池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ国内政治、世界情勢等が池上さんならではの視点でわかりやすく解説された一冊。またも自分の無知を痛感。もっと勉強が必要だ。
・デンマーク消費税25%・・・高い、との不満は聞こえて来ない。教育費、医療費が無料で、老後の心配がいらないから。自転車を利用する人が多い。何故か。自動車登録税は180%。つまり本体価格の3倍になる。「取れるところから税金を取る」方針が徹底。
・内閣支持率・・・調査の多くは有権者に電話をかけてアンケート。偏ったものにならないよう、様々な工夫がされている。テレビ番組での簡易的世論調査はインターネットが多い。新聞社は面接方法、電話方法。どちらも無作為で調査対象を選ぶ。電話方法は今ではRDD法。(コンピューターでランダムな番号に電話する)
・衆議院選挙は小選挙区比例代表制・・・小選挙区は全国を300の選挙区に分け、ひとつの選挙区からひとりが当選。ただ死票が出る為、比例代表(全国を11のブロックに分け、獲得票数に応じて政党の当選者数が決まる。)を導入。惜敗率という物差しが導入された為、最後まで手を抜かずに頑張る仕組みに。
・小選挙区で勝ち抜いた議員は金バッジ組、比例単独で当選した銀バッジ組、小選挙区で落選し、比例代表で復活した銅バッジ組、と地位に差がつく。
・マイナンバーカード・・・身分証明書代わりにも。個人識別番号を統一して管理出来る。年金の基礎年金番号、医療の健康保険証の番号、介護保険の被保険者番号に雇用保険の被保険者番号、などの管理が出来る。まだ実施は未定。
・アメリカは選挙の際、ネガティブCMが多い。ロムニー候補、オバマ大統領の攻防。攻撃相手が実績として売り込んでいる材料をマイナスに転化させる。 -
購入済み
新聞批評がメイン
新聞活用術を習得する為に読みましたが内容は新聞批評がメインです。新聞社、記者へのメッセージが多くタイトル、小見出しが後付けされた感があります。一般紙についての知識が深まり裏話等も読めますが購入目的とズレる点にはご注意。
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Posted by ブクログ
ニュース解説でお馴染みの池上彰氏のお金からみる国際情勢について書いた一冊。
ニュースを見てて取り上げられる国際問題とお金との関係が本書を読んで理解できました。
紙幣からそれぞれの国の状況というのが鮮明に映し出されることを感じました。
現存してる人物を肖像画として紙幣には使わないことやドル紙幣の流通してる現状など知らないことも多く、イスラム教のシーア派とスンニ派の構造の仕組みやシリアの難民キャンプから経済が発展していく姿は凄く考えさせられるものがありました。
また日本のODAでの国際貢献は知らなくて、非常に勉強になりました。
お金という紙に載っている肖像画や記号からその国の情勢が如実に反映しているということを感じました。
本書を読んでお金から国際情勢についての知識が深まり、ニュースを見る時の新しい視点が出来ました。 -
Posted by ブクログ
「アメリカ合衆国」を知っているようで、知らないことが多い。政治、行政、司法の仕組み、建国の精神、米国史等々、本著より「アメリカ合衆国」の基本的な事項を整理することができた。
自由・正義を標榜する傍ら、自らの価値観を他国に押し付ける傲慢さ。。。二律背反的な混沌とした多様性の中で、合理的に判断していくことに猛烈なエネルギーが必要とする社会。とにかく「アメリカ合衆国」は判り難い国である。
報道の自由、黒人差別の問題、オバマ政権の低迷等、問題を抱える一方で経済力は回復。直近の米国の状況も大きく変わってきており、それこそが米国の最大の特徴であるダイナミズムなのだろうか。
直近で起こっていることも、歴史を振り返ることで、その解釈に深みが出てくる。
著者は、米国に長く滞在していたわけではないので、あくまでも知識の整理という側面が強く、考察も教科書入門編的なところがあり、その意味では物足りなさを感じた。でも、このように押えるべき事項をコンパクトに纏める力こそが著者の卓越した能力なのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ①金融とは:私達は預金で銀行にお金を貸している・
②日銀は銀行の銀行:最後の貸し手・
③政府の銀行:国債の発行・
④発券銀行:紙幣を発行する・
⑤紙幣はいくらでも発行を出来る:紙幣の歴史「モノ→金・銀→紙幣」
⑥日銀の誕生:政府紙幣・銀行券の発行を統制するため・
⑦公定歩合はなくなった:金利調整をおこなう・国債を売買する・
⑧政府委員会とは:審議委員会(総裁・副総裁・外部から6人=計9人)の常勤・金利政策決定会合(毎週火・金=多数決で決定)・中央銀行は独立性が大切(政治と日銀の独立性=パーティーが盛り上がっている最中にパンチボウルを取り上げる)・新日銀法で独立性が高まった・
⑨ゼロ金利政策で悪戦苦闘:量的緩和(国債を日銀が買い込み→銀行の日銀当座に振り込む→銀行預金の増加)・ゼロ金利=銀行貸出の利子がつかない(手数料や送金で-の可能性も)
⑩景気の動向を監視:日銀短観(年4回発行=企業のアンケート結果)・金融経済月報(毎月)・展望レポート(年2回=日銀からの経済展望)・桜レポート(地方の現場の声を収録)
日銀の資料=マクロ視点(短観・経済月報)ミクロ視点(桜レポート)