池上彰のレビュー一覧

  • ニュースの大問題!

    Posted by ブクログ

    ●「なぜマスコミはこれをニュースにしないんだ」といったネット上でのマスコミ批判に対して、「マスコミに期待しすぎである。ニュースにできなかったのは、そのネタを拾えなかっただけ」とか、「うわさレベルのことはニュースに書けない。マスコミはきちんと確認をしてからニュースにする」といったことを述べていて、一辺倒の物の見方をしていてはダメだなと感じた。
    ●また、アメリカの地方紙の衰退の影響を例に、「知る権利の代行者」たるマスコミがなくなることへの危惧も述べており、なるほどその通りだとも思った。
    ●しかし、その割に近年のマスコミは、朝日新聞の誤報に対する他社のバッシングや表現規制におもねるような態度など、自身の担うべき表現の自由を損なうような真似ばかりが目立つような気がする。

    0
    2018年11月08日
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?

    Posted by ブクログ

    アメリカ、ヨーロッパの国々で、市井の人たちへの取材をもとに政治がどのように動ているか解説。移民、難民に揺れる国々で「右傾化」ではなく、トランプ大統領、フランス国民戦線のマリーヌ・ルペン党首に代表されるように、大衆迎合的なポピュリズムが台頭しているのが分かる。

    0
    2018年10月21日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題

    Posted by ブクログ

    「週刊こどもニュース」の前お父さんによる、広くて浅い世界の諸問題概論。全体的に平易な内容ながら、経済関連の話題だと時々理解できない箇所があって、そっちの方面にとことん弱いことを思い知らされた。

    0
    2018年10月20日
  • 知の越境法~「質問力」を磨く~

    Posted by ブクログ

    知の巨人、池上彰さんが越境を繰り返してきたことによって今があると語り自らの越境方法について語っている本書。
    ターゲットがビジネスマン向けだからかいつもの池上さんの本より少し難解。
    老若男女、様々な階層の人に向けて話ができるのが池上さんのすごいところ。
    内容としては自発的、受動的かは関係なくそこで新たな知識を手にし、それらを組み合わせることによって一段階自分の教養力を上げることができるという話。
    ホリエモンの語っている多動力とほとんど同じ話のように感じる。
    一見すると対照的に見える2人が同じようなことを話しているのはとても興味深い。
    きっとこれが真理なのだろう。

    0
    2018年10月18日
  • 平成論 「生きづらさ」の30年を考える

    Posted by ブクログ

    「崩御」? 
     天皇が亡くなるとそう言うんだ、へえ~、というくらいで、とくに厳かな気持ちにもならず自分にとっての平成は幕を開けた。
     「下血」という文字が新聞報道にも頻繁に載り、いよいよ容体が危ないとなると、学校も自粛ムードで、文化祭が取りやめになった。別に中止でもいいけど、天皇の具合が悪いのと、文化祭がなんの関係があるんじゃ?とブツクサ。
     
     不謹慎、不遜、なんて畏れ多い態度、と今なら思うが、馬鹿な10代男子の頭の中なんてそんなもの。
      
     平成の幕開けはバブルの余韻にまだまだどっぷり浸かったまま、何事もなく過ぎたが、異変は海外からやってきた。なんとソ連がなくなった!冷戦で二分されていた世界が、アメリカ一人勝ちの世界になっちゃった(かのようにみえた)しかしソ連という突っ返棒がなくなった途端に、世界では至るところで民族紛争が勃発。アメリカも石油利権のためにイラクを爆撃。戦争をおっぱじめる。

     日本ではバブルは弾ける。突如として就職戦線が南国リゾートから南極ブリザードになる。フリーターや派遣社員が増えた。しかし、それはそれで儲かる人から儲ければいいんじゃない?的なアメリカ模倣の新自由主義政策をとった政権運営のもとで貧富の格差は広がり、もう大変。平成はどんどん暗い時代に突入。阪神淡路大震災やオウムの無差別テロという未曾有の天災人災で人心の荒廃が進んだ。そしてこれらの災害をはるかに凌ぐ3.11の大津波と原発事故の悲劇。昭和が戦争と高度成長の時代なら、平成は災害の時代だ。
     
     平和に成るとの願い空しく、平成は実に生きづらい時代になってしまった。
     
     そんな生きづらい世の中で若者たちが、自己をどう捉え、何に自己を委ねようとしているのか。
    宗教(宗教的なものを含む)との関わりから読み解こうとした本。
     
     なぜエリートがオウムに走ったのか。イスラム教になんの興味もない日本の若者が、なぜイスラム国へ入ろうとしたのか。その根底には、先進国中でも断トツに低い自己肯定感がある。本当の自分はこんな姿じゃないはずだ。どこかに、本当の自分がいる。というなんかふわふわした自己投影像を持っている。
     
