【感想・ネタバレ】池上彰のそこが知りたい! ロシアのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2015年10月22日

ロシアって何だ?国際関係というものを見ていて、いつもぶつかっていた。歩んできた歴史も苛烈。
大きな国。資源のある国。ジャイアンのようでなく、頼れる兄貴になってほしい!

0

Posted by ブクログ 2018年07月28日

期待通り分かりやすい本。
ロシアのこと知っている人には退屈でしょうが。

私のようなほとんど知識がない人間には、へぇーそうなんだの連続。

現状のプーチンの状況を整理しつつ、レーニン以降の歴史も理解できるし。東欧との関係、ヨーロッパとの関係、中国との関係、日本の位置など。広く理解ができる。

読後感...続きを読むは、「やっと基礎知識がついた」という感じ。

政府の意向、プーチンの意向により、有力者、反政府の人間が、逮捕されたり、暗殺されたり。歴史上は繰り返されてきたことだけれども、今現在そのような政治統治方法が機能していることに、改めて恐ろしさを感じる。全世界で考えれば特異なことではないのではないかと、残念ながら感じる。
国際政治というのは生半可な駆け引きではなく、パワーゲーム、弱肉強食の世界だし、大きな国の統一多様な価値観、利害関係の国民を一つにまとめるためには、恐怖政治、プロパガンダによる国主の崇拝も有効なのだろうが。

一般市民の当たり前の権利が守られるということがどれだけ貴重なことなのか。しみじみ感じた。

0

Posted by ブクログ 2018年04月13日

報道での様々な記事が、今後はもっと理解できるよになると思います。レーニン、プーチン、スパイ。ウクライナは個別の問題ではなく、典型的なパターンだったんですね。周辺小国の不安。リトアニアは「ロシアの脅威に対抗するため、アフガニスタンで血を流しているのです」。考えさせられます。池上さんの現代史は、いつも分...続きを読むかり易くて感謝しています。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年07月07日

ロシアにしてみれば北朝鮮の緩衝地帯として存在していれば、たとえ第二次朝鮮戦争が起きても北朝鮮は戦場になるが、ロシアは正常にならないで済む。ですから、北朝鮮はとんでもない組んでだけれども維持させようと言うことになるわけです

0

Posted by ブクログ 2015年10月10日

ロシアの現代史としての幅はないが、今ロシアが抱えてる問題と過去にさかのぼってそれを言及していく形で、いくつかの問題の歴史が説明されている。
とくにチェチェン人、朝鮮人が、資本主義陣営に加担しないようスターリンによってカザフスタンに強制移住させられた歴史など興味をもっていたトピックなどがあり、おもしろ...続きを読むく読めた。

軽く読めました。

0

Posted by ブクログ 2015年09月06日

池上さんの本ですから面白かったのは当然ですが,たとえばアメリカ,中国,朝鮮半島などをフィーチャーした「そうだったのか!」シリーズなどと比べると,内容の濃さという点においてはやや不満の残る一冊でした。若干の誤植など,編集・構成の荒さも感じました(池上本には珍しいと思います)。

とはいえ,特にウクライ...続きを読むナ問題や今後のアジア戦略などは,他の本(著者)ではなかなか味わえないような極めてわかりやすい解説が展開されています。
特にウクライナ問題については,ロシアや欧州の地政学や歴史をしっかり理解している池上さんならではの「スーパー解説」が展開されています。これ以上わかりやすいウクライナに関する解説はこの世に存在しないのでは?

池上さんは,表紙裏(と本文)に書いています。
「安倍首相とプーチン大統領の相性はばっちりです。しかも,絶対的な独裁者プーチンが日本に北方領土を還すのだと言えば,誰も反対できません。(中略)この2人がトップのときこそ北方領土が還ってくるチャンスなのです。」

本書を読めばその理由がおおよそわかりますが,欲を言うならば,なぜ安倍さんとプーチンがそれほど「馬が合う」のか・・・そのあたりに踏み込んでもらえると,なお良かったと思います。

0

Posted by ブクログ 2022年06月18日

ロシアとウクライナ
北方領土

今回のウクライナ侵攻があるまで知らなかったことが沢山あった。
もっと知るべきだと実感

0

Posted by ブクログ 2016年12月31日

ウクライナは世界一美人の多い美人大国

1985~91 ミハイル・ゴルバチョフ書記長
1991 ソ連崩壊 ロシア連邦大統領ボリス・エリツィン
1994 第一次チェチェン紛争
2000 第二次チェチェン紛争
    ウラジミール・プーチン大統領
2014 クリミア併合

