池上彰のレビュー一覧

  • 知らないと恥をかく世界の大問題4

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    若者の失業率が50%の北西アフリカでは有力な就職先が武装組織。失うものが命以外何もないという悲しい現実。民主化しても原理主義ばかりが伸長するジレンマ。シェールガス革命でアメリカが中東から原油を輸入する必要がなくなればホルムズ海峡に第五艦隊を置く理由もなくなるという脅威。などなど。知らないことだらけ。大恥をかくところであった。日本のことさえ知らない。円安は石油、石炭の輸入が激増し貿易赤字が進み円をドルに換える動きが進行した結果。円安の立役者はアベノミクスでも金融緩和でもなく貿易赤字。いわば今の円安は悪い円安。競争力を失った産業も円安で一息つけるにしても活力が蘇るわけではない。大企業優先の経済政策

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    2014年03月16日
  • ノーベル平和賞で世の中がわかる

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    世の中のことがわかるというほどではない。
    ノーベル平和賞だけノルウェーが決めるというのが驚きだった。
    選ばれるのは、その時代のニーズや思惑がある。
    オバマさんが選ばれたのも、他の人が実績をもって受賞されているのを見ると何故?と思う。

    それでも、素晴らしい活動、行動力、考えをもった人達を知れて面白かった。

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    2014年03月03日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    10年以上前に話題になった『世界がもし100人の村だったら』と池上彰さんが、日本バージョンにした著書。

    いろんな立場にある人や状況を、100人の村の中で起きることとしてわかりやすく書かれていた。
    日本は恵まれている、自分は恵まれている、恵まれていない人たち、今日、今を生きることさえままならない人もたくさんいるってことを改めて再認識させられた。

    日本は殺人などの凶悪犯罪が激減しているにもかかわらず、体感する治安は悪くなっている。
    それは昔はローカルニュースだった地方の殺人事件も全国に配信されるようになったから。また、連日それについて詳しく掘り下げていく報道をするので、体感として治安が悪いと感

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    2014年02月28日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編

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    「長引く不況、さらにはグローバル化や高齢化への対応など、日本は世界の先頭に立っている(p1)」とのこと。
    そんな中で「経済学を知れば、この先の経済を待ち受けている希望や、それに伴う代償を正しく理解することができる(p261)」のであれば、学ぶに越したことはない。
    マクロ経済の基本を学べるこの本はとってもわかりやすかった(ただページ下の用語解説は本文とダブルので少し邪魔だ)。

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    2014年02月26日
  • 日本の決断 あなたは何を選びますか?

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    全体的に勉強になったが、時折見られる規制緩和推進の論調に首をかしげてしまう。

    国家はなくてはならないものだし、国内の産業や市民生活を守るためにも規制は必要。何でも変えろと言うのは言い過ぎだろう。

    確かに規制緩和が必要な場合もあるだろうし、完了が悪いこともあるだろうが、そこにフォーカスして議論を偏らせるのはいただけない。

    テレビで見せる物事を両方から見たフェアな論理展開に期待したい。

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    2014年01月28日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題3

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    シリーズ三作目。やっぱり考えさせられるのは震災後の日本。
    脱原発。高齢化社会。国の借金。
    いつこの国は破綻するのか本当に心配です。

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    2014年01月27日
  • 池上彰の憲法入門

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    日本国憲法を優しく解説。なぜ憲法改正の風潮が高まっているのか、憲法のどこが改正されるのか。自衛隊を明確に認めるよう憲法を変えるのですか、憲法を守る為に自衛隊を解散するのですか、それとも、憲法は変えず自衛隊を残す道を探るんですか、集団自衛権を認めるんですか、という話。

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    2014年01月25日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題2

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    世界の問題も知れるけど、それを知ると、同時に日本が抱えたある問題も浮き彫りに。
    本当にこの国は大丈夫なんやろか??

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    2014年01月23日
  • そうだったのか! 現代史パート2

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    それぞれの戦争の特徴を中心に解説されており、タイトル通り、現代史がざっと見渡せる。情報量・文章量が多く読み応えがあり、尚且つ分かり易い。歴史上の大きな事件や問題に対する解説に加えて補足のような細々としたコラムや写真も親切。このシリーズは図説がある方が頭には入りやすいと思う。
    文庫で読んだが、情報量が多く濃く戦争の話も多いので軽い読み物としては向かない印象。

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    2014年05月14日
  • 日銀を知れば経済がわかる

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    当たり前だと突っ込まれそうですが、日銀て全国に支店があるんですね。中学校で習った公定歩合制度がなくなったことも知らないのに、よく為替取引に手を出していたなぁと自分の無識ぶりに呆れました。
    よく考え抜かれた手堅い説明を、とんでもなく柔らかい口調でしてくれるので非常に助かります。

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    2014年01月18日
  • 大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」