     そして確かな羅針盤を持たないまま、彼らはここじゃないどこかへ行ってしまうのだ。
     
     生きづらい=生き甲斐がない、という意味。病気や貧困などの問題を抱えてなくても、人間関係がうまくいかないと、自分なんかいてもいなくても同じと感じてしまう。
      

     だから自分が必要とされ、自分が輝ける場所を探す。それが平成を生きた若者たちの特徴。それが、カルト宗教だったり、スピリチュアルなパワースポット巡りだったり、ボランティア活動だったり、と向かう先は様々。ただ今いる場所を否定的に捉えているところは同じ。

     ぶっちゃけ昔からこういうタイプの人は一定数いたと思う。青い鳥症候群って言われていた。でもこのタイプが増えているなら、生きづらい場所が相対的に増えているのか、義務教育のプログラムがそういう方向に誘導し易いかたちに変化したのかだと思う。 

     この本の中で既存の宗教団体や僧侶の個人的な活動の広がりを、好意的に書いてる章があるのだが、正直言ってあまり可能性は感じなかった。宗教=祈り、というか、癒しの効用をアピールしてるだけのようで、セラピスト的な役割に限定している。
     
     宗教のダイナミズムを捉えてないという気がして残念。 
     
     納得する点もあれば、しない点もあるので、引き続き議論を重ねて欲しいと思う。

    0
    2018年10月18日
  • 小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!

    Posted by ブクログ

    樋口裕一さんの『小学生の学力は「新聞」で伸びる!』を読んで、もう一度新聞を取ろうかなぁ〜と、背中を押して欲しくて読んでみました。

    内容は、だいたい同じですね。

    2冊読んでみて意外だったのは必ずしも「こども新聞」でなくても良いとしていることです。とにかく新聞を身近に置いておく、触れることの重要性が解かれています。


    日経のデジタル版を頼もうかと思っていたんだけど、とりあえず、朝日新聞でもとってみようかなぁ。(^_^;)

    0
    2018年10月14日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題

    Posted by ブクログ

    雑誌連載の加筆・修正版。

    現在の世界の問題・課題を読み物としてまとめている。

    体系的なまとめではなく、あくまでも読み物なので、さらっと読めるが、自分にはなかなか頭には入ってきにくかった。

    宗教・民族・資源が世界を読み解くキーワードとのこと。

    20141231(108)再購入。成毛本。

    0
    2018年10月12日
  • なぜ、世界から戦争がなくならないのか?

    Posted by ブクログ

    2016年2月12日に放映された番組を新書化したもので、文章として見るとあっさりとした解説という印象が強く、著者ならではの深掘り、ツッコミがほとんど感じられない。
    戦争には、様々な動機が絡みあっているから戦争をなくすのは難しいで終わっては本書の意義が薄い。どうしたら戦争をなくせるのか、というゴールが示されなかったのが残念。

    0
    2018年10月10日
  • 池上彰のマンガでわかる経済学<1> 経済のしくみ

    Posted by ブクログ

    漫画なのでサラサラと読める。比較優位論が面白い。比較優位論は、市場規模が大きくなれば効率が増すということ。逆に見れば市場規模が小さくなれば効率が減るということ。ここで、効率とリスクが交換条件になる。

    0
    2018年10月09日
  • 知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術

    Posted by ブクログ

    カジノは賄賂を渡すための場所としても使われる

    佐川問題での国会議論は、事実、認識、評価を混同していた

    時間に耐えられない(ラインなどで返事が待てない)というのは、時間がかかる学習に耐えられないということで、非常に危ない


    池上さんと佐藤さんの対話形式で書かれているけど、この人たちは本当にいろんなことを知ってるな。
    文系と理系が融合したリベラルアーツだったり、世界の見方をわかっている。
    そんな教養をちゃんとつけられる日が私も来るのかなぁ。
    この本はトランプが大統領になった世界を中心に話されている。

    0
    2018年11月24日
  • 知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術

    Posted by ブクログ

    池上彰氏と佐藤優氏の時事問題に関する対談を掲載したシリーズ第4弾。今回は米朝首脳会談を経た北朝鮮問題、モリカケ問題やセクハラ問題に揺れた官僚と安倍政権、プーチン(ロシア)、エルドアン(トルコ)、トランプにみられる国際協調よりも自国優先を謳う政治家の台頭などを取り挙げています。
    「独裁・独断傾向を強める政治家の台頭の背景には、国際情勢の変化が激しすぎて民主主義的な手続きによる時間のコストに政治が耐えられなくなってきているから」という見方には大変共感を覚えました。
    電気自動車に対する政策の展開の速さなどは中国がかなり先行していますが、これも民主主義的ではなく中国共産党の一党支配だからこそ実現できていることを考えると、非常に説得力のある見解であると思います。
    北朝鮮のミサイルに対する警戒感よりも、核実験への警戒感をこそ重要視すべきであるなど、マスメディアから受け取る情報をそのまま鵜呑みにすることの危険性も分かり易く指摘しています。これまでの3冊と同じく、期待通りの1冊でした。

