し、何と結びつけるのか、怒りを煽るのか、同情を誘うのか、異国の出来事でも自分のことのように考えることができるのか。
    単語の並び、発音、対比、美しさ、力強さなど、へぇーーーと思うことばかり。勉強になった。

    名演説と聞いて思い出すのは、ブッシュ元大統領のI can hear you。
    グラウンドゼロで瓦礫の上に立ち、作業員との偶然のやり取りから発せられるあの演説は、鳥肌が立ったし、アメリカ人の琴線に触れるものであることが感じられた。私がそこにいたら、涙と力が溢れるだろう。
    YouTubeでも観られるので、ぜひ。

    0
    2024年04月05日

    Posted by ブクログ

    教科書的に文章を読み解く作業に似たような感覚を、ある程度知識として抑えておくべき歴史のターニングポイントにおける演説文章に触れながら感じられる。

    0
    2023年12月24日

    Posted by ブクログ

    池上彰とパックンの掛け合いも軽妙な世界の名演説の紹介。英語の教科書で読んだキング牧師からマルコムXもありながら歴史としてのチャーチル、ケネディ、ヴァイツゼッカーなど英文で見るとまた翻訳と違う趣を感じられた。
    やはりこうして比較すると日本人総体としてのプレゼン文化のなさが感じられる。

    0
    2023年12月09日

    Posted by ブクログ

    世界の演説に関する、池上彰さんとパトリックさんとの対談集です。

    人の心に残ったり歴史を超えて語り継がれていく演説は、それなりに理由があって残っているのであり、それを表現や文化的な側面から解き明かしてくれています。

    心を動かすスピーチとするにはどういった要素が必要か、何をやってはいけないか、人前で話す方にとっては参考になるのではないかと思います。

    また、多くの演説に触れ、人を動かすのは大義とそれを伝えるための言葉であると改めて感じました。

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     配役の妙。
     話術に長けたパックンが、修辞学に基づいて、演説の内容をレトリックや言葉遣いについて分析、池上さんが、演説がなされた時代背景や世界情勢を解説し、その意義を補完する。
     対話調にまとめられているので、お手軽に読みやすい。筑摩書房編集局のお手柄か。

     取り上げられた演説は全部で15。チャーチル、J・F・ケネディは当然ながら、レーガン、キング牧師、ネルソン・マンデラと、名だたる名演説が列記されている。
     ややもすると、それらは何度も見聞きし、世の名言集にもピックアップされているようなものも多い。池上さんの解説にも、いまさらながらの目新しさもない章も少なくない。
     そこを、英語のネイティブで話術の達人のパックンが、修辞学に基づく解説を加え、なぜ、その演説が聴衆の心を捉えたか、その後の行動を促す結果になったか、世界を動かしたかを解説する点が新鮮。

     説得力のある演説の3つの要素、エトス(話者の信頼性)、ロゴス(話の論理)、パトス(聞く側の感情)は憶えておこう。

     近年の演説も含まれる。ドイツのメルケル首相や、当時の安倍首相、そして、ゼレンスキー大統領らのものだ。
     まだ現役の人の演説を、ここで取り上げ持ち上げるのはどうなのだろう。

     本書、チャーチルの章で、ふたりはこうも言っている。

    P:それにしてもこんな見事なレトリックで国民を鼓舞して、戦争に勝ったからいいものの、もし負けていたらチャーチルは今とは正反対の評価を受けていたかもしれません。
    池:だからチャーチルは是が非でも戦争に勝たなくてはならなかった。

     つまり、その後の結果が、その演説を名演説たらしめた、ともいえる。
     徹底抗戦を国民に訴え、海外からの支援に頼り、国民を盾に戦争を続けるための演説が、果たして「正」だったのか? 
     時の洗礼を受け、やがて淘汰されていくのだろう。

    0
    2023年11月17日

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