池上彰のレビュー一覧

  • 学び続ける力

    Posted by ブクログ

    第4章でショーペンハウエルの
    読書は他人にものを考えてもらうこと、読書にいそしむ限り実は我々や頭は思想の運動場にすぎない。

    これこそ大多数の学者の実態
    彼らは多読の結果、愚者となった人間である

    精神も、他人の思想によって絶えず圧迫されると弾力を失う。だが熟慮を重ねることによってのみ、読まれたものは真に読者のものとなる

    結構、衝撃的(笑) 本ばかり読んで賢くなった気になっていても自分でものを考える力がついていない‥

    これを機に、読んだ本の感想カードを作ろうと決意!

    0
    2019年02月28日
  • 先生!

    Posted by ブクログ

    確か、
    「読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ」
    で 取り上げられていた一冊にあったので
    手にしてみた。

    ほーーっ なかなか 心に届いて来るね、
    えーーっ こんな奴が先生かよ
    うんうん なぁるほど
    それは ちょっと…

    と それぞれの方への
    読み取り方をさせてもらった

    「寮 三千子」さんの「詩が開いた心の扉」
    の一編が秀逸でした

    0
    2019年02月28日
  • 学び続ける力

    Posted by ブクログ

    池上彰さんの買いた本は読みやすいし、文章の書き方の勉強にもなる。
    池上彰さんの生い立ち、なぜこれだけ教養のある方になったのかが書かれている。

    この本から学んだことを下記にまとめる。

    ・幼い頃から知的スリルを味わう喜びを知っていると、大人になっても学び続ける
    ・教養とは、ただ知識が豊富ということではなく、物事を俯瞰的に考えられる力のことである。
    ・文系だけではなく、理系の学生も大学では、教養を身につけるべき。アメリカでは、大学で教養、大学院で実践で役立つ専門知識を学ぶ。

    0
    2019年02月20日
  • 世界から格差がなくならない本当の理由

    Posted by ブクログ

    安売り競争が格差を引き起こす=安さを追求する結果、グローバリゼーションが進展し、格差も広がっていく。
    安いものが欲しいという欲望と、それを利益にしようとする企業、それらが結果的に格差を生む原因になっている。

    東西冷戦の終了が格差の始まり=社会主義の拡大を恐れた西側が社会保障の充実に力を入れた。今はそのタガが外れたため、新自由主義が台頭した。

    いつの時代も格差はあった。格差は寄付で平準化する。

    ケイマン諸島のペーパーカンパニーを使って税逃れをしている。

    上位1%の収入が上がっている反面、90%の所得が下がっている。高齢化で働く人口が減ったから。
    子どもの相対貧困率の増加が問題。
    教育格差

    0
    2019年02月13日
  • 池上彰のニュースから未来が見える

    Posted by ブクログ

    すでに七年ほど過去の話。ニュース深読み的なお話。領土問題、税金問題など書かれている。なるほどなと思える部分が多数ある。問題はあまり記憶に残らないこと。

    0
    2019年02月11日
  • 池上彰の世界の見方 朝鮮半島~日本はどう付き合うべきか~

    Posted by ブクログ

    あまりこういう表層的に手軽に理解しちゃおうという本は手にしないんだけど、朝鮮半島についてどういうふうに書いているのかなと思いながら読んだ。まあ、だいたいそうだよねってことが書いてあった。状況の解説であってべつに池上さんが何か持論をぶつわけでもないしね。

    0
    2019年01月27日
  • 池上彰のマンガでわかる経済学<1> 経済のしくみ

    Posted by ブクログ

    緩やかなインフレが良い。
    インフレ:需要が供給を上回り価格が上がる状態。
    デフレ:供給が上回り価格が下がる状態。

    0
    2019年01月27日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

    Posted by ブクログ

    視点がこの人達ならでは、といった内容。中東、トルコ、中国、ドイツ帝国の復活、アメリカVSロシア、等の話題。

    0
    2019年01月20日
  • 池上彰の世界から見る平成史

    Posted by ブクログ

    ファクトがよくまとまった平成史。

    欲をいえば、
    カテゴリ別(政治・経済・外交など)にわけ、
    サマリーを付けた上での解説であると、
    より理解が進んだと思う。

    0
    2019年01月16日
  • 平成論 「生きづらさ」の30年を考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    思ってたのと違ったけどまあまあ
    平成論というタイトルに惹かれて読んだけれど,中身は平成における宗教論.池上さんのわかりやすい総論のあとに各著者がそれぞれ1章ずつ考えを書いている.
    ざっくりまとめると,バブル崩壊からの心の拠り所として宗教は力を持ったが,オウムの事件で敬遠.ただスピリチュアリティはパワースポット巡りの流行だったり災害を機に改めて重要視されてきている,といったかんじ.
    日本での仏教が衰退しているのは僧たちが広める努力をしてこなかったからだ,という記述にはなるほどなと思った.日常で仏教にかかわる場面がないなかで葬式のときだけ高い金を要求されるのだからよいイメージはもてない.
    宗教観の

