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日本とロシアの関係はどうなるのか? 北方領土問題の行方は? 池上彰が完全解説する最新ロシア事情。池上彰は言う。「ロシアは北方領土問題を解決したがっているんです」。さらには「ウクライナ問題」「野党指導者の暗殺」「アメリカとの新・冷戦時代」「中国との急接近」「独裁者プーチンの野望」……。日本人が知っておくべきロシアと日本の「密接な関係」とは!
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Posted by ブクログ
ロシアって何だ?国際関係というものを見ていて、いつもぶつかっていた。歩んできた歴史も苛烈。 大きな国。資源のある国。ジャイアンのようでなく、頼れる兄貴になってほしい!
期待通り分かりやすい本。 ロシアのこと知っている人には退屈でしょうが。 私のようなほとんど知識がない人間には、へぇーそうなんだの連続。 現状のプーチンの状況を整理しつつ、レーニン以降の歴史も理解できるし。東欧との関係、ヨーロッパとの関係、中国との関係、日本の位置など。広く理解ができる。 読後感...続きを読むは、「やっと基礎知識がついた」という感じ。 政府の意向、プーチンの意向により、有力者、反政府の人間が、逮捕されたり、暗殺されたり。歴史上は繰り返されてきたことだけれども、今現在そのような政治統治方法が機能していることに、改めて恐ろしさを感じる。全世界で考えれば特異なことではないのではないかと、残念ながら感じる。 国際政治というのは生半可な駆け引きではなく、パワーゲーム、弱肉強食の世界だし、大きな国の統一多様な価値観、利害関係の国民を一つにまとめるためには、恐怖政治、プロパガンダによる国主の崇拝も有効なのだろうが。 一般市民の当たり前の権利が守られるということがどれだけ貴重なことなのか。しみじみ感じた。
報道での様々な記事が、今後はもっと理解できるよになると思います。レーニン、プーチン、スパイ。ウクライナは個別の問題ではなく、典型的なパターンだったんですね。周辺小国の不安。リトアニアは「ロシアの脅威に対抗するため、アフガニスタンで血を流しているのです」。考えさせられます。池上さんの現代史は、いつも分...続きを読むかり易くて感謝しています。
ロシアの現代史としての幅はないが、今ロシアが抱えてる問題と過去にさかのぼってそれを言及していく形で、いくつかの問題の歴史が説明されている。 とくにチェチェン人、朝鮮人が、資本主義陣営に加担しないようスターリンによってカザフスタンに強制移住させられた歴史など興味をもっていたトピックなどがあり、おもしろ...続きを読むく読めた。 軽く読めました。
池上さんの本ですから面白かったのは当然ですが,たとえばアメリカ,中国,朝鮮半島などをフィーチャーした「そうだったのか!」シリーズなどと比べると,内容の濃さという点においてはやや不満の残る一冊でした。若干の誤植など,編集・構成の荒さも感じました(池上本には珍しいと思います)。 とはいえ,特にウクライ...続きを読むナ問題や今後のアジア戦略などは,他の本(著者)ではなかなか味わえないような極めてわかりやすい解説が展開されています。 特にウクライナ問題については,ロシアや欧州の地政学や歴史をしっかり理解している池上さんならではの「スーパー解説」が展開されています。これ以上わかりやすいウクライナに関する解説はこの世に存在しないのでは? 池上さんは,表紙裏(と本文)に書いています。 「安倍首相とプーチン大統領の相性はばっちりです。しかも,絶対的な独裁者プーチンが日本に北方領土を還すのだと言えば,誰も反対できません。(中略)この2人がトップのときこそ北方領土が還ってくるチャンスなのです。」 本書を読めばその理由がおおよそわかりますが,欲を言うならば,なぜ安倍さんとプーチンがそれほど「馬が合う」のか・・・そのあたりに踏み込んでもらえると,なお良かったと思います。
ロシアとウクライナ 北方領土 今回のウクライナ侵攻があるまで知らなかったことが沢山あった。 もっと知るべきだと実感
ウクライナは世界一美人の多い美人大国 1985~91 ミハイル・ゴルバチョフ書記長 1991 ソ連崩壊 ロシア連邦大統領ボリス・エリツィン 1994 第一次チェチェン紛争 2000 第二次チェチェン紛争 ウラジミール・プーチン大統領 2014 クリミア併合
読書録「池上彰のそこが知りたい!ロシア」3 著者 池上彰 出版 徳間書店 p67より引用 “ 通常、西側諸国ではジャーナリストに手 をかけると大変なことになるという常識があ りますが、ロシアではそうした常識がまった く通用しません。” 目次から抜粋引用 “緊迫!ウクライナ情勢 「北方領土返還...続きを読む」の条件 “スパイ国家”ロシアの闇 ロシアが仕掛ける「新冷戦時代」 ソ連はなぜ崩壊したか?” ジャーナリストである著者による、大国・ ロシアの歴史と現状を記した一冊。 ウクライナ情勢についてからアジア進出の 野望についてまで、地図や図表などを使いわ かりやすく書かれています。 上記の引用は、ジャーナリストの不審死に ついて書かれた項での一節。 何とも恐ろしい話ですね、ペンは剣よりも強 しとは言いますが、ロシアでは自分の身を守 れる人が持ったほうが良さそうですね。 とてつもない大きな野望を秘めている大統 領のようですが、出来れば穏やかにしていて 欲しいものです。 ーーーーー
2014年12月の消費者物価指数が前年同期で14%上昇。出稼ぎ外国人労働者も堪らず逃げ出すほどの経済状態。にもかかわらずプーチン政権に批判が集まることはない。寧ろ、こんな状態になるのはアメリカの陰謀と、国民からの信用は高まり、国の引き締めに一役買っているような状況。これまでロシア製の製品は質が悪いた...続きを読むめ海外からの輸入に頼っていたのが、ルーブル安のため買えなくなり、自国のものを買わなければならなくなった。結果として、ロシアの粗悪商品の販売促進を喚起し内需拡大につながっている。原油安に見舞われながらも、ソ連が崩壊した頃は1バレル12ドルだったと、あの時の苦しみ比べればまだまだ大丈夫と、どこ吹く風。貧しくとも、いざとなれば自給自足の生活で忍耐強く我慢できるのがロシア。ロシアの力の源には恐るべきロシアの実像がある。本書は隅の隅まで教えてくれる。
ロシアは謎の奥に、 クリミヤ戦争とナイチンゲール、 スパイ国家、ロシアの闇、暗殺に核物質が使われた 池上流のロシア概説入門書、ロシアはなぜ崩壊したか?プーチン帝国の野望、など興味深い内容もあった。
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池上彰のそこが知りたい! ロシア
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