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    約半分は宗教のこと。残り半分はイスラム教に関わる戦争のことが、書かれています。
    タイトルに「子どももわかる」とありますが、子どもには難しいように感じます。大人にはわかりやすいです。
    イスラム教を知るには、ユダヤ教やキリスト教を知らなければなりません。世界の知るには、宗教は外せないと思います。

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    2013年12月26日
  • 池上彰の憲法入門

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    わかりやすく丁寧に書かれた本。

    日本国憲法について、その経緯や解釈を1つ1つ丁寧に教えてくれる。
    なので、あっという間に読みきれる。
    憲法について知りたいと思った人が入門として読むにはよく出来ているなと思う。

    内容については、今の世論や現政権が何をしようとしているかが書いており、リアルタイムな内容となっている。従って、内容が身近に感じられる。

    あくまで初心者向けかなと思う。(まぁ、タイトルが「入門」とあるくらいなので・・・入門書としては、結構いいと思う。)

    「私的」には、もうちょっと踏み込んだ内容が欲しかったという点で★3とした。

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    2013年12月21日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題4

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    この人の積極的な政治的意見を聞いてみたいとも思うが、解説の客観性を損なうと思っているのか、そこに関しては踏み込みの浅さったらない。
    客観性の検討、避けているテーマが無いか、この辺りがそろそろ評価される頃だろう。

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    2013年12月11日
  • 増補 池上彰の政治の学校

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     網羅的に日本の政治の現状がかかれているので、政治のことはわからないけどとりあえず知っておきたいと言う人にはちょうど良いと思う。

     アメリカやイギリスのことも多少書かれているが参考程度。

     政治家を育てること、国民を育てること。
     鶏が先か卵か先かのような問題だが、民主主義を実行して行くには避けられないテーマについて、最後に少々書いてあるが、これが、この本全体を貫くテーマになっている。

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    2013年11月21日
  • 池上彰が聞いてみた「育てる人」からもらった6つのヒント

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    池上彰さんが王氏、瀬戸内氏、乙武氏など6名と対談したことをまとめたもの。特に「教育や先生」について対談の最後にコメントを求めているのが特徴。

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    2013年11月09日
  • 池上彰の情報力

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    アイデアは常に考え続けてなければならない。常に問題意識を持ち、集中的に考える時間があってこそ、その後に実りがやってくる。

    考え抜いた末に気分転換をするとアイデアが浮かぶという原理
    これを、アルキメデスの法則 池上彰さんは呼んでいる。

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    2013年11月07日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    統計元も載っているので関連することが知りたい場合、自分で調べられるINDEXのように使える。

    ◎気になった数字メモ

    ・個人負担の教育費の高さは3位
    (1位韓国、2位USA)

    ・公的教育費はOECD加盟国中27位

    ・けれど常に学習到達度テストで上位

    ・日本の失業率の計算方法は欧米と違うので、6%前後だが、
    同じ計算方法にすると10%超える

    ・GDPに占める国民一人当たりの医療費は先進国で最低
    2008年の医療費34兆円 1.5倍になってやっとOECDの平均弱
    →けれどWHOによると日本の医療制度は世界一

    ・乳幼児死亡率が先進国で最悪
    →集中治療室の未整備などで

    ・凶悪犯罪は10万

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    2013年10月25日
  • 池上彰の情報力

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    池上彰さんの情報収集術についての本。
    2004年出版なのでiPhoneの無い時代だが、池上さんにとってはそもそも関係の無いことだろう。

    基本的にはアナログ中心で、記事を切り抜いてスクラップしたりといったことが書かれている。
    スクラップは有用な方法だと思うが、時間対効果で推測すると、手を出しづらい。

    人から情報を聞き出すときには、適切な頷きと教えを請う姿勢が大事だと書かれている。
    これは営業の仕事にとっても通ずることだろう。
    さっそく意識して実践してみたい。

    池上彰さんのニュース解説本はとてもわかりやすいが、情報収集術に関しては、デジタル志向の私とは若干異なるアプローチであった。

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    2013年10月20日
  • 先送りできない日本 “第二の焼け跡”からの再出発

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    中立を信念にしているとずっと見受けてきたが、実は本音が明確になって見える先生には珍しいシリーズだ。TPPには基本賛成、原発は条件付きで反対。リバタリアンでもある。

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    2013年10月19日
  • 日銀を知れば経済がわかる

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    p-7「倒産保険」
    「クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)という企業倒産の損害を補償する保険があり、AIG等が倒産すると支払いが増える」

    p-9「金融安定化法案」
    「2008.9.29金融機関が保有する不良資産を公的資金で買い取る法案が否決⇒株価暴落
     2008.10.3法案を修正して成立⇒手遅れ」

    p-12「CP買い取り」
    「日銀が企業から直接CP(安全でない資産)を買うのは極めて異例」

    p-29「ペイオフ」
    「1971年からペイオフあったが、1990年代のバブル時に注目され、1996年にペイオフ凍結。2002年からペイオフ解禁し始めたが未だ一部凍結中」

    p-40「日銀の役割」

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    2013年10月13日