    0
    2019年01月14日
  • 世界を動かす巨人たち<政治家編>

    Posted by ブクログ

    2019:3 The person who control the world by politics

    プーチン、メルケル、ヒラリークリントン、習近平、レジェップ タイイップ エルドアン、アリー ハメネイ
    6名の政治家の生い立ちと歴史

    0
    2019年01月21日
  • 池上彰の「日本の教育」がよくわかる本

    Posted by ブクログ

    「教科書を教える」ために優れたアメリカの教科書、一部をやってあとは自分で読んでおきなさいとなる。日本の教科書は、最低限学ばなければいけないことが書かれている。詳しい内容は、現場の先生の力量に委ねられている

    0
    2019年01月08日
  • 学び続ける力

    Posted by ブクログ

    良かった。著者への好感度がより上がった。自分は文系で専門的な知識をあまり身につけられておらずその点で理系の人達を羨んでいた所もあったが、理系の人達は一般教養つまりリベラルアーツが欠けていてそこを埋めるのは重要な意義があることなのだと感じた。また理系の知識も身につけていきたいと思った。

    0
    2019年01月05日
  • 知の越境法~「質問力」を磨く~

    Posted by ブクログ

    池上さんの経歴をよく知らなかったが、あれだけ広く知識を持っていることに納得した。どこで何をすることになっても謙虚に学び続けた結果だと思う。
    越境を肯定している内容を読んで少し安堵出来た。
    部署異動のタイミングにこの本を差し出してくれた同僚に心から感謝したい。

    0
    2019年01月05日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題

    Posted by ブクログ

    最近、本屋に行くと池上氏によるこの手の本がいろいろと出版されているのが目に付く。本書はその走りの一冊。

    世界のニュースの要点を簡単に解説してくれる。同じ量の情報を自分で得ようとすると新聞・雑誌、ニュース番組などにそれなりに目を通さないとならないことを考えると、それが良いかどうかは別として、お手軽といえる。

    0
    2019年01月03日
  • 知の越境法~「質問力」を磨く~

    Posted by ブクログ

    質問の仕方に関する本というよりは、池上彰の自伝のような本だった。期待した内容とはちょっと違ったが、これはこれで興味深い。人間の記憶は神経細胞が物理的に繋がり、パターンを作ることで形成されるという話を思い出した。パターンには複数の記憶が結びついているため、ある記憶が呼び水となって思いもよらないひらめきが生まれるという話だったと思う。越境を繰り返すことで、より複雑なネットワークが頭の中に作られるのだろう。個人的には「ゆるやかな演繹法」というアイデアが面白かった。結局のところ、偶然の産物を得るためには周到な準備が必要ということなのか。もっと勉強しよう。

    0
    2019年01月02日
  • わかりやすく〈伝える〉技術

    Posted by ブクログ

    伝えることの初心に帰れる本。
    【得た内容】
    伝えるには話の地図を与えること。
    図解から内容を考える
    ノイズを消す「みの」式説明
    手本を見つける

    0
    2018年12月30日
  • 知らないではすまされない自衛隊の本当の実力

    Posted by ブクログ

    世界第7位の軍事力を誇る自衛隊。海上、航空、陸上、それぞれの部隊が全国津々浦々に配備されている。23万人自衛官を擁しとてつもない鉄壁の組織から成る。「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえる」入隊の際には宣誓しなければならない。いろんな意味で今、欠くべからざる存在。読めば読むほど、この組織が本当に今の自衛隊のままでいいのか深く考察させられた。

    0
    2018年12月30日
  • 池上彰の世界から見る平成史

    Posted by ブクログ

    『知らないと恥をかく世界の大問題シリーズ』と同じ角川新書だが、こっちには写真が載っていた。広く浅くなので、『知らないと…』の方が面白い。
    平成元年はまだ7歳だったが、一つの元号を丸々生きたと思うと感慨深いものがある。

    0
    2018年12月20日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題9 分断を生み出す1強政治

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    以下の一節は読んでいて衝撃を受けた。愛国心は持ち合わせていないが、流石に恥ずかしいと感じる。

    KKKの幹部を取材すると「目指すべきは日本だ」と言ったのには、衝撃を受けました。日本は移民も難民も受け入れず、独自の文化を維持しているからだと言うのです。

    0
    2018年12月17日