池上彰のレビュー一覧
-
購入済み
新聞批評がメイン
新聞活用術を習得する為に読みましたが内容は新聞批評がメインです。新聞社、記者へのメッセージが多くタイトル、小見出しが後付けされた感があります。一般紙についての知識が深まり裏話等も読めますが購入目的とズレる点にはご注意。
-
Posted by ブクログ
ニュース解説でお馴染みの池上彰氏のお金からみる国際情勢について書いた一冊。
ニュースを見てて取り上げられる国際問題とお金との関係が本書を読んで理解できました。
紙幣からそれぞれの国の状況というのが鮮明に映し出されることを感じました。
現存してる人物を肖像画として紙幣には使わないことやドル紙幣の流通してる現状など知らないことも多く、イスラム教のシーア派とスンニ派の構造の仕組みやシリアの難民キャンプから経済が発展していく姿は凄く考えさせられるものがありました。
また日本のODAでの国際貢献は知らなくて、非常に勉強になりました。
お金という紙に載っている肖像画や記号からその国の情勢が如実に反映し -
-
Posted by ブクログ
「アメリカ合衆国」を知っているようで、知らないことが多い。政治、行政、司法の仕組み、建国の精神、米国史等々、本著より「アメリカ合衆国」の基本的な事項を整理することができた。
自由・正義を標榜する傍ら、自らの価値観を他国に押し付ける傲慢さ。。。二律背反的な混沌とした多様性の中で、合理的に判断していくことに猛烈なエネルギーが必要とする社会。とにかく「アメリカ合衆国」は判り難い国である。
報道の自由、黒人差別の問題、オバマ政権の低迷等、問題を抱える一方で経済力は回復。直近の米国の状況も大きく変わってきており、それこそが米国の最大の特徴であるダイナミズムなのだろうか。
直近で起こっていることも、歴史 -
Posted by ブクログ
ネタバレ①金融とは:私達は預金で銀行にお金を貸している・
②日銀は銀行の銀行:最後の貸し手・
③政府の銀行:国債の発行・
④発券銀行:紙幣を発行する・
⑤紙幣はいくらでも発行を出来る:紙幣の歴史「モノ→金・銀→紙幣」
⑥日銀の誕生:政府紙幣・銀行券の発行を統制するため・
⑦公定歩合はなくなった:金利調整をおこなう・国債を売買する・
⑧政府委員会とは:審議委員会(総裁・副総裁・外部から6人=計9人)の常勤・金利政策決定会合(毎週火・金=多数決で決定)・中央銀行は独立性が大切(政治と日銀の独立性=パーティーが盛り上がっている最中にパンチボウルを取り上げる)・新日銀法で独立性が高まった・
⑨ゼロ金利政策で悪 -
Posted by ブクログ
ネタバレ①テレビでプレゼンを学ぶ:資料はホッチキスでなくクリップ留め→前後の内容を即座に見渡せるため。原稿は3パートに分ける→話のキモを示すため。「予習をキチンと行う」「キーワードを一般論にする」「話の焦点を合わせる」
②話のキモをみつける:自分が何がわからないかを知る→人に話す。フロー情報(新聞・ニュース)でわからないことを見つけ、ストック情報(本・サイト)で勉強する。
話のキモは「そもそもなぜ~なのか?」に落ち着く。
プレゼン準備→冒頭に「とにかく素晴らしい」それは~だからです。と続けて冒頭の素晴らしいの部分を削除。→結論から始める。+上司の質問ぞ考えておく。
③プレゼン力を伸ばす:相手に図(絵)