0

Posted by ブクログ 2016年03月07日

読書録「池上彰のそこが知りたい!ロシア」3

著者 池上彰
出版 徳間書店

p67より引用
“ 通常、西側諸国ではジャーナリストに手
をかけると大変なことになるという常識があ
りますが、ロシアではそうした常識がまった
く通用しません。”

目次から抜粋引用
“緊迫!ウクライナ情勢
 「北方領土返還...続きを読む」の条件
 “スパイ国家”ロシアの闇
 ロシアが仕掛ける「新冷戦時代」
 ソ連はなぜ崩壊したか?”

 ジャーナリストである著者による、大国・
ロシアの歴史と現状を記した一冊。
 ウクライナ情勢についてからアジア進出の
野望についてまで、地図や図表などを使いわ
かりやすく書かれています。

 上記の引用は、ジャーナリストの不審死に
ついて書かれた項での一節。
何とも恐ろしい話ですね、ペンは剣よりも強
しとは言いますが、ロシアでは自分の身を守
れる人が持ったほうが良さそうですね。
 とてつもない大きな野望を秘めている大統
領のようですが、出来れば穏やかにしていて
欲しいものです。

ーーーーー

0

Posted by ブクログ 2016年01月04日

2014年12月の消費者物価指数が前年同期で14%上昇。出稼ぎ外国人労働者も堪らず逃げ出すほどの経済状態。にもかかわらずプーチン政権に批判が集まることはない。寧ろ、こんな状態になるのはアメリカの陰謀と、国民からの信用は高まり、国の引き締めに一役買っているような状況。これまでロシア製の製品は質が悪いた...続きを読むめ海外からの輸入に頼っていたのが、ルーブル安のため買えなくなり、自国のものを買わなければならなくなった。結果として、ロシアの粗悪商品の販売促進を喚起し内需拡大につながっている。原油安に見舞われながらも、ソ連が崩壊した頃は1バレル12ドルだったと、あの時の苦しみ比べればまだまだ大丈夫と、どこ吹く風。貧しくとも、いざとなれば自給自足の生活で忍耐強く我慢できるのがロシア。ロシアの力の源には恐るべきロシアの実像がある。本書は隅の隅まで教えてくれる。

0

Posted by ブクログ 2018年05月04日

ロシアは謎の奥に、
クリミヤ戦争とナイチンゲール、
スパイ国家、ロシアの闇、暗殺に核物質が使われた

池上流のロシア概説入門書、ロシアはなぜ崩壊したか?プーチン帝国の野望、など興味深い内容もあった。

0

Posted by ブクログ 2015年10月16日

プーチンおそロシアの再来を彷彿とさせる。今後の日ロ関係について考えるにはまず相手国家のことを知らなさすぎた。なぜかおそロシアについては興味もなく、思い出すことも少ないのだが、地理上では札幌とウラジオストクがほぼ同じ緯度に位置していると知り改めてどうしてこの国の文化や価値観が近しいものがあったのかわか...続きを読むる気がした。余談だが私がそもそも読書にのめり込んだのはドストエフスキーだったが、アメリカの文学に比べてすごく人間心理や本質をついている価値観だった。プーチンの動向が気になるところだが親日派な部分も見られるし話しあいで仲よく出来たらいいんだが。彼は帝政ロシア時代の郷愁に酔っているのかな。人間的に仲よくする気なんてさらさらないんだろうな。一時期は日本企業は中国に多くの工場を作ってきたがこれからはロシアでも極東に外国企業が入りやすい経済特区が指定されていく流れになりそうだ。そうなれば日本企業には税金の軽減対策上のメリットがあり、海外に進出したくなる企業も溢れるだろう。ロシアも経済特区で海外の資産を呼びこんで極東を活性化させたい狙いがあるとのこと。日本においての大きなビジネスチャンスとなることになる。極東からどれだけ安く天然ガス資源を持ってくるかがカギとなるが、ロシアに対する経済制裁があるからなかなか交渉は高度になりそうだ。その前に北方領土問題の解決も問題になっている。産油国でもない日本が原油の値段が下がってきたからと言って喜んでばかりもいられない。解決には長い交渉がかかりそうだ。

0

「社会・政治」ランキング