池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「池上彰の世界はどこに向かうのか」
池上さんによる米国、トランプ大統領、EU、北朝鮮、原発事故、憲法などの解説である。
米国大統領選では予想を間違えましたと素直に認めて、何を見落としたのか分析しているところがいかにも池上さんらしい。
池上さんがいろいろとテレビで解説している番組を見ていたので内容にそれほど新鮮味はなかったが、改めて読むと池上さんのリベラルで中立的な見方がよくわかる。
本書は特任教授として東工大で教えている内容をまとめたものであるが、これだけ取材をし、テレビ番組に出演し、文章を書き、大学で特任教授として教えていることを考えると、いったいどんな生活を送っているのだろうかと思ってしま -
Posted by ブクログ
『ヘイトスピーチ』を読み、日本は右傾化していると思った。
日本が右傾化した原因は、
①フラット化→反フラット化→国家主義、民族主義の台頭
②日本経済の低迷→格差社会→弱者たたき
という2つの流れではないかという仮説を立てたが、世界はどうか。それを知りたくて読んだ。
しかし、著者は2人ともジャーナリストのため事実を伝えるだけで、その因を探ろうとはしない。
仮説の検証はできなかったが、アメリカのトランプ、フランスのルペンなど右傾化する世界の現象が分かった。
社会的な問題を移民のせいにするのは世界共通だ。フランスは年間2万人の移民を受け入れており、ルペンは移民を排除する思想だ。
しかし、ドイツはすご -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本だけでなく世界の44の問題・課題が、コンパクトに纏められている。「これを読めば、いまの日本と世界が見えてくるはず」という触れ込みである。普段ニュースで耳にする問題を中心に、ニュース記事とは違った角度から解説したり、日本人が比較的無関心である問題(国)にもスポットをあてたりするなど、そういった点での面白さはある。ただ、限られた紙幅で44ものテーマを扱っているので、それぞれの問題の背景、因果関係、影響等の解説(これが池上さんの話の面白さに繋がっている)については、物足りない。「ツッコミ」も今ひとつである。健筆家にはよくある傾向だが、後に出る本ほど、内容が薄くなる。そんな傾向すら感じる。
サブテ -
購入済み
わかりやすい
現在の世界情勢がよくわかる内容だった!
ニュースで報道される事柄の背景についても、しっかり説明しているので、複雑に絡み合う国同士の思惑が見えてくる。
いかに今の日本が弱い立場にあるか、世界情勢が不安定な状況なのかを認識させられる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ以下本書よりお気に入りのフレーズです。
〇「リスクは他人に押し付ける」 (お気に入りというよりは、考えさせられたフレーズ)
〇金融商品の「福袋状態」
〇自分への投資が1番確実
本書では複雑な金融危機を本書ではサブプライムから始まり、ノンリコースローン、不動産バブル、投資銀行、証券化、原油価格の高騰及び下落、リーマン破綻、自動車産業のの失速、金融機関への公的資金の注入といった大事なキーワードは外さずに、複雑に絡み合った糸を紐解くように実にわかりやすく解説しています。
さらに「リスクを他人に押し付ける」といった強欲資本主義の考えにも言及しています。
以下、気になった箇所の引用です。
上司に -
Posted by ブクログ
ネタバレ本屋で見たら面白そうだったので読んでみた。
本を読んでもそのほとんどはザルですくう水のように流れ落ちてしまうが、その底にほんのわずかでも残っていればよい。本を読むとはそういうもの。
読書をしても知識はザルを通る水のように通り過ぎていく。だけど沢山の書籍を読み、その中から教科書となるようなものを何度も繰り返すことで知識の幅が広がっていくということが書かれていて、それだけでもまさに我が意を得たり。あと、こうやって感想を書くのは池上さんがやっていた読書カードと同じ効果が期待できるかもしれないので、自分も出来る限り感想を書くことにしよう。
後半は著名経営者達の本との出会いや接し方が参考になった -
Posted by ブクログ
あの池上彰が、テレビは全然見ない。
自分が出演したテレビですら見ないとはっきり言っていた。
テレビから2時間で受ける情報はたいへん少ない。
その上テレビは2時間ずっとその前に座っていなければならない。
それならば2時間本を読んだ方がよほどの情報量が手に入る と 断言している。
津田大介に至っては、情報の3割がネット、三割は活字、4割はいろんな人に出会ってその人から貴重な情報を仕入れるといっていた。
やはり実際に人に会って人から聞く情報というものは、
大変貴重だということだ。そしてそれに池上彰も強く同調していた。
TBSは、テレビ事業は、赤字。不動産業の赤坂サカスは 好調。読売新聞も 新