    0
    2018年09月30日
  • 池上彰の「天皇とは何ですか?」

    Posted by ブクログ

    天皇陛下と皇室についてのわかりやすい解説。象徴天皇を考えた時に、簡単に辞めますと言えない理由があるとは考えてもいなかった。安倍総理も「はい、分かりました」と言えなかったのは憲法の縛りがあったからなのか。でも国民の総意としては良い方向になったと思う。
    最後の元侍従長との対談は天皇陛下の人となりが分かり良かった。

    0
    2018年09月30日
  • 一気にわかる!池上彰の世界情勢2018 国際紛争、一触即発編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界情勢の全体感を掴むのには良い。
    ただ、幅が広すぎたので、少し踏み込み不足、薄っぺらかったかも?
    地域ごとにテーマを絞った方の池上本を読もうと思う。

    0
    2018年09月29日
  • おい、マジか。 池上彰の「ニュースを疑え!」

    Posted by ブクログ

    ジャーナリストである池上彰氏が様々なニュースを氏独自の切り口から鵜呑みにせずに新しい角度から見ることを提唱した一冊。

    トランプ大統領とロシアの関係や安倍政権で話題となったモリカケ問題や韓国や北朝鮮の内情や中東情勢など社会で話題となっているニュースに氏ならではの視点で解説されており、新しい視点を得ることができました。
    また、小池百合子都知事やライフネット生命の社長である出口治明氏などの対談も収録されており、氏だけではなく違った観点からのニュースの見方も知ることができました。
    また、イスラム教やエルサレムについてや経済などの基礎的なことも知ることができ勉強になりました。

    そんな本書のなかでもトランプ氏の戦略が炎上商法であることや小池氏の戦略については印象に残りました。

    本書を読んで池上氏の見識の深さに感嘆するとともに世界や社会の見る角度に新しい視点が加わった一冊でした。

    0
    2018年09月17日
  • 小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み物と同じ位新聞に触れる機会をつくる 言葉をどれだけ知っているかが学習効率を決める 新聞には、学力はもちろん、好奇心、考える力、多くのものの見方等を育むのに、大きな効果があります 子供の考えをうんと褒めてあげる 正解のない、あるいは答えが無数にある世界で、自分なりの答えを形作っていく力が、考える力です

    0
    2018年09月10日
  • 池上彰の世界から見る平成史

    Posted by ブクログ

    池上さんの本にはハズレが無い説健在。
    今回も勉強させていただいた。
    それにしても今の日本の悲惨な状況、政策の失敗が思ったほど効いてるんだね。
    過去を振り返るだけでなく未来を見据えるのにも役立つ一冊。

    0
    2018年09月08日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題9 分断を生み出す1強政治

    Posted by ブクログ

    ・アメリカ政治、イスラム国、日本の政治が簡単に且つ分かりやすく記載。
    ・日々、新聞を読んでる人にとっては目新しさは無いが、復習には良い。

    0
    2018年08月31日
  • 池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

    Posted by ブクログ

    先日、帰省した時に妹からもらった本。

    この本を巡って、
    なかなか充実した、楽しい話ができたのが
    平成最後の夏帰省の良き思い出。
    
    以下、少し内容を。
    
    日本人にとって、
    知っているようで全然知らない仏教のお話。
    開祖、ブッタのお話から始まって
    中国の儒教なんかにも影響を受けて伝わった
    日本の仏教について、
    日本における仏教の役割など、
    箇条書きにすると小難しく感じる内容も
    シンプルな言葉で書かれてあるので
    すんなりと入ってくる。
    さすがは『週間こどもニュース』の解説者。
    
    最近のお寺さんのあり方や、
    お葬式、お墓に対する考え方は
    まさに諸行無常な感じがするなぁ〜、と思った。
    
    第二章ではチベットの高僧、
    タムトク・リンポチェへのインタビューと、
    なんと、ダライ・ラマ法王との対談まで。
    お恥ずかしい話、
    チベットがそんなことになっていて、
    チベット仏教がそんなことになっているなんて
    知りも、そして知ろうともしてなかった。
    これもまた、煩悩だ。
    
    自分から手に取る本ではなかっけど、
    この本との出会いはいいご縁だった。
    面白かったです。
    

    
    
    

    0
    2018年08月29日
  • TBSテレビ「池上彰と“女子会”」 池上彰が「結婚」「お金」「仕事」についての疑問に答えます!

    Posted by ブクログ

    お金に関する本を探していたところ「池上彰と女子会」というタイトルに惹かれて読んでみた。旦那の年収と幸せは比例せず、お互いに会話をすることが大事というのが心に残った。世の中、お金も大事だけど他にも大事なことがあるんだと再認識できた。

    0
    2018年08月24日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

    Posted by ブクログ

    すでに書く力が中級程度にある人には、普通に行っていることが書かれている。もちろん参考になる部分もあるが、やはり書く力をつけるには、というところでまともなことをもう一度復習する意味では良書です。

    0
    2018年08月14日