【感想・ネタバレ】政界版 悪魔の辞典のレビュー

あらすじ

●かいさん【解散】 全員を一瞬で無職にさせる総理の伝家の宝刀。乱用にご注意。
●たすき【タスキ】 誰が候補者かわからないからこれをかける。
●けんとうをいのります【「健闘を祈ります」】 対立候補の車とすれ違うときにかける言葉。『お前は落ちろ』の意味。
等々、辞典の体裁をとり、政治や選挙ででてくる用語を池上流の皮肉やブラックユーモアで解説した一冊。
今から100年以上前に出版されたアンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』をモチーフにした風刺ジャーナリズムの原点というべき現代版悪魔の辞典の登場。

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Posted by ブクログ

1つ1つのワードに、風刺とユーモアが詰まっていて、あっという間に読んでしまいました。

1つ1つの言葉の解説が、端的なので読みやすいと思います。

昔あったエピソードや、あまり知られていない裏話まで、雑学要素もあり、面白かったです。

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2021年11月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

テレ東選挙特番で話題になったテロップ芸『政界版・悪魔の辞典』に、注釈を設けて書籍化したもの。右も左も中道もオールレンジで攻撃対象にする池上イズムを堪能できる。高校で選挙の教育に、テキストとして使用したらどうか?(でも日教組の先生は嫌がるだろうな)

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2019年08月26日

Posted by ブクログ

分かりやすくて読みやすい。あっという間に読み終えた。
池上彰さんには、選挙に打って出たりしないで、今のまま、解説側の立場に徹して欲しい。

「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人だ。」という名言を吐いた人と、岐阜羽島駅を誘致した人が同じ人、という次元のトリビアも面白かった。

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2020年11月15日

Posted by ブクログ

政界版悪魔の辞典。ビアスの経済版の悪魔の辞典はクスッと面白く読んだ記憶があったけど、池上彰の一冊は、辛口な部分もありますが、分かりやすく解説してくれているので政界のことを知る上でも役に立つ一冊だと思います。
本書では失言防止マニュアルや次点、世襲、中原に鹿を逐うなどを解説してくれます。昔の政治家は中国の故事を大事にしていたんですね。政治家に要求される能力は今の方がより複雑になっているかもしれないけど、今も昔も言葉を尽くすことは大切だと感じます。

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2019年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 皮肉でシュールなご本。
 池上さんの選挙解説がツボにハマった人には是非、読んでほしい本。

 しかしながら思ったより淡白ではありました。
 池上さんらしいなあ、とは思います。

 とっつきやすくはあるけど、偏って読んでる人を煽るような表現は一切ない。
 さらっと読むのにはちょうどいいけれど、めんどくさい本を読みたいときには向かないと思います。

 優しい皮肉を読みたいときにはオススメ。

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2019年07月